小沢氏の政策より政局優先、亀の復讐怨念で、時計の針のまわり方が、鳩が言うのとは反対に昔へ逆回りする郵政改革法案が閣議決定されました。
金融界、産業界ほかの世論は勿論、民主党内でも異論が出ていたのですが、小沢と亀とのごりおしで、粛々と進められている成立へのセレモニーは、このまま何事も無く進められていいのでしょうか?国会審議の時間は少なく、与党は自民党の末期のように強行可決させるのは目に見えていますが、世論の高まりで強行採決を阻止し、今国会での成立は食い止めたいものです。 . . . 本文を読む
鳩山内閣が、行きづまり瀕死の状態にあることは、諸兄がご承知の通りです。
何故行き詰ったのか。ひとつの解として「政治主導」にこだわりすぎ、官僚の知識や経験を遠ざけたからとする記事がありました。内容は、みるだに恐ろしい、国=国民の安全保障を、未熟な政府がゲームで遊んでいるか、米紙に指摘された、現実から遊離した自分だけの世界を漂っている政権運用の実態が明らかにされています。
そして、切羽詰まって官僚に助けを求め、答えは、13年間かけて叡智を尽くした現行案に戻ったのでした。 . . . 本文を読む
沖縄県民大会には9万人もの多くの県民が集結し、盛り上がりを見せました。鳩山氏が県外・国外と煽ったことへの県民の期待の大きさと、それにも増した裏切りへの怒りが爆発したものであることは、今更申し上げるまでもないことです。民主党政権に生活展望を振り回されている、徳之島の方々も含めた皆さんの怒りは想像を絶するものがあります。
ただ、報道によれば大会に参加された方々にもいろいろな、お考えがあるようですし、見逃されそうな小さな報道もあるようで、簡単にはわりきれないのがこの問題の根深いところですね。 . . . 本文を読む
内閣支持率の急落は続いていますが、投票政党別の世論調査で、フジテレビの「新報道2001」の結果で、自民党が民主党を上回る支持率を獲得したそうです。
フジテレビ・「新報道2001」の世論調査(4/22調査)では、「夏の参院選の投票先」について、民主党が政権交代後ついに自民党に追い抜かれています。これは、今月初旬の、ANNの調査結果に続いて、2例目となります。 . . . 本文を読む
舛添氏が離党しました。
遊爺は、かねてより自民党をぶち壊した改革をすべきだし、自民党改革が出来なければ、日本改革という大きな仕事も出来ないと、新党より自民党に留まり改革することを願っていました。が、孤立無援となり、更に去就が定まらないことへの批判が強まることで、追い出される形となりました。
これは、行政改革、公務員制度改革に孤軍奮闘し実績を挙げながらはしごを外され、自民党から出て行かざるをえなくなったみんなの党・渡辺氏と似た結末です。厚生労働大臣時代の、一身に非難を浴びながら精力的に動いた実績を評価する世論の支持をている数少ない議員を失う自民党にとっては、支持率減の歯止めが無くなる可能性が大きいと考えられます。 . . . 本文を読む
中国の艦隊が、沖縄本島と宮古島の間を通り太平洋へ抜けていました。
中国の遠洋への覇権拡大の始まりを告げるものと、多くの諸兄も警鐘をならしておられ、遊爺も、第二列島線進出が本格化すると、沖の鳥島の攻防が激しくなりますねと書いていました。
なんと、沖縄を横断した艦隊はその足で既に沖の鳥島に向かい、日本のEEZ内に侵入し島を一周するように航行し、20日現在も同島西方海域で活動中なのだそうです。
これに対し日本政府は、中国艦艇の航行について、11日までの情報は日中首脳会談後の13日午前に公表したが、その後のことは、中国政府への対応を含めて明らかにしていないのです!!! . . . 本文を読む
今朝のTBS・時事放談(16日収録)で、仙石氏が衆参同時選挙に触れたことが話題になっていました。独りでは何も出来ないで、枝野氏などの援護を受けながら行動する仙石氏、ここでは、飯尾潤政策研究大学院大学教授の応援を得ての出演でした。
オバマ大統領と鳩山氏の不首尾な会談、内閣の支持率低下(時事通信=23.7%)、普天間5月決着などに飯尾氏の援護を受けながら説明していました。普天間のひとつの理由で辞職はないとし、辞職をするとしたら自民党が総理を国会議員だけでコロコロ変えたことを鑑み、解散して民意を問うべきという趣旨の発言でした。
勿論、支持率の低下が、普天間ひとつの理由でもないし、普天間問題が日米同盟や東南アジアの安全保障へ及ぼす影響の危機感不足は、仙石氏、飯尾氏に共通していることで、現状の認識の甘さがあふれていました。 . . . 本文を読む
小鳩政権が、選挙用マニフェストから削除していながら進めようとしている「外国人参政権」、内容が知られてくるにつれ反対意見が増えてきています。3月21日付の産経で、賛成から反対に転じる県があいついだことから、反対の県が、賛成の都道府県数を上回ったと報道されていましたが、4月16日付の産経では反対の県が更に増えて、3月に28県まで増えていたものが、35県にまで増えて、賛成が16都道府県から10都道府県に減ったのだそうです。 . . . 本文を読む
中国の海洋作戦が遠洋へむけ拡大されていることは、諸兄がご承知のとおりです。
ソマリア沖の海賊対策での艦船派遣は、絶好の機会とばかりに日本より早く実施しています。インド洋の海自の撤退後の後釜も狙っているとかいないとか?
今月初め頃、産経で「真珠の首飾り作戦」を連載し、中国のインド洋での覇権拡大の状況を伝えていました。南シナ海は、ベトナム海軍と戦火を交え勝利し、フィリピンからの米軍撤退もありEEZの主張を武力で押し切り、制海権を確保しています。
東シナ海でのEEZは、ガス田は軍艦で護り日本が調査船を出す場合には軍艦を出すと脅しをかけ、尖閣から沖縄へかけての覇権拡大を進めています。そして、太平洋はハワイから東を米国、西を中国で統治しようと言っていた中国海軍は、次の目標である第二列島線までの制海権確保に向けた動きを本格始動させてきたようです。 . . . 本文を読む
「内閣支持率 ついに20%台突入」で、「NNNとNHKの世論調査のうち、NNNの結果です。テレ朝でもニュースで取り上げていましたね。」と書いていましたが、ANN世論調査も同時期に実施されていたのでした。
ネットで検索したのですが以下の例の様に、3月やそれ以前の結果しか引っかからなかったので、4月も20日過ぎだと、思い込んでいました。28.6(NNN)と、28.5(ANN)で、数字も違っていたのですが...。(言い訳) . . . 本文を読む
先月、30%台をなんとか踏ん張っていた内閣支持率も、低下の勢いが止まらず、ついに危険ゾーンの20%台突入が出ました。今日(4/12)発表された、NNNとNHKの世論調査のうち、NNNの結果です。テレ朝でもニュースで取り上げていましたね。
そして、普天間移転が5月末までに決まらなかったら鳩山総理は退陣すべきが、NNNで約50%、NHKで36%と、いずれも退陣すべきが上回る結果が出ています。
そんな今日、首脳会談を拒否された鳩山氏ですが、普天間移転の説明をして理解を求めるといいながら米国へ出立しました。
5月末まで1ヶ月半、風雲急を告げてきました。 . . . 本文を読む
民主党マニフェストの「4」には「高速道路の無料化」が謳われていました。
前原国交相は9日、新制度について発表をしました。是非よりも自民党政権の施策を変えることを優先する今の政府のやり方をここでも反映し、現行の割引制度を白紙に戻して切ったり張ったりした内容で、近距離は無償化とは反対の値上げになるものでした。これまでのものが複雑で把握できないものを簡素化したと言うのですが、値上げをしたり廃止した割引制度で捻出した財源は、凍結されていた高速道路の建設再開にあてるのだとか。「コンクリートからひとへ」のスローガンは変えないと言うのですが...? . . . 本文を読む
鳩山首相と米国首脳との会談は、「トラストミー」裏切り事件以降、COP15ではオバマ大統領はおろかクリントン朝刊との会談も実現せず、たまたま(?)昼食会で隣り合わせの席となったクリントン長官との会話もありもしないことを会見で話し、顰蹙をかっていました。
キャンベル米国務次官補が、煮え切らない鳩山氏の頭越しに小沢氏の訪米を要請し、小沢氏は「オバマ大統領と会えるなら」と条件をつけていました。そこへ、小沢氏より前に、鳩山氏との首脳会談の話が出てきて、鳩山氏の面目が保てるかと思われていました。一方、小沢氏とオバマ大統領との会談は、小沢氏の政治資金疑惑が高まった折、困難との米国サイドの情報が報じられていました。
鳩山氏は、日米首脳会談に強い意欲を持っていたとされますが、米国側から拒否されたとのことです。 . . . 本文を読む
今日(4/5)は、恒例の各社の世論調査結果が発表されています。今回のポイントは、優柔不断な鳩山氏がもたらしたどつぼにはまった普天間移転と、亀井氏の暴走をとめられなかった郵政改革と、与謝野氏の離党がポイントでした。
結果はこれまでのトレンド通りの内閣支持率低下です。読売1面トップは、「内閣支持率急落」「普天間未決着なら『退陣を』」となっています。 . . . 本文を読む
日本の小学校教科書について、韓国・外交通商省第1次官がなにやら言っている(4/1)との小さな報道がありました。翌日、李明博大統領がハンナラ党の鄭夢準代表と会談し、鄭代表が実効支配強化の必要性を強調したのに対し、今後、同党などと協議していくと語り、「積極的に検討する」ことにしたのだそうです。
それが、今朝(4/4)の産経によると、すでに今年2月に設計契約を終え、9月に完成予定となっていて、改修後のヘリポートは、これまでの2.5倍となる内容なのだそうです。さらに9月には、日本の領海内に海洋科学基地の建設工事を開始するということなのだそうです。
そして大問題なのは、鳩山政権のこのことへの反応です。 . . . 本文を読む