イラクの治安の改善と民主化の進展が顕著になってきているのだそうで、ブッシュ政権の米軍増派の成果が評価されはじめているのだそうです。少しまえからそんな記事を見かけるようになり、信じられないでいたのですが、オバマ大統領候補の中東歴訪の発言で米軍撤退の延期の話が出るなど、泥沼からの撤退ではなく治安回復によるイラク政府への移譲という変化が見られるというのです。
この変化が本物だとすると、米国内は勿論、世界の昨今の価値観を変えるものになりますね。
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「食糧安全保障」が特に注目されるようになったのは、干ばつなど異常気象をきっかけとした食糧不足や価格の高騰、さらにそれが発展して、「穀物ナショナリズム」と言われるような、食糧の戦略物資化が予測を上回る急速な進展を遂げているからです。
世界中の国々が、国の安全保障の柱の一つとして、次々と対策を講じる中、日本政府は相変わらずの事なかれ主義の先送り振りです。お金を積んでも食糧が手に入らないという食糧不足が現実ものとなりつつあり、自給率が40%を切るというのに、時代に対応する農業政策の検討に着手するでもなく、今まで通りの政策を継続しようとしている政府、与野党の先生方が多いのは何故なのでしょう? . . . 本文を読む