北朝鮮の水爆実験やミサイル発射実験に対し、国連安保理の制裁が全会一致で採決されましたが、米国が全会一致を目指すため、当初案より譲歩したことは衆知のことです。そこで米国は、安保理の制裁内容を補強する為、独自の制裁を実施することとし、各国にも独自制裁をよびかけ呼応する国が出て来ていることは、諸兄がご承知のことです。 . . . 本文を読む
日本が反韓国、親北朝鮮の政治運動の舞台として利用されている。当然、反韓国の先には厳しい反日がある。北朝鮮勢力は一見そうとは見えない形で日韓両国に深く浸透している。親北朝鮮勢力の時代錯誤の人脈が日韓両国にまたがる形で根づいていることを意識すべきと説いておられるのは、櫻井よしこ氏。 . . . 本文を読む
6,7日の米中首脳会談の注目度が高まっていますね。
ティラーソン国務長官が対北政策について、「戦略的忍耐の政策はもう終わった。あらゆる選択肢が検討されている。北朝鮮は安全で経済的に豊かな将来へと向かう道が核兵器や弾道ミサイル、その他大量破壊兵器の廃棄以外にないことを理解する必要がある」と、訪韓時に語り、オバマ政権時代の対北政策姿勢からの転換を明言していて、米中首脳会談で、どこまで取り上げられるか注目されていましたが、会談に先立ち、トランプ大統領が、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)とのインタビューで、「中国が北朝鮮問題を解決しなければ、われわれがやる」と語り、単独で「斬首作戦」や「限定空爆」に踏み切る考えを示唆したのでした。
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ワシントンの北朝鮮研究専門家の間で、ワシントンのジョージタウン大学の大学院に籍をおくスンミン・チョ氏が書いて学術誌「朝鮮研究国際ジャーナル」の最新号に掲載された、「金正恩暗殺の可能性に備える」という論文が話題を集めているのだそうです。
歴史上の実例に基づき、起こりうる金書記暗殺の4種類のシナリオを提示したもので、1979年10月の、韓国の朴正煕大統領が、旧友かつ腹心だった金載圭(キム・ジェギュ)KCIA(韓国中央情報部)部長に銃殺された、側近による単独行動のシナリオがもっとも可能性が高いと結論付けているのだそうです。 . . . 本文を読む
北のミサイル失敗は、とてもそれを笑えない日本のお粗末なMDの現状(政府と霞が関の防衛官僚)を世界に露呈することになりました。
遊爺も書かせていただいていましたが、メディアでもこの点を多く取り上げていて、失敗判明当初の北の失敗だけを取り上げる論調が、日本の現状に眼を向ける方向に修正されたのは、一安心させられました。
以下は、その後の報道などの情報から拾った記憶に留めておきたい話です。 . . . 本文を読む
北朝鮮のミサイル発射が失敗に終わりました。失敗を大失敗と言いなおして強調するテレビ番組のMCがいたりしましたが、日本の打ち上げ速報システムが作動しなかった方がもっと大失態です。
ミサイル打ち上げはそれなりの確率で失敗はあるしだから打ち上げ実験なのですが、対策の速報システムの失敗は洒落になりません。そもそも事前テストをしても音声が流れないという単純だけど致命的な障害が完治していませんでした。施工工事の検収がどのように行われたのか、常識では考えられないことです。
発射後、南西諸島上空には10分程度で到達するとされ、発射情報の緊急性から期待されたし大きくPRされたJアラートが機能しなかったことは、日本の防衛体制の質の悪さを世界に喧伝したことになりました。
しかも、韓国では発射されたと言っているのに、日本政府はだんまり...。原発事故時の無能さを想いだしました。
一寸安心したのは、自衛隊の最前線では情報を瞬時に受けて行動していたことです。 . . . 本文を読む
北朝鮮と深いかかわりをもつ極左政治団体への巨額献金で紛糾する菅と民主党。外国人からの違法献金返済の領収書の有無でも揉めていますが、今度は菅の北朝鮮訪問工作が露呈。6ヵ国会議、日米韓連携も絡む微妙で重大な外交案件すらも、己の延命策に利用するために秘密交渉をしていたと炎上しています。
管にすれば、混乱・紛糾することで目標の半ば以上は達成したことになるのでしょうが。 . . . 本文を読む
北朝鮮の密輸兵器がタイで摘発されたのは諸兄が既にご存じの通りです。何処へ運ぼうとされたのか、武器商人組織の実態はなど、これからの解明に期待したいところですね。
今回の事件に関連して、着目すべきは以下の2点だと考えます。
ひとつは、摘発できたのは米国の監視情報によるものであった事。二つ目は、国連決議を主導した日本が実行するための国内法を廃案にするなど、未だに国会で成立させていないことです。
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6か国協議の中で、米国によるテロ支援国家指定解除や、重油95万トン相当のエネルギー支援では、拉致問題の解決なしでは譲れない日本は「孤立」の懸念が強まっており、北朝鮮はそういう狙いで日本や拉致問題を無視する姿勢を強めています。
日本の大いなる外交努力と、確固たる姿勢が必要なのですが、民主党は、日本独自の「テロ支援国家指定」他の追加制裁案をまとめたのだそうです。
眉中の民主党とは思えない、驚きの案です。 . . . 本文を読む
韓国で暮らす脱北者らの団体、拉致被害者の団体などが、巨大風船を使って大量のビラを北朝鮮に飛ばしているのだそうです。
金正日総書記の独裁体制批判や健康問題を知らせる内容なので、北朝鮮側は南北関係の全面遮断にまで言及して、中止を求めていて、韓国政府もビラ散布の自制を求めているのだそうですが、団体側は「住民への情報提供が北朝鮮を変える近道」として継続を主張しているのだそうです。 . . . 本文を読む
北朝鮮産アサリの輸入は途絶えて久しいのですが、懸念されていた通り、中国産と偽って輸入されているものが発見されました。
中国籍の貨物船「HAIXING(ハイシン)3」の劉明国船長が逮捕されるとのことですが、下関海上保安署などは22日、外為法違反(無承認輸入)の疑いで貨物船のチャーター主である山陽小野田市の水産会社「藤遠貿易」や、輸入業者の「フジオカ水産」など数カ所を家宅捜索、資料を押収したのだそうです。
中国産を合弁会社に発注したと言っているそうですが、チャーターした船は、北朝鮮で積み込んだのに、寄港地を偽り入港しています。 . . . 本文を読む
政府は北朝鮮が核実験を実施した場合、制裁拡大を検討し、その柱として、船舶入港禁止の拡大を検討しています。
「万景峰号」に加えて一般の貨物船の入港を原則として認めない。農産物・水産物を輸出入規制品目に追加するといったものです。(10/5 読売朝刊)
写真は、イージス艦「金剛」 . . . 本文を読む
韓国が、北朝鮮支援と米国などの動きとの間で、挙動がはっきりせず、米韓関係がもつれ始めている様相です。
NIKKEI NET:(1/25)対北朝鮮金融制裁協議、韓国政府が米側報道文を否定
NIKKEI NET:金融制裁の参加を韓国に要請・米財務省、北朝鮮不法資金洗浄で
北朝鮮・金正日総書記の中国長期訪問の理由の一つとして推測されている、米国の偽札偽造とマネーロンダリングに対する金融制裁への . . . 本文を読む
スポーツの秋、食欲の秋が、天候にはあまり恵まれていませんが、深ってきました。
産経新聞(10/27)の記事によると、今年3月に話題となった「改正船舶油濁損害賠償保険法」の施行で減少していた北朝鮮からの船舶の入港が、9月は急増したのだそうです。
同法施工前の駆け込みで、今年2月に95隻の入港実績があり、3月は29隻に減り、以後40隻代で推移していたのだそうですが、9月は143隻が入港し、昨年の . . . 本文を読む
郵政国会解散のドラマに気を取られている間に、妥結寸前まで行っていた6カ国協議は、休会していたのでした。(関連報道も少なかった)
北朝鮮、中国の思惑通りに、実質、米・朝二国間協議となっていたのですが、相互の不信感がぬぐえなかったと言うことですね。そもそも、米・中で協議し、中国が北朝鮮を甘やかさなければまとまる話なのです。米・朝二国間で協議させ、大国として引いて見守る中国と、中国以上に甘い条件を出 . . . 本文を読む