第 4回アフリカ開発会議(TICAD4)は、30日の全体会合で、今後のアフリカ開発の方向性を示す「横浜宣言」を採択し、具体的な取り組みを盛り込んだ「横浜行動計画」を発表し閉幕しました。
開幕直前に、国内政変によるギニア、サントメ・プリンシペの首脳の来日不能や、カメルーン、チャド、赤道ギニアの首脳らのドタキャンが続き、ドタバタの開幕でしたが、アフリカ53か国のうち51か国が参加、首脳クラスは40か国(予定は45か国)の参加がありました。
2006年に北京で開催された「中国・アフリカ協力フォーラム」が35か国の国家元首を集めたものに劣らぬ数だと、日本政府筋は安堵したのだそうです。 . . . 本文を読む
川崎南高校が廃校になり、その校舎や跡地の利用を巡って、地元と県が対立しています。
生徒減に伴う閉校後の利用方法については、建設時に老人ホームや病院などに転用するとされており、敷地を囲う植栽は、PTAが1,500万円、県(?)が1,500万円を出して創られたものだそうです。
築26年で古くはなく、転用に備えてスプリンクラーの配管設備も備えられているのだそうですが、地元住民への説明は後回しにして、二転三転する根拠薄弱な理由で取り壊しをするのだそうです。
商業施設への用地転売を、地元の意向を無視して強行する姿は、中国でも最近は首にされる共産党地方幹部のやり方以下の姿勢で、文化度の高い神奈川県のやり方とは考えられない現実です。 . . . 本文を読む
胡錦濤主席の来日では、チベットの人権問題、東シナ海ガス田問題、ギョーザ事件の原因究明捜査の3点セットが注目されていました。(遊爺はCO2地下貯留技術協力のカードの切り方に注目。)
胡主席の出発前のコメントや世評から、大きな期待は出来ないと考えていましたが、両首脳の会談後のコメントでは、「大きな進展があり解決のめどが立った」(福田首相)、「重要な進展を遂げ、問題解決の全景が見えてきた」(胡主席)と語って前進をアピールしました。
おや?前評判と少し違う...一瞬思ったのですが、成果が無いのでリップサービスしているのだろうと直ぐ忘れていましたが、翌日の読売1面トップの「白樺ガス田共同開発」を見たときは、目を疑いました。
その後の報道などを注視していますが、どうやら胡錦濤主席は、自分を最も引き立ててくれた胡耀邦(当時)主席の路線を復活させようとしている気配が感じられます。つまり、日中関係の現状の歴史的転換を考えている!? . . . 本文を読む
中国の輝かしい成長の影で、水不足と水質汚染が静かに進行しているのだそうです。
黄河断流は、1970年代から見られるようになり、1990年代に、頻繁かつ長期的に見られるようになったのだそうで、水不足は黄河だけではなく、中国北部の多くの川が干上がっているのだそうです。
驚異的な経済成長を遂げる中国では、農工業の開発と都市化が急ピッチで進み、水需要が急増して、黄河が干上がりつつあり、しかも、わずかに残った水もひどく汚染されているのだと。 . . . 本文を読む