絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ミディー運河の廃船 ①

2010-07-31 06:20:58 | 絵画

ミディー運河の中程にある閘門近くに大きな廃船が係留されていました。まだしっかり水に浮いているところを見るとつい最近まで働いていた船のようです。
かなり大型の貨物船です。運河の静水域をゆっくり走る船ですからずんぐりしていますが往年はなかなかの美女だった事でしょう。(船は女性名詞です。)

ミディー運河に注ぐ小川の橋

2010-07-30 08:22:32 | 絵画

やたらと長い題名ですが、ミディー運河を辿っていくうちに出合った小さな石橋です。
運河に沿った道は無いから運河を縫うように通っている道路を走ることになります。そんな折に出合った場所です。小さな橋なのに一丁前に皇居の二重橋のミニ版の形をしているのが素敵でした。昔は農耕馬位しか通らない道に手間暇かけて石橋を築くというのは驚きです。
こんなものに出合うと幹線道路を外れて田舎道を走る醍醐味が味わえます。

アローラへ向かう途中の風景

2010-07-29 09:57:34 | 絵画

絵を描いた場所が行ったり来たりですが、山道の途中でポツンと大きな家が出現したので描いてみました。
農家ではなさそうだし、別荘かホテルか看板もないから不明ですが、山の中に何故こんな大きな家があるのか不思議でした。
別荘であれば私が作るなら山荘風にこじんまりとした建物にすると思うのですが、マッチ箱とかウサギ小屋に住み慣れた日本人の感覚とこちらの人とではズレがあるのかも知れません。庵を結んで悟りを開く、なんてチマチマした考えはヨーロッパ人には無いのかも知れません。キリストが馬小屋で生まれたり、聖人が岩穴で暮らしたりというのは聖書の中の話で現実は享楽的なのでしょうかね?

パリの家具店 水彩

2010-07-27 05:29:00 | 絵画

パリにはかなり通っていますが、あまり絵を描いたことはありません。パリはすでに著名な方々がお描きになっているし、建物が大きすぎて私の手には負えないし、なんて理屈を付けて単純に散策を楽しんでいました。
この家具店街は前から気に掛かっては居たのです。ガラ・デ・リオンから近いのでいつも見かけては居たのです。近くにデリカテッセンの美味しい店があるから夜食を買いに行くとついこの店が目に入るのです。
ここは以前高架鉄道が走っていたところでそのガード下が店舗になっているのです。何故か家具屋さんが多いのです。鉄道はもうすでに廃線になっていて線路跡は遊歩道になっているのではないかと思われますが、私は歩いたことがあるわけではありません。

パトリックの家

2010-07-26 05:22:54 | 絵画

パトリックはオ-ベル・シュル・オワーズに住む、私が最初にフランス人の友達になった人です。正確には彼の奥さんに道を尋ねたのが縁で知り合ったのですが、その後、家を訪問するなどして家族ぐるみのお付き合いになりました。母屋はさほど大きくはないのですが、奥にはプールまであって、優雅な暮らしぶりです。

アローラ風景

2010-07-25 09:15:45 | 絵画

連日茹だるような暑さを通り越して焦げるような灼熱地獄です。
それでも私は頑なにクーラーのお世話にならず、扇風機と梅ジュースのがぶ飲みで凌いでいます。庭に撒き水したりすると幾分涼しい風が入ってきます。
目にも涼しい景色をと思いアローラの雪景色を載せてみました。
少しは涼しさをお届け出来たでしょうか?
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南仏の要塞都市

2010-07-24 05:17:02 | 絵画

南仏にはゴルドーやエズのような山や丘の頂上に築かれた町が数多くあります。敵の侵攻を防ぐのが目的で作られたのでしょうが、上り下りも大変だし水の確保にも苦労したと思うのですが、今でもちゃんと現存して人が生活しているのはそれなりのメリットがあるのでしょう。ここはエズやゴルドーのような有名な場所ではありません。車で通りかかって見かけただけですので町の名前も知りません。
これからはなるべくスケッチした場所はメモしておくようにしたいと思うのですが、生来の物ぐさ者のことですから自信はありません。
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バローロ・パネロレ間の風景  ②

2010-07-21 23:19:15 | 絵画

朝霧に霞む風景で、霧は低い場所にたなびいているから中間の景色がよく見えないのに遠くの山脈ははっきりと見えます。手前の白い建物は辺鄙な場所ですからホテルではなさそうです。もしかしたら学校かな?、なんて考えましたが当たっているでしょうか?

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バローロ・パネロレ間の風景  ①

2010-07-21 04:54:23 | 絵画
ワインと白トリフェに引き寄せられてバローロ(Barolo)に宿泊した後、宿のマダムに教わった景色の良い道を辿りました。舗装も途切れ途切れの丘の背を走る道でしたがイタリアアルプスの展望道路でした。観光バスは通れない狭い道ですからレンタカーで彷徨く旅人のメリットを満喫しました。
この建物はホテルでも寄宿舎でもない個人住宅です。貧乏人の性で掃除が大変だろうなぁ、なんて思ったりしました。

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グシュタートの街  Gstaad  Switzerland.

2010-07-20 05:07:17 | 絵画
この絵はスイスの友人に連れて行って貰ったグシュタートの冬景色です。私が刺繍の入ったセーターを買いに行きたいと頼んだら山の中にあるこの町に連れて行ってくれました。スキーリゾートでブランドショップが軒を連ねて居ました。私はお気に入りのセーターを買うことが出来ましたが、友人曰く、それはスイス製ではなくオーストリア製なんだよ。スイス土産にと思った私は一寸残念でしたが、オーストリアはスイスの隣国だしまあ良いか、と言うことにしました。