米国陸軍大学の戦略研究所が公表した、「中国の核戦力」と題する研究報告によると、中国軍が最近、核兵器に関する戦略を大幅に変え、日本や米海軍機動部隊に向けて配備している弾道ミサイルに、核と通常の両方の弾頭を混在させるといった、「核先制不使用」の方針を変える新戦術をとり始めたのだそうです。 . . . 本文を読む
海軍産業展示会・会議「IMDEXアジア」が、シンガポールで15~18日に開催され、アジア・太平洋諸国の海軍関連支出が今後10年間で総額1,080億ドル(約13兆円)に達し、米国の1,050億ドル、欧州の990億ドルを上回る見通しであることが、運営するIMDEXアジア社(英)のマリオット代表が調査結果として明らかにされました。
勿論最も多いのは、公表値を控えていても中国です。
中国は、さらに海軍力だけでなく、台湾有事に米空母機動艦隊来援を阻止する目的で、米空母攻撃用の対艦弾道ミサイルの開発に着手するとともに、ロシアから超音速長距離爆撃機も導入し、対米軍戦術を修正していることが、日台軍事筋から15日、明らかにされたのだそうです。
この新戦術では、米空母機動艦隊が台湾海峡への接近が困難となり、対中戦術の見直しを余儀なくされるというものです。
勿論、自衛隊も無力化し東アジア全体の安全保障にも大きな影響が及びます。 . . . 本文を読む
欧州への資源供給を握っているロシアは、中央アジア諸国の資源もロシア経由で輸送転売することで、大きな利益を得ています。
ロシア依存に危機感をもつ欧州各国や、旧連邦離れを進める各国では、ロシアを迂回し直接供給出来るルート案を検討しています。
プーチン大統領は、今回カザフスタン、トルクメニスタンを回りガス輸送ルートの主導権を確保した様です。 . . . 本文を読む
日米安全保障協議委員会(2プラス2)は共同発表で、「同盟の変革」と銘打って両国の絆の強化や、多国間の連携を打ち出しました。
中国や北朝鮮の日米分断策のせいか、すきま風が懸念される日米関係を、とりあえずは揺るぎないものであり、更に強化させることをアピール出来ました。
ただ、内容の実効には課題を抱えていて、諸手をあげて喜べるとは言い切れません。 . . . 本文を読む