遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

中国国防白書

2006-12-30 23:00:40 | EEZ 全般
 中国政府は29日、「2006年国防白書」を発表しました。  国務院新聞弁公室が、2年に1度発表しているもので、5回目になるそうですが、内容は、国防費が低いことや兵員削減を進めていることのPRと、米軍のアジア・太平洋地域の軍事力増強と日米の連携強化、日本の軍事の外向化、北朝鮮のミサイル試射と核実験実施、台湾に対する米国の支援などについて触れています。  また、「核と通常兵器の両手段による近代的な海上作戦能力を持ち、情報化を海軍の近代化建設の重点に置く」と唱っています。 . . . 本文を読む
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思い起こすのは、露の条約破棄対日宣戦布告

2006-12-23 21:14:29 | my notice
 ロシア政府の政策で、「サハリン2」の株式の過半数が、「ガスプロム」へ譲渡されることになりました。  契約文書に署名したプーチン大統領は、21日、外資が示した「柔軟な姿勢」に感謝を示すと同時に、2008年に本格化する北米や日本などへの液化天然ガス(LNG)輸出義務を契約通りに果たすだろうと強調したとのことです。 ロシア=ソ連は、第二次大戦で勝敗の行方が明らかになった段階で、日ソ中立条約を破棄し南侵を開始し、終戦後も北海道占領を目指し米政府の抗議を受けるまで侵攻し、千島列島と樺太を手に入れ、国後択捉歯舞色丹 4島を今でも実効支配し続けています。  今回の、8割完成し稼働の収益が見込まれる段階になって、強引に契約を変更させるロシアのやり方は、国家間の条約を破棄する当時のお国柄から変わっていないようです。 . . . 本文を読む
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防衛省の中身

2006-12-17 16:21:44 | my notice
 防衛庁が来年1月に防衛省に昇格することが決まりました。  覇権を拡大する中国、竹島を武力で不法占拠しつづける韓国、核やミサイル、拉致などのテロ行為の北朝鮮、『帝国シンドローム』状態に陥り始めているロシアといった近隣諸国に接する我が国の近況では、日米安全保障条約に頼り切る国防ではなく、自国を自分の力で衛るためには、国防の政策、軍事力の拡充は国の存亡にかかわる急務ですが、防衛省への昇格がその第一歩として不可欠であり、ようやく1月に実現の運びとなったことは、大歓迎です。  しかし、長官から大臣になり有頂天の久間長官のテレビの画像を見ていると、防衛省の中身に不安を感じていたのですが、各紙も防衛省のもつ役割と現状について触れています。 . . . 本文を読む
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イラク派遣延長の航空自衛隊

2006-12-10 16:48:32 | my notice
 米連邦議会の超党派諮問機関「イラク研究グループ」(ISG)の報告書が、米国及び、部隊を派遣している各国、中東アラブ諸国で、様々な論議を活発化し始めています。  米英のブッシュ米大統領とブレア英首相の会談では、ISG報告書に対して踏み込んだ発言はなく原則論に留まり、米英の結束を確認されたようです。さらに、米英同盟の結束の重要性を訴えたなかで、ブッシュ大統領は同日(日本時間8日)が65周年にあたる真珠湾攻撃に言及。「大戦では難局にもぶつかったが、米英の指導者は勝利への力に疑問を抱かなかった」と、イラク戦での難局克服を訴えたそうです。  そんななか、日本政府は8日、イラク復興支援特別措置法に基づく基本計画を変更し、今月14日で期限切れとなる航空自衛隊のイラク国内での空輸活動について、同法の期限である来年7月31日まで約半年間延長することを閣議決定しました。 . . . 本文を読む
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ガイダル元第一副首相が、入院前に日経と会見

2006-12-03 20:32:35 | my notice
 ロンドンで変死した、KGBのアレクサンドル・リトビネンコ氏と前後して、元第一副首相のガイダル氏が原因不明の体調不良で入院し注目されていますが、11月24日に入院する前に日経の記者と会見し、プーチン政権の強権体質と企業の国家管理政策を批判していたのだそうです。(12/2 日経朝刊) . . . 本文を読む
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