オーストラリア総選挙の投票が行われ(11/24)、与党、保守連合(自由党、国民党)のジョン・ハワード首相(68)は退陣、労働党のケビン・ラッド党首(50)が次期首相に就任することとなりました。
しかも、ご本人の選挙区でも労働党が「刺客」として擁立した豪ABC放送の元人気女性キャスター、マキシン・マキュー候補に敗れ、78年ぶりの現職首相の落選ということで、政界を引退されるこになってしまいました。
「日豪安保共同宣言」で同盟関係を結ぶなど、日本にとっては忘れられない、数少ない理解者でした。 . . . 本文を読む
進展のない局長級協議で、我が国の試掘開始に対し軍艦を出して阻止すると発言する中国に、どの様な次の手を政府が準備しているか、注目しているのは私だけではなく多くの方々がいらっしゃいます。
安倍・温会談で、今年秋までに具体的方策を示すことで合意し、福田首相の訪中に向け準備が進められている中の日本側の試掘開始での局面打開と内容にも期待していました。
ところが、安倍内閣で今秋までに中国側に歩み寄りがみられない場合には試掘開始の準備始動として、海域の漁業補償交渉を開始し、日本側の強い意志を示し、対中交渉のテコとする考えだったことに対し、福田首相の決断でで漁業補償交渉の開始は見送ることに方針転換されていたのだそうです。 . . . 本文を読む
東シナ海ガス田開発についての、第11回局長級協議が都内で開かれました。(11/14)
共同開発を行う海域などで折り合いがつかず、日本側は11月中の再協議を提案し、中国側も検討を約束し、温家宝首相来日時の「今秋までの具体的方策の報告」への遅れに対し、外相レベルの協議実施について合意したとのことで、相変わらずの進捗ぶりとニュースを読んでいました。
ところが、今日(11/17)の産経朝刊での続報によると、日本側は局面打開に一歩踏み込んでいて、中国は現状変更に反発したようです。 . . . 本文を読む
大連立話の破談、ゲーツ米国防長官の初来日で、日本の安全保障、日米同盟、世界平和への日本のポリシィと役割の議論が盛んです。
民主党にその展望も政策も政権担当能力もないことは、今回顕在化しましたが、福田内閣も訪米を直前にして付け焼き刃の動きをしていますが、信念をもった展望がある様に見えてきません。 . . . 本文を読む
小沢党首と民主党によって政局の具にされ翻弄される国際貢献は、民主党の具体的な代案の提示もないまま時間が浪費され、補給艦「ときわ」は日本時間で11月2日午前0時に、第6護衛隊尾島司令の「国際社会で我が国の評価を高める事ができた。我々に付与された任務は日本への帰投だ。祖国日本へ向けて進路をとる」との指示でインド洋での各国との共同活動から離脱しました。
国際貢献に憧れて海自入りした若者も多いのだそうで、気温33度の炎天下の激務ですが、「海外でのあこがれの仕事を続けたい」「命令があれば戻ってくる」と若い隊員が語り、尾島1佐は艦内の雰囲気について次のように述べておられるそうです。
「我々は帰国しますが、(他国の)男たちがなを一生懸命、活動しているということです」 . . . 本文を読む