絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ダンディー・茶々丸

2005-07-30 06:26:00 | Weblog
茶々丸は黒レトリバーの牡で7歳くらいの壮年犬です。
大人しくて人なつこい 私のお気に入りのワンちゃんの一匹です。
私の足の間に躯を入れてきて、お尻を撫でられるのが大好きです。
撫でているとごろんと仰向けになってお腹も撫でてくれと催促したりします。
今日は帽子をかぶり洋服も纏って、第一級のおめかしをしています。
茶々ママ(飼い主さん)に、お見合いでもするの?と、聞いたら、日差しが強いし、洗ったばかりだから、汚れ避け。とのことでした。
茶々丸は図体の割に気が弱くて、雷とか子供の花火の音が苦手です。
やっと聞き取れるくらいの遠雷でも、聞こえた途端に一目散に走り出して、乗ってきた車に逃げ込みます。

                         29th. JUL. 2005.

犬は西瓜好き。

2005-07-29 08:08:54 | Weblog
友人から大きな西瓜を頂いたので、冷蔵庫に3日間入れて芯まで冷やし、犬のお仲間にも持っていった。我が家だけでは食べきれないから、、、、
美味しい甘い西瓜だと大好評。
皆さん、自分の飼い犬と一緒に食べている。
自分が一口、次に犬が一口、囓る犬もいるし、ペロペロ舐める犬もいる。
次に又、飼い主が一口。誠に仲睦まじい光景だが、 私には気持ち悪くて出来ないけど、愛犬家にはなんでもないことらしい。
とすると、 私は愛犬家ではないね。
桃太郎のお話にあるように、犬と人間は主従関係であって、恋人でも愛人でもないからなぁ

                          29th. JUL. 2005.

熱海の花火 F4

2005-07-28 08:29:12 | Weblog
夏休みも始まって、あちこちで花火を上げています。
私も花火を絵にしてみました。
山下清の花火の貼り絵は有名だし、凄い描写力は彼の卓絶した状景の記憶力が大きな支えになっているようです。
凡人の 私にはそんな記憶力はないから、想像力と、構成力でそれらを補って描いてみました。
暗い夜空に強烈な光を放つ花火は人の目に強い残像を残します。
写真なら長時間露出とか多重露光でその感じを出すのでしょうが、絵の場合はどう表現したらいいのか悩みました。
そこで光跡をゆがめたり強弱を強調したりしたのですが、うまくいったかどうか?

                       27th. JUL. 2005.

エスキース

2005-07-27 08:55:33 | Weblog
奥入瀬の阿修羅の流れ、大分前に此処へ載せたのですが、それはF120号の光陽会展出品作品でした。
これはM20で最近描いた物です。
阿修羅の流れは、始めF15号で描きました。F120号のエスキースとしてでしたが
欲しいという方があって手元から離れてしまったので、M20号で再度描いた物です。
三作とも同じ構図ですが、印刷ではないから微妙に違ってきます。
技術が稚拙のせいもありますが、描く時の気持とか前作の反省とかが反映するから、コピーではない、それぞれが本物である証でもあります・・・なんて、手前味噌かな?

                           27th. JUL. 2005.

生き延びたケヤキ

2005-07-26 21:39:01 | Weblog
欅は繁殖力が旺盛なのか、道端に実生が芽生えて成長しているのをよく見かける。
道路とか歩道とかの境目のコンクリートの僅かな隙間に根を下ろしている。
彼らの寿命は道路の補修工事とか改修工事までであり、人の背丈ほどに成長していても根こそぎ堀とられて姿を消す。
この写真の欅は幸運にも此処まで命を長らえて生長している。
私が思うに道路と水路の中間に根を下ろしたため、役所の縦割り行政に助けられて生きながらえて居るのではないか?
道路課のお役人は、この欅は水路課の領分に生えている、と考えてそのままにするし、水路課のお役人は、この欅は道路課の領分に生えている、と考えて処分をしない。水路に蓋をして歩道として使えても、お役所的にはそれは水路なのである。
つまりこの欅の運命は、お役人の縄張り根性と、事なかれ主義に守られて、生きながらえているのである。

                          26th. JUL. 2005.

優しい除草作業

2005-07-25 07:58:14 | Weblog
犬の散歩の道すがら、歩道の植え込みの除草作業に出くわした。公孫樹の並木と下にはツツジの植え込みのある場所だ。
ふと見ると取り残しがある。なんで?と覗いてみたら、夾竹桃の若木が取り残されていた。
優しい作業員が残して置いてくれたのだ。
除草作業は市から請け負った造園業者が行っているのだが、付近の住民が植えたのであろうヒマワリとかが無惨にもきれいに取り除かれているのを良く目にしていたから、この業者の心配りは嬉しい。
でも、市のお役人の完了検査では、おそらく取り残しを指摘され、現場監督はお叱りを受けるんではないだろうか?
作業がずさんである!等と言われて、来年は指名業者から外されたりしないと良いが。
時々、犬の散歩がてら見回って幼い夾竹桃の成長ぶりを観察することにしよう。

                           25th. JUL. 2005.

薬研堀の七味唐辛子

2005-07-24 07:38:29 | Weblog
浅草・薬研堀の七味唐辛子は 私のお好みの一品です。
大辛を5袋ずつまとめ買いして冷蔵庫に保管します。
薬研というのは、薬草を細かく粉砕するための道具の名前ですが、薬研堀というのは、江戸時代に薬種問屋が多く集まっていた場所なので、このという名前がついたのでしょう。
大阪のミナミの道修町のような場所だったのでしょう。
今は、この薬研堀には薬問屋街の面影はなく、浅草寺とロックを繋ぐ商店街になっています。
前掲の深田の干物屋は創業50年ですが、薬研堀は創業380年、買い物客には特製のハンカチを配っていました。
七味唐辛子には唐辛子、ミカンの皮、ゴマ、ケシの実など色々の材料がミックスされてて、江戸時代のハーブだったんでしょうね?

                               24th. JUL. 2005.

網代の深田干物店

2005-07-23 21:03:09 | Weblog
伊豆に旅行した帰りには網代の深田干物店に立ち寄るのが 私の習慣みたいになっている。
今回の伊東温泉の帰りにも、当然お店の前に車を止めた。
網代は夏祭りの最中で、家々に紅白の横縞の幕が飾られていた。
店では、客に好きな干物を焼いて試食させている。
試食は何処の店でもやっているサービスだが、深田のサービスはその上を行っていて、缶ジュースや缶ビールまで無料提供してくれる。運転手にはビールは呉れないが、、、、
おかみさんには以前、網代港を描いて欲しい、と頼まれて、小品を買って貰ったこともある。
おかみさんが、通りが寂れているでしょう?と言う。
えっ?祭りで休んで居るんではないの?と聞くと、やっているのは3分の1しかない。と言う。
なんで?と聞くが、やって行けないんだよ。としか答えはなかった。
若い人たちが魚を食べなくなったのか?
魚を焼く匂いと煙が嫌、魚の目が怖い、骨が喉に刺さる、、、色々あるんだろうね。
網代の干物屋はおやじさんが漁をして、おかみさんが干物につくって店で売る、と言うパターンである。
輸入品の鰺を工場で捌いて、冷凍庫で水分を取って干物の出来上がり、と言う製造法ではない。
手作りだからお値段はスーパーに並んでいる干物よりかなりお高い。
干物屋の中には、安い工場製の品物を並べる所も出てくるだろう。
そんなこんなが客離れに拍車をかけてしまったんだろうね。
帰りがけにおかみさんは、毛糸で作った手製の小袋を呉れた。
開店50周年記念にお得意さんに配っているという。
嬉しかったけど、心配になった。
手作りで小袋を編む時間があると言うことは、深田干物店もお客が減って居るんだろうからね。

                              23th. JUL. 2005.

窪地に市営の老人介護施設

2005-07-22 07:33:10 | Weblog
伊東市の高台から市街を見下ろした写真です。
伊豆の海と晴れていれば初島が見えます。
手前に建設中の3階建ての建物は、市営の老人介護施設だそうです。
骨組みは完成していて後は内装に入る段階です。
私が泊まった宿の部屋に置いて有ったパンフには、市営の老人施設であり、市との交渉で宿からの眺望は妨げられないことになっている。と、有ります。
宿にとっては、お料理は温泉と共に、眺望の良いことも、売りですからね。
それは良かったと思いました。
が、しかしです。老人施設の海側には写真では明るい茶色に見える小山があって、山側には 私の泊まった宿の7階建てがあります。
施設からは海も山も見えない立地と構造なのです。
宿の経営者も、市のお役人も、自分が、眺望ゼロのこの施設にはいるなんて事は考えもしなかったのでしょうね?
観光収入の方がお年寄りが良い景色を楽しむという、ささやかな幸せより優先するわけです。
老人施設を見下ろす部屋にいる自分が何か悪いことをしているような暗澹たる気持になりました。

                              22th. JUL. 2005.

若い仲居さん

2005-07-21 09:05:04 | Weblog
某日、伊東温泉の青山やまと、と言う老舗旅館に投宿した。
伊東市街を一望できる高台にある優雅な風情の宿である。
最近の板前さんは、包丁一本、ではなくて、鋏が一丁あれば板前が出来ると言う人が多い中で、
この宿の板前は自在に包丁を使いこなしているようであった。
私の見たところ鋏料理(つまり、完成された冷凍食品や、レトルトの料理・・・ビニール袋を鋏で開いて、解凍するだけの料理)は一品もなかった。付け出しや箸休めも全て直前に作ったものであった。
部屋係の仲居さんは、 さちこさん。私のお世話になった宿の中でも最も若い年齢の人だったが、心配りは行き届いていた。
青森の浅虫温泉、椿館の美佐子さんに肩を並べる感じの良い仲居さんであった。

                                   21th. JUL. 2005.

蛍鑑賞の夕べ

2005-07-19 08:49:46 | Weblog
家の近くに市営の日本庭園がある。能楽堂を備えた贅沢な施設である。
此処で蛍鑑賞の夕べが開かれているので、出かけてみた。いつもは夜間は開園して居ないから、夜の日本庭園を見たいという気持もあってのことである。
都会でやる蛍鑑賞の夕べは、四国の山奥とかから捕まえてきた蛍を放して、後はその蛍達は環境になじめずに死に絶える、というパターンだから、生き物の命を、人間の一時の楽しみのために弄ぶという気がして、 私は敬遠していたのである。
当市の蛍達はそうではないと言うことが分かった。
市民の有志が蛍を家で飼育して成虫になったら、会場とか近くの田圃に放しているのである。
大量捕獲、大量殺戮ではないことが分かって、この蛍鑑賞の夕べは、心地よい散策となった。
心持ち弱々しい蛍の光り方も、そこ此処に二つ、三つと侘びしげに点滅する様も、自然の野山で鑑賞している風情と同じ地味な光景であった。
帰りがけに 私も来年の飼育に参加すべく、申し込みをした。年会費1000円であった。

                             19th. JUL. 2005.

イルカ・ウオッチング

2005-07-18 09:14:31 | Weblog
三宅島は5年にも及ぶ全島避難で島民の方がたのご苦労は大変なものだったと思う。
ここへ来て、やっと帰島が叶ったわけだが、蓄えは使い果たし、帰島した後の生活再建も又ご苦労が多いことと思われる。
そんな島民を応援するためか、三宅島の観光キャンペーンが繰り広げられているようだ。
誰か、都庁の頭のいい人が仕掛けたんだろうか?
今朝のTVでも取り上げていたが、三宅島は5年も無人島だったから、魚が多いし、すれていないから磯釣りとかの釣果が抜群だという。
また、スクーバダイビングも良いポイントが沢山あるんだそうだ。
三宅島大好きな 私としても、このキャンペーンの尻馬に乗って、海運丸のイルカ・ウオッチングの宣伝をさせて貰おう!
前述の海運丸は、遊漁船としての仕事の他、イルカ・ウオッチンにも御蔵島へ出かける事もある。
これは御蔵島へイルカ・ウオッチングに向かう海運丸の勇姿を 私が描いた物です。
御蔵島ではイルカを見るだけではなく、運が良ければ一緒に泳ぐことも出ます。
ハワイ島のヒルトンホテルでも、宿泊客に抽選でイルカと一緒に泳ぐイベントをサービスしていますが、これはプールで飼い慣らしたイルカとのお遊びです。
御蔵島のは天然自然のイルカちゃんと大海原でのスキンシップを楽しめるんです。
この夏のお薦めスポットですよ!


                               18th. JUL. 2005.

阿古港の海運丸

2005-07-18 09:06:08 | Weblog
三宅島の友人宅の前に海運丸の船長の家がある。
船長と 私の友人は仲良しらしく、 私が滞在中にも船長が刺身を持ってきてくれたり、船長夫人がサラダを持ってきてくれたりしている。勿論 私もご相伴させていただいた。
友人が世話になったお礼に海運丸の絵を船長にプレゼントしたいと言い、 私に制作を依頼してくれた。
私にしては真面目に、この暑いのに連日頑張ってこの絵を仕上げた。気に入って貰えると良いのだが、、、
                                    18th. JUL. 2005.

我が家はベビーブーム

2005-07-17 13:10:03 | Weblog
メダカの赤ちゃんが生まれて、縫い針の先ほどの大きさですが、形は親と同じです。
肉眼では見えていますが、 私のカメラ技術では捉え切れません。
昨日は鈴虫のハウスにも米粒の五分の一位の生まれたての鈴虫を発見しました。
赤ちゃんとは言わないですが、茗荷もかわいらしい花芽を出し始めました。
スーパーで茗荷は通年販売されていますが、庭で季節に応じて出てくる茗荷には特別の味と薫りがあるように思えます。
新しい命の芽生えに立ち会うと、自分の命もリフレッシュされます。

                                  17th. JUL. 2005.

野甘草?敷甘草?

2005-07-16 07:39:41 | Weblog
明野の道端に咲いていたのを庭に移したら、土地が気に入ってくれたのか、二・三カ所に増えて咲いています。野甘草と聞いていたけど、野甘草は黄色で、オレンジは敷甘草と言うのだそうです。
日光きすげと言うのも花の形は似ていて、黄色だし? 藪甘草という名前も聞くしね?
本当の名前が何かは気にしないで、野の花が我が家に居着いてくれたのを単純に喜んでいます。
ただの甘草というのは豆科の薬草で甘いらしいですが、これは百合の仲間らしいです。

                               16th. JUL. 2005.