リハーサルを15日(終戦記念日)から始め、18日から本番を開始していた中露両国の大規模合同軍事演習「平和の使命2005」が、25日に終了しました。
今回の演習の主眼は、発展途上にある中国海空軍の強化、台湾を含む西太平洋での制海行動を見通したものとされています。そのなかで、いまだ軍を十分に掌握していない胡錦濤主席が、江沢民軍事路線を継承し、軍部の近代化要求にこたえるかたちで、ロシアとの軍事協力を . . . 本文を読む
6カ国協議の再開は、中国が金日正総書記に対し、どれだけ真剣かつ強硬に説得するかにかかっていると考えますが、胡錦濤国家主席が、金日正総書記に核放棄を決断するよう要求するメッセージを送っているとの記事が、日経(8/19朝刊)に載っていました。
中国主席 金総書記に核放棄要求
北朝鮮にメッセージ 平和利用制約も迫る
中国の胡錦濤国家主席が金正日総書記に核放棄を決断するよう要求するメッセージを送っ . . . 本文を読む
韓国・慮武鉱(ノ・ムヒョン)政権の支持率が、発足以来最低の25%に落ち込んでいるとの記事が、8月19日の日経朝刊に載っていました。
韓国社会世論研究所が十八日に発表した世論調査結果によると、慮武鉱(ノ・ムヒョン)政権の今後の最優先課題に韓国国民の66.5%が「景気回復」を挙げ、経済の先行きを不安視する姿が浮き彫りになった。一方、慮政権が積極的に取り組む政治改革や北朝鮮間題は一ケタにとどまり、 . . . 本文を読む
胡錦涛・国家主席が6月に訪ロし、プーチン大統領と面談し合同軍事演習を、8月に行うことを確認していました。
合同演習の目的は、その後国際情勢の変化に呼応した中露関係の発展を背景に変遷しているとのことで、米国の米日軍事同盟の強化や中央アジアへの進駐など、中露の共同利益と中露周辺地域に米国が手を出せば、大きな面倒を招く、との警告と捕らえる見方があります。
中露 18日から初の合同軍事演習 米の . . . 本文を読む
中川昭一経済産業相は十日の記者会見で、中国が東シナ海の日中中間線近くにある春暁(しゅんぎょう)(日本名・白樺)石油ガス田の本格採掘に着手した可能性があるとして、政府が中国側に抗議したことを明らかにしたそうです。
中国、春暁ガス田採掘か 東シナ海境界付近 日本政府が抗議 (産経新聞) - goo ニュース
日経(8/11 朝刊)によると、六カ国会議のホスト国である中国との関係悪化を避けたい外 . . . 本文を読む
郵政国会解散のドラマに気を取られている間に、妥結寸前まで行っていた6カ国協議は、休会していたのでした。(関連報道も少なかった)
北朝鮮、中国の思惑通りに、実質、米・朝二国間協議となっていたのですが、相互の不信感がぬぐえなかったと言うことですね。そもそも、米・中で協議し、中国が北朝鮮を甘やかさなければまとまる話なのです。米・朝二国間で協議させ、大国として引いて見守る中国と、中国以上に甘い条件を出 . . . 本文を読む
中国は、経済力の拡大と共に、軍事・政治でも勢力を拡大しており、東シナ海・台湾海峡で危機感が高まってきてることはご存じの通りです。
日本は、竹島での韓国との対立も含め、近年中国、韓国との政治上の関係は悪化しており、ASEAN各国は、経済が急成長している中国傾斜が進んでいます。
世界第3位の軍事大国となった中国は、世界で図抜けた軍事力でリードする米国に学び(?)、軍事力を背景にその行使による台湾 . . . 本文を読む