絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ヒャクニチソウ   水彩・F0

2006-10-31 09:03:00 | 絵画
百日草
この花は春日部のこだわりトマトを作っている農家の庭で見つけました。
この農家は冬はトマトを作っています。
水やりを極端に控えて、ハウスの周囲には水の入らない防水壁を作っているそうです。
小粒ですが甘みと味が濃厚で果物のようなトマトです。
春先には早めにトマトの収穫を終えメロンの植え付けに入ります。
このメロンも秀逸で、一玉2000円ほどのリーズナブルな価格設定ですが、本物のマスクメロンで早めに予約しないと買えないほどの人気です。
ご主人は千疋屋にあるのにひけは取らないと豪語しています。
千疋屋のものは1万円はしますから、かなりお買い得と言うことでしょうか。
庭の百日草の方は植えっぱなしという感じで、小振りの花が伸び伸びと咲いていました。
百日草は花弁の根本がそのまま種になるから、花が枯れて茶色になっても花の形を保っていて、哀れっぽい感じになります。
哀れに感じるのは見ている人間の感情で、百日草にとっては種を結実させた誇らしい姿なんでしょうね。

柘榴の製作過程  柘榴 水彩・葉書

2006-10-30 09:29:50 | 絵画
柘榴の実がなる季節になると、足立の友人宅にお伺いして柘榴を戴いてきます。
この木は200年とかの古木だそうで、風格のある実が沢山なります。
今年は不作だとかでしたが5個ほど戴いてきました。
せっかくの柘榴だから何枚も描きました。
追々ご披露致しますが、今回は少し趣向を変えて、製作過程の一端をご紹介します。
一枚目はモチーフの写真です。
二枚目が鉛筆でデッサンした絵。
三枚目が水彩で彩色した絵です。







こんなのをご覧にいれると、一枚目が一番良いね! 
二枚目はマアマアかな?
3枚目はどうもね、、、
なんてコメントが戴けるのではないかと内心危惧して居るんです。
でも、もしかしたら3枚目が良いね。と言ってくれる方も中には居らっしゃるかも知れないと儚い希望を持ってUPしました。
何しろ私自身がいつも三枚目役的存在ですからね。

遅咲きの向日葵   水彩・葉書

2006-10-29 12:05:42 | 絵画
向日葵、本当にお日様の方を向くらしいですが、中にはお日様にそっぽを向く天の邪鬼のいたりして、楽しい花です。
向かいのお宅の畑には冬咲きの向日葵があります。
お向かいの奥さんが教えてくれたから毎日楽しみに様子を見ているのですが、背は3mを超えるほどに育っていますが、10月末現在、未だ蕾さえ付けていません。
お向かいのお宅でも初めて植えたとかで、どんな花が咲くのか楽しみしています。
でも、咲いたとしても二階の窓からでもないと花は見られそうにありません。
この絵に描いた向日葵はそんな大物ではなくて、私の背より低く慎ましやかに咲いていました。

花(名前不明)   水彩・葉書

2006-10-28 09:36:44 | 絵画
この花も散歩の途中で見掛けたものです。
他家の玄関前に鉢植えで育っていました。
蕾の形が尖っていて面白いと思いました。
私のことを知っている人はご存じの通り、極めて気が弱くて人見知りも激しいから、玄関の呼び鈴を押して花の名前を尋ねるなんて事はとても出来ません。
そんな恐ろしいことをする位なら、花の名前が分からなくて、喉に何かひっかっかたような気分を我慢する方が余程ましだと思い、尋ねることはしませんでした。
何方かご存じ方がおいででしたらお教え下さると嬉しいです。

コスモス ③   水彩・葉書

2006-10-27 09:16:21 | 絵画
このコスモスは前掲のアカマンマがあった畑に咲いていたものです。
この所、コスモスの絵が多いのはやはりあちこちにあるし、秋の風情を良く伝えてくれる花だから、ついつい描いてみたくなるからです。
(実は明日もコスモスの予定なのです。(`ε´)ぶー なんて言われそうですね?)
コスモスは空気の清浄なところが好きなのではないかと思っています。
原産地がメキシコですから高冷地が好きなんでしょうね。
ハイキングなどに出掛けて、山里に咲いているコスモスは、花も大きく、色も鮮烈であるように思えます。
都会に咲くコスモスはきっと劣悪な環境の中で懸命に花を咲かせているのではないでしょうか?
昼夜の温度差が大きく澄んだ空気の中だと、コスモスの持つ能力一杯に力強く生育するのでは無いでしょうか?

アカマンマとコスモス   水彩・葉書

2006-10-26 08:22:05 | 絵画
コスモスの茂みにアカマンマが混ざって咲いていました。
アカマンマ、子供の頃、オママゴトのご飯に使った覚えのある人もいることでしょう。
ドラえもんの漫画の世界に、空き地で遊んだりするカットが良く出てきますが、私の子供の頃は、ああ言う空き地とかが、其処此処にあって遊び場探しには苦労しませんでした。
路地で石蹴りとか缶蹴りも出来たし、竹馬に乗ったり、馬跳びやゴム飛びも出来ました。
今は空き地もないし、路地裏まで車が入り込むから道路で遊ぶことも出来ません。
テレビゲームとかしか安全に遊ぶことが出来ない今の子供達には「竹馬の友」も出来づらいのでしょうね。

ベゴニア   水彩・ハガキ

2006-10-25 05:24:29 | 絵画
ベゴニアには前にも登場願いましたが、道を歩いているとあちこちにベゴニアが咲いていて、私も描いて欲しい、と言うような顔をするので、再度の登場です。
ベゴニアは咲いている場所も多いですけど、花時期も期間も長いです。
春先~秋の深まる今でも咲いています。
いつでも描けるから・・・なんて思っているとつい描く時季を逃してしまうなんて事もあります。

朝顔    水彩・葉書

2006-10-24 06:12:54 | 絵画
行きつけの庭先売りをしている農家で、時季外れの朝顔が咲いていました。
健気な咲っぷりに愛おしくなってスケッチしました。
花の形はかなり歪んでいて、時季外れに咲く苦労を物語っているかのようです。
その不細工さも、「出来の悪い子ほど可愛い。」の喩え通り、愛おしさを感じさせる要素になっています。

ウコンの花   水彩・ハガキ

2006-10-23 13:24:35 | 絵画
ウコン、あの漢方薬になっている苦い黄色の粉末はご存じの方も居ると思いますが、畑に植わっているのを見る機会は少ないと思います。
葉は芭蕉のように大きくて形も芭蕉見たいですが、木ではなく草ですから、葉も下から重なるように出ています。草丈はかなり大きく人の背ほどになります。
白花は、葉に隠れるようにして咲いていますが、赤花のものは天辺に咲いています。もしかしたら色が違うだけではなくて種類も違うのかも知れないです。

黄花コスモス   水彩・ハガキ

2006-10-22 06:18:20 | 絵画
黄花コスモスは、コスモスと言われても、ホントにコスモスなの?と思ってしまいます。
花の形も葉の形も、普通のコスモスとは異なる形態をしていますから。
花びらは厚ぼったいし、葉はマリーゴールドの親戚みたいです。
DNN鑑定でもしてみたい位の思いですが、そんな大袈裟なことをしないでも、植物図鑑を紐解けば簡単に解明できる事柄なのでしょうね。
以前は魚屋さんが、深海魚に高級魚と紛らわしい名前を付けて(メルルーサを銀鱈と言ったり)店頭に並べたりしましたが、その類なのかなぁ?なんて思っています。
*紛らわしい魚の名前付けは、お役所の指導で無くなったらしいです。スーパーに行くと「赤魚」なんて言うのがありますが、これも新顔のお魚ちゃんなのかも知れないと思っています。子供の頃には馴染みのない魚ですから、、、、

白粉花   水彩・ハガキ

2006-10-21 11:31:11 | 絵画
オシロイバナ
オシロイバナは、別名「女郎花」なんて色っぽい名前があります。
昼間は萎んでいて、夕方になると花を開くところから来ているのでしょう。
種を潰すと中に白い粉が詰まっています。これが白粉花の由来でしょう。
一年草ですが、種の発芽率が抜群で、2~3年放っておくと、辺り一面この花の群生地になってしまいます。
女郎さんが群居していた往年の吉原もかくや、と言う状態になります。

*補足 女郎花はオミナエシのことではないか、と言うご指摘を戴きました。
確かに一般的にはそのようです。
私が子供の頃に、祖母から「女郎花」と教わっていたのです。  
夕方から咲き出す。白粉の粉が詰まっている、等から、私の感性とも合致して、白粉花=女郎花、と言う等式が私の頭の中に出来上がっていました。
俗称だから、この数式の儘で掲載することにしますので、ご了承のほどをお願いします。

ヒメジオン   水彩・ハガキ

2006-10-20 08:42:31 | 絵画
ヒメジオン
ヒメジオンは最初に見た時に、都忘れかと思ったのですが、似ているけど別物だと知りました。
都忘れと色も花の形も似てはいますが、都忘れの方は、たおやかな風情があり、憂愁を感じさせてくれます。

 昔、承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝は、草蒸した佐渡の蟄居した庵の庭に一茎の野菊が紫色に咲いているのを見つけ、
「紫といえば京の都を代表する美しい色だったが、私はすべてをあきらめてい  る。花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。都のことが忘れられるかも しれない。お前の名を今日から都忘れと呼ぶことにしよう」

と、言ったとかで、都忘れの花名はここから来ているようです。
ヒメジオンの由来は知りませんが、都忘れに比べると、元気はつらつ、憂愁を漂わせたりはしていません。
名前からして、外国生まれなんでしょう、からっとした溌剌な雰囲気があります。

ベゴニア   水彩・ハガキ

2006-10-19 08:40:17 | 絵画
ベゴニアは春から秋まで花の咲く時季が長いし、水をやり忘れても結構強いから、私は門周りの飾りに使います。
真夏でも時たま散水するだけで手間が省けるし、重宝な花です。
花色も白、赤、オレンジなどのグラデーションがあって楽しめます。

真空管式ラジオ

2006-10-18 08:43:58 | 趣味
学研が頒布している真空管式のラジオ組み立てセットを入手し、昨日一日掛けて組み立てました。
レトロなスタイルもなかなかです。
組み立ててSWを入れたらちゃんと受信できました。
ラジオの組み立てなんて高校生以来ご無沙汰していたのですが昔取った杵柄とやらで、難なく出来ました。
アンテナの線を貼るのには草臥れましたが、楽しい作業でした。
真空管は中国軍が軍用に作っていたものらしいです。
真空管は現在は作られていないので、貴重品です。