東シナ海の離島への中国の脅威や、北朝鮮の不審船への対応能力を高めるため、防衛省は、独自開発を進めてきた無人偵察機(UAV)を実用化し、平成21年度に航空自衛隊に導入するのだそうです。
陸上自衛隊が導入している、無人ヘリコプターのFFOS(Flying Forward Observertion System)はありますが、固定翼の無人偵察機の導入ははじめてなのだそうです。 . . . 本文を読む
読売の 9 日の朝刊で、来る12日の日韓首脳会談で、竹島問題を議題に取り上げる考えがないと、韓国の外国通商省の報道官が発表したとの小さな記事がありました。理由は、「韓国政府には、竹島問題について譲歩したり、日本側と外交的に交渉したりする考えが全くなく、今回もこの方針に基づいて会談に臨む方針」とのこと。
事前折衝が行われている結果での記者会見発表なのですが、日本政府はこの発言に対し、どんな反応をしているかは、遊爺の検索の限りでは見つかりません。事前交渉で、竹島問題を取り上げようとする日本側に対する答えだと思われますが、言われ放題で放置していて良いのでしょうか?
と、怒りを覚えながら検索していたら、時を同じくして韓国の主要各紙が社説にまで取り上げて、竹島の領有を外すと日本政府が政令を出していたと、大騒ぎなのです。 . . . 本文を読む
東シナ海を「平和・協力・友好の海」にすることが、昨年 5月の両国首脳会談を機に進められ、「翌檜(あすなろ)」の南側海域での共同開発と「白樺(しらかば)」への日本の出資が、6月に合意されていました。
白樺への出資については、中川昭一元政調会長は「中国の法律の下、中国の企業に出資する。明治時代の不平等条約みたいなものだ」と批判、中国の武大偉外務次官も「日本は(白樺の)主権が中国にあると承認することに同意した」と述べるなど、後世へ問題を残した部分がありますが、問題解決への進展の為日本が大幅に譲歩していました。
胡政権と、東シナ海ガス田 - 遊爺雑記帳
ところが、6月の合意直後から、継続協議となった「樫」と「楠」のうち、「樫」では中国側独自の開発が進められ、このほど掘削を終了し、石油と天然ガスの採掘が開始された様だということです。 . . . 本文を読む
今年の主要 5紙の元日の社説は、世界同時金融・経済危機についてでしたね。
最近の報道の姿勢について論評された記事を年末に見かけましたが、大局を見ずに些末なことを針小棒大に騒ぎ立て、批判するばかりで、しかも信念にかけ日替わりでふらついている。といった内容でした。
遊爺は、批判ばかりで信念を持った主張が少ないことには賛同しますが、同時に、打算的とも推測できる、特定の意思でフィルターがかかり、そのためには些細なことに騒ぎ立てたり、国家(=国民)にとって重大なニュースをさらりと流したりしているように感じています。
さすがに念頭の社説ですから、危機の犯人の追及に終始し嘆くばかりではなく、脱出に向けて日本がどうすればよいかに言及されいいました。 . . . 本文を読む