遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

文在寅の韓国 何処へ向かうの?

2018-10-13 01:25:38 | 韓国全般
 米朝首脳の仲介役を自任する文在寅大統領が、南北首脳会談を重ねるにつれ金正恩の術中に嵌められてきている様に見えるのは、遊爺だけなのでしょうか。
 康京和外相が国会答弁で、朝鮮戦争の終戦宣言を約束することを提案したり、金正恩政権の、非核化の意欲だけ示し、制裁解除と体制保証を手にしようとの企ての代弁者と化した様子。また、モスクワで中露朝の外務次官会談に参加し、制裁の見直しを求める声明を発表しています。
 文在寅大統領は訪朝の際、白頭山に登ったり、近い将来の金氏のロシア訪問や、中国の習近平国家主席の訪朝の見通しを語り、北朝鮮がローマ法王を招請しているとし、自ら訪欧の際、仲介すると表明。
 非核化の進展とは無関係に、南北融和と経済協力のシナリオを描き、突き進もうとしている文在寅政権。最大の問題は、金正恩のメッセンジャー役に籠絡されていることに気づいていないこと。このままでは、北朝鮮に併呑されかねないということです。
 
【主張】「制裁解除検討」 文政権は北代弁者なのか - 産経ニュース 2018.10.12

 韓国の康京和外相が国会答弁で、北朝鮮との経済取引を禁じた韓国の独自制裁について、解除を「検討中」と述べた。
 対北制裁の堅持は、日米韓が何度も申し合わせた共通認識であるはずだ。各国に厳格履行を働き掛けてもいる。百八十度異なる言葉を、韓国外相が口にすることに驚きを禁じ得ない

 
康氏は今月初め、米紙で、米政府が、核戦力や核施設のリスト開示要求を当面控え、寧辺核施設の解体を条件に朝鮮戦争の終戦宣言を約束することを提案した。
 
金正恩政権は、非核化の意欲だけ示し、制裁解除と体制保証を手にしようと企(たくら)んでいる。その意をくみ、後押しするかのような発言だ。まるで代弁者ではないか。

 核と弾道ミサイルの挑発を繰り返していた北朝鮮が交渉の場に出てきたのは、日米韓が結束し、強い圧力と制裁で臨んだからだ。このことを忘れてはなるまい。
 米朝首脳の仲介役を自任する文在寅大統領は、南北首脳会談を重ね、金氏の後見役としての性格を強めている。
 近い将来の金氏のロシア訪問や、中国の習近平国家主席の訪朝の見通しを語り、北朝鮮がローマ法王を招請しているとし、自ら訪欧の際、仲介すると表明した。

 
文政権の最大の問題は、非核化の進展とは無関係に、南北融和と経済協力のシナリオを描き、突き進もうとしていることだ。
 だが、
経済協力は制裁緩和が必須で、それには、非核化の進展が不可欠であるため、金氏が態度を変えない現状で、袋小路に入ってしまっている。代理人と見まがうゆえんだろう。

 折しも、
モスクワで中露朝の外務次官が会談し、制裁の見直しを求める声明を発表した。韓国の独自制裁が解かれても、重複する国連制裁のため、直接の効果は少ないとみられる。だとしても、中露朝に利用される恐れがある。軽率な発言は厳に慎むべきだ

 文氏は9月の訪朝の際、金氏の誘いで、朝鮮民族の聖地で北朝鮮が「革命の聖地」と位置づける白頭山に登った。今度は金氏の年内のソウル訪問を目指している。
 南北融和にあまりに性急で、
金氏の術中に陥り、引き返せなくなることが心配だ。重要なのは、北朝鮮に核・弾道ミサイルを放棄させることである。それなしの融和はあり得ないと知るべきだ。

 対北制裁の堅持は、日米韓が何度も申し合わせた共通認識であるはずだし、世界の各国に国連決議を守る様呼びかけてもいます。それに対し、180度真逆の、康京和外相の制裁緩和の言動。
 寧辺核施設の解体を条件に朝鮮戦争の終戦宣言を約束することを提案するに至っては、まるで金正恩の代弁者だと、産経主張。
 南北融和にあまりに性急で、金氏の術中に陥り、引き返せなくなることが心配だとも。

 文在寅の独りよがりの勘違いは、済州島で開かれた国際観艦式でも。
 国内世論への迎合なのか、主催国としての思い上がりなのか、海自の旭日旗掲揚を避けたい為に、国際ルールに逆らい、参加各国に自国と韓国の国旗のみを艦艇に掲げるよう異例の通知を出しておきながら、韓国艦艇は、抗日の「帥字旗」を掲げました。
 また、もともと国旗と軍艦旗が同じの米国、インドネシア、ベトナム以外の、豪州、ブルネイ、カナダ、インド、ロシア、シンガポール、タイの艦艇は、軍艦旗を掲げ、韓国の要求を無視し、国際法を守ったのだそうですね。法治国家ではなく、情ち(治 or 痴?)国家を露呈、参加各国がそれを正したのですね。
 韓国軍艦、豊臣軍破った李舜臣の旗を掲げる 国際観艦式:朝日新聞デジタル

 
国際観艦式で韓国「抗日」旗 日本政府が抗議 - 産経ニュース 2018.10.12 17

 政府は12日、日本が自衛艦派遣を見送った韓国での国際観艦式で、韓国艦艇に「抗日」を象徴する旗が掲揚されたことについて、外交ルートを通じ韓国側に抗議した。韓国は参加各国に自国と韓国の国旗のみを艦艇に掲げるよう要請したが自ら矛盾する対応をとり、政府は在韓、在日両大使館を通じ「残念だ」と申し入れた。

 韓国は11日に南部済州島(チェジュド)で開かれた観艦式で、文在寅(ムンジェイン)大統領が乗艦する駆逐艦の左舷のメーンマストに、抗日の象徴として英雄視される李氏朝鮮の李舜臣(イスンシン)将軍の旗を掲揚した。一方、参加国には自国と韓国の国旗のみを掲揚するよう通知。日本は「自衛艦旗の掲揚は義務だ」と主張し、観艦式への参加を見送った。

 海上自衛隊などによると、
観艦式に参加した全ての各国海軍が韓国の通知を守らず、軍艦旗を掲揚して海上パレードに臨んだ

 金正恩の使い走りに取り込まれた文在寅大統領。国際ルールより世論に阿ることを優先、しかも他国に要請しながら自らは要請とは異なる反日行為。しかも、要請は完全無視される。
 
 こんな文在寅政権の韓国。このままどうなってゆくのでしょう。
 政府の支持率は低下しているとのことですから、国民の方々は気づき始めておられる様ですが。



 # 冒頭の画像は、11日の観艦式で、文在寅大統領が乗艦した艦艇に掲げられた「帥字旗」(右)




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