絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ホテルの料金表    F

2007-12-31 08:34:39 | 海外旅行


部屋の料金表です。日本の宿屋のようにお一人様の料金ではなく、一部屋の値段ですから日本の標準から見ると安いと言えます。
もう一つ日本と違うのはシングルの部屋はまず無いと言うこと、ベッドはツインは少なくてダブルベッドが標準的な設定です。
ツインでバスタブ付きとオーダーしないと日本人には不満が出ることになります。
ホテルによってはツインでバス付きというと、セミスイートしかないことがあり、少々高い値段になります。
このホテルj、期間別の料金設定になっています。殆どの宿が夏のバカンスシーズンは高いです。海辺のホテルなど倍くらいの値段にしているところもありました。




アメリカンの朝食    F

2007-12-30 11:49:52 | 海外旅行
ヨーロッパのホテルではコンチネンタルスタイルの朝食が少なくなり、近頃は多くのホテルがアメリカンスタイルになってきています。
コンチネンタルだとパンとコーヒー、牛乳、まれに果物があったりするが、アメリカンだと卵、ベーコン、その他いろいろなチョイスが出来るから栄養の摂りすぎに気を付けなくてはならないほどです。
ここでも朝はアメリカンでした。
アメリカンと言えば、日本でアメリカン・コーヒーというのは、薄く淹れた水っぽいコーヒーだと勘違いしている店が多いです。勘違いではなく豆の節約になるから知っていて知らんぷりしているのかも知れませんが、本来のアメリカン・コーヒーは豆の焙煎を浅く煎るからコーヒーの色が薄いのであって、カフェインの量はかえった多いくらいなのですが、中身の薄いのがアメリカンだという客の誤解を利用して利幅を多くしている店は詐欺みたいなのもです。
この宿のアメリカン朝飯はなかなか結構でした。コーヒーも中身の濃い美味しいコーヒーでした。


カロスビレッジでの夕食   F

2007-12-29 06:30:28 | 海外旅行
カロスビレッジの入口にレストランがあったのを確かめておいたから、一端宿に戻って時間を見計らって、又かロスビレッジに夕食を摂りに行った。
旅も終盤に近づき体力も消耗しているから、ステーキでも食べて栄養補給をしようと思いレアで焼いて貰った。
フランスでも肉は赤身が普通で、日本のような霜降り肉はお目に掛かれない。
私は赤身の方が肉の味がすると思っているから、脂を食べているような霜降りは好みではない。お財布も私の考えに賛同してくれる。
この辺りではお巡りさんも見掛けないから今夜はワインも奮発した。
ウエイターも「グラスは幾つお持ちしますか?」なんて野暮な質問はしない。こちらのレストランではグラスは客の数だけ用意されているのだから・・・

ニース遠望   F

2007-12-28 06:10:04 | 海外旅行
カロスビレッジの展望台から見た風景です。
遠くに見える海は地中海・コートダジュールです。
生憎の曇り空で紺碧海岸と言うにはちょっと情けない海の色ですが、晴れていたら素晴らしい眺望だと思います。
山側を写した方はニース北方の背後にある山ですが名前は分かりません。
フランスの観光地では看板類は規制されているのか殆ど見ることはありません。
観光客にはあった方が便利だと思う時もありますが、日本のように景勝地に目障りな看板が林立しているのに比べたらない方がずっと良いです。
大抵の観光地には(i)マークのインフォメーションがあり、係員が気さくに説明してくれるし、案内図などのパンフレットも揃っていますから、不便と言うことはないからです。
それと何処の観光地でも人工的な音はありません。演歌を大音量で流すなんて馬鹿げたことは絶対にないのです。


カロス・ヴィレッジ F

2007-12-27 06:09:30 | 海外旅行

カロス・ヴィレッジはホテルでは遺跡と聞いたのだが、言って見たら現に人が住んでいる鷹ノ巣村だった。
昔の人は、他からの襲撃を嫌って高い丘の頂上に集落を作ったから、今でも鷹ノ巣のような村があちらこちらに現存している。
エズ村が観光客を集めていて有名だが、これは地中海を見下ろす眺望の良さが人気の秘密だろう。
このカロス村もニースの近くだから観光客もそこそこ集めているらしい。私が行ったときは人影も疎らでゆっくり散策することが出来た。

ニースでの宿    F

2007-12-26 08:43:35 | 海外旅行
ニースのホテルは街場を避け、郊外に泊まりたいと思い山手の方向に車を向けた。
川沿いの道を遡っていったがなかなか思うような良い雰囲気を持った宿が見つからず、20kmくらい走ってやっとこれなら良いかな?と言う宿が見つかった。
Hotel lou Castelet レストラン部分と宿泊部分が別敷地になっている。
部屋も見せて貰って良い感じなのでチェックインした。
欧州のホテルでは事前に部屋を見せてくれ、納得した上でチェックインするのがセオリーです。不潔だったり狭かったりと気に入らなければ、別の部屋を見せて貰うか宿泊を諦めるかすることが出来て合理的です。
荷物を置いてからフロントで付近の案内図を貰い、更に上の方にある遺跡を見に行くことにしました。

ニースの人々    F

2007-12-25 00:01:08 | 海外旅行
ニースが高級リゾート地だと言ってもニースにいる人の全てが金持ちやセレブという訳ではないのは当然です。
ニースにいる大多数の人達はごく平凡な普通の庶民です。私もごく普通の人ですから平凡な庶民の間に溶け込むことは自然の成り行きです。
コートダジュールの空をバックに斜に構えてみても冴えない男しか写っていないし、カフェのくつろぎにもバーゲンの店先にも馴染む私が居ました。
何処の町に行っても庶民は強かに、生き生きと暮らしているのです。






ニースの路面電車     F

2007-12-24 00:01:02 | 海外旅行
ニースの街でも路面電車が健在です。
スマートな車体、ボディーカラーも落ち着いていて高級リゾート都市に相応しいシックな感じです。
地下鉄より乗り降りは簡単だし、建設費・維持費も格段に安上がりだから、日本でも、もっと採り入れたらいいのに、と思います。
日本で路面電車が次々に取り払われて自動車に路面を明け渡してしまったのは返す返すも残念なことでした。
パリでも路面電車の新路線が開通したと言うことだし、日本でも車優先の考え方を変えて、路面電車の復活を真剣に検討して欲しい物です。
バーデン・バーデン(独)のように都心から車を一切閉め出す位の英断が必要です。


ニースへ入る        F

2007-12-23 00:07:25 | 海外旅行
ニースの海岸通りは広い遊歩道が海沿いに作られています。海岸は海水浴場ですが流石にこの天気では海で泳いでいる人は居ませんでした。以前9月にここを通ったことがありますが、その時は晴天だったから水に入っている(泳いではいないけど)水着姿は大勢いました。前を剽軽なスタイルの車が走っていました。
街の中にはいると人も車も一杯でパーキングスペースを見つけるのに一苦労しました。やっとビルの地下にある駐車場に車を置けました。その場所をしっかり頭に入れてから歩き出しました。
友人に頼まれた土産を探すことにしました。パリに行くのは日曜日の予定ですからデパートは休みだし主立った店も開いていませんから、ニースが買い物の唯一のチャンスなのです。




地中海が見えた     F

2007-12-22 00:17:12 | 海外旅行
パリからAFに乗り継いでリヨン、そこからピカソを駆ってスイスを巡り、北イタリアをドライブして南下、ついに地中海まで辿り着いた。此処まで約1500kmのドライブだった。
地中海のこの辺りはコートダジュール(紺碧海岸)と呼ばれているが、晴れていれば正に紺碧の海が広がっているところだ。
生憎の天候だが、雨にけぶる地中海の景色も悪くない。
A8には乗らずに暫く海岸沿いの一般道を走ることにした。

燃料価格    F

2007-12-21 09:07:41 | 海外旅行
前にも書きましたが燃料価格は日本と比べるとかなり高いです。
ガソリンが220円/L ジーゼルが206円/L 位になりますから2割くらい高い感じです。
それでも今回のドライブ旅行で燃料や高速代があまり負担に感じなかったのは、借りた車がシトロエン・ピカソのジーゼル車だったからガソリン車に比べて燃費が良かったことと、渋滞がほとんど無いから日本に比べると適正速度で走れる為に無駄な燃料消費が無かった事でしょう。
それと高速代金が安いことも大きな理由です。何故日本の高速料金がこれほど高いのか不思議でなりません。
ガソリン代に含まれる道路特定財源に使われる税金も払わされているのですから高い高速代はドライバーにとって二重の負担になっているのに!

街場へ         I

2007-12-20 00:27:26 | 海外旅行
この町を通るのは3回目位ですが、見下ろして走ると、何時も良い町だな!と思い寄りたいと考えるのですが、いざ町中に入ると、今まで山道をのんびり走っていたのが急に車も人も多くなり、信号機や路面電車まで出現するから、運転に専念せざるを得なくなり、寄り道するのを忘れてしまうのです。今回もやっぱりルートハンティングに気を取られ素通りでした。
私には一番下の写真のような鄙びた田舎道を走る方が性に合っています。









天使から清水を頂く    I

2007-12-19 00:04:38 | 海外旅行
大きな通りにでる前におやつでも仕入れようと立ち寄った村で天使様の胸に蛇口が付いていて清水が迸り出ていました。車で汲みに来ている人も居ます。きっと美味しい水なのだろうと思い私もエビアンの空き瓶に一本頂くことにしました。
おやつを買ってから水汲みに行ったら、私の前に20Lの重そうなガラス瓶に注ぎ込んでいる人が居たので後で待っていたら、「あんたはそれ1本だけなんだろう?」と言って、重い瓶をどけて私に順番を譲ってくれました。私はお礼を言って有り難く天使様の水を汲ませて頂きました。
旅先でこんな優しい心遣いを受けるのは気持ちの良いものです。
天使様のお水は冷たくてとても美味しかったです。

紅葉も始まって、、、    I

2007-12-18 00:12:00 | 海外旅行
9月も末になって、北イタリアでも紅葉が始まっていました。紅葉は植物の生理現象ですから、日本だけではなく秋が訪れる地域では世界中で木々が色づく訳ですが、紅葉を愛でるのは日本人の特性らしいです。
欧州の人々も紅葉狩りなんて風流な習慣は無いようです。
ミシュランの道路地図には様々な情報が記載されていますが、紅葉の名所なんて記載はありません。
私も日本人の端くれですから、ドライブ中に木が色づいていたりすると、嬉しくなってしまいますが、フランスの友人に紅葉の話をしても、「秋だからね、、、」なんて当たり前の自然現象だという受け止め方しかしてくれません。南フランスに住む彼にとっては、秋=枯れ葉・空気の乾燥・ミストラルと言った山火事発生の危険増大と言うことの方が重大関心事です。


モンテビアンカを描いた場所    I

2007-12-17 17:39:53 | 海外旅行
画像の掲載が前後しますが、前回のパノラマライン・ドライブでモンテビアンカを描いた場所を今回も又通りました。
ご覧の通り、中景の街は見えていて、教会の塔も同じですが、その背後にあるべきモンテビアンカの荘厳な姿は雲の中です。
今回の旅ではスイス側からの山の眺めは絶好でしたし、イタリア側からでもアオスタからのモンブラン(モンテビアンカ)はその目前まで近寄れて、初体験の3800m迄登れたのですから、パノラマラインでの眺望不良は諦める事が出来ます。
又の機会を期待して下界におりました。