中国政府が香港の次期行政長官に元治安当局トップの李家超(ジョン・リー)氏を据えてから1週間もたたないうちに、宗教の自由を標的にし、90歳のカトリック高位聖職者・陳日君(ジョセフ・ゼン)枢機卿等、4人を逮捕しました。
4人は、2019年の民主化運動に参加した香港市民に法的支援・医療費その他の支援を行うために寄付を受け付けた「612人道支援基金」の信託人だった。
今回の逮捕は、香港の政治犯を弁護する者はすべて阻止するという中国の考えを浮き彫りにする。中国でそうであるように、次は被告側の弁護士が標的になるかもしれないと、WSJ。 . . . 本文を読む
中国共産党政権への批判的姿勢で知られる香港紙、蘋果日報(リンゴ日報)は24日、同日付の朝刊を最後に発行を停止ししました。
1面には23日夜、雨の中を同紙のオフィスビル前に集まり、最後の編集作業を応援する香港市民の写真を載せました。最後となる朝刊は通常の10倍以上に当たる100万部を発行したのだそうです。 . . . 本文を読む
香港の自由と自治を守る運動に8年以上携わってきた3人の民主活動家、黄之鋒、周庭、林朗彦の3氏が昨年(2019年)6月21日の香港警察総部前の“違法集会”に関与した罪で同年8月に起訴されていました。
その最終公判が11月23日に西九龍裁判所で行われ、3氏は起訴事実を争わず、罪を認めたとして、即時収監されました。
「違法集会煽動の罪」は最悪禁固5年の重い刑が出る可能性もあり、世界中が3人の若い“政治犯”たちの身を案じて、この件を報じているが、香港の若者のたちのために私たちに何ができるかを、今改めて一緒に考えてほしいと、元産経新聞北京特派員の福島香織さん。 . . . 本文を読む
「香港国家安全維持法」(国安法)が6月30日に施行されて3カ月が過ぎる中、中国の国慶節(建国記念日)に当たる1日、香港で中国への抗議活動があったのだそうです。
中国本土では共産中国の建国記念日を祝う日でしたが、自由が失われつつある香港ではその逆で、黒い服を着た市民が繁華街で無言の抗議を行ったのだそうです。 . . . 本文を読む