ル・カステレのサージ宅からツーロンのエロディー宅に向かう途中、
サージさんは我々のために寄り道してくれた。
この岩山はサージさんが時々山歩きする場所だと言うことだが、
彼は一人でこの岩山を歩き回るのだそうだ。
私の新しいデジカメの説明をしているところ。
オリンパスの耐候性能の強いカメラで、水中は10m、落下は2mまで、
なんて自慢げに話してしまった。サージさんも機会が好きなので欲しそうな感じだった。
ル・カステレのサージ宅からツーロンのエロディー宅に向かう途中、
サージさんは我々のために寄り道してくれた。
この岩山はサージさんが時々山歩きする場所だと言うことだが、
彼は一人でこの岩山を歩き回るのだそうだ。
私の新しいデジカメの説明をしているところ。
オリンパスの耐候性能の強いカメラで、水中は10m、落下は2mまで、
なんて自慢げに話してしまった。サージさんも機会が好きなので欲しそうな感じだった。
サージさんがロゼティーへ迎えに来てくれて、彼の車で家へ連れて行ってくれた。
下の家に方が居たので塀越しにご挨拶した。
下の家へは以前、お子さんの誕生パーティーにお邪魔したことがあるので
顔を合わせたら挨拶するのが礼儀というものだと思ったからだ。
サージさんの庭には孫用のミニハウスが置いてあった。
右側のベージュ色の壁の向こうはプールになっている。
フランスでもイタリアでも高速道の最高速度制限は130km/hだが山道でカーヴがきついとか
だと、それより低い速度に規制される。この辺りは110km/hだ。
ツーロン辺りだと思うが陽が落ちて来た。
フランスは空の雲まで魅惑的だ。
以前はツーロン市内を高速が通っていなかったから、
一旦市内を一般道で通らなければならなかったが、
今回は前に工事していた地下道が開通していたから、すんなりと通り抜けられた。
今夜の宿は、ラ・シオタのホテルロゼティーを予約してある。
このホテルはサージさんの友人が経営しているらしく、
何時もサージさんが予約を入れておいてくれる。
高速道がラ・シオタの出口手前で詰まっている。殆ど動かない。
フランスで渋滞にであったのは初めてだ。
帰宅時間に工事したりすると渋滞が発生するのは日本と同じだと思ったが、
たまにはこんな事も良い経験だ。後500mくらいで出口だと分かっているから
余裕綽々です。
イタリアとフランスの国境を通過しました。
ゲートは残っていますが、チェックなどはありません。
ノン・ストップで通り抜けられます。
交通標識はフランス領のニースの地名はイタリア語とフランス語が併記されています。
イタリアへの道はイタリア語だけです。
魔女っぽいマダムの居た店の前を通過したら、私を憶えていてくれて手を振ってくれました。
こんなところが南欧の人なっつこさでしょう。私も手を振りました。
3年ほど前に訪れた村は城跡を手入れしていました。
今回は通過です。この村にあったピザ屋さんは大きくて美味しいピザでした。
我々は半分ずつで事足りましたが、臨席のご老人夫妻は一人前のピザを
平気で平らげて居ました。
彼らの健啖ぶりに驚きましたが、彼らは逆に我々の小食振りに驚いていたかも知れません。
以前訪れた時に描いたアーチ橋は健在でした。何百年もびくともしなかった橋ですから、
2年や3年で壊れるはずはありません。
お城は前に見た時には崩壊寸前という感じでしたが、補修工事が終わったところは
新築時の威容を取り戻しつつあります。
私も金持ちだったら、こんな城を買い取って補修し城主になってみたいものです。
totoが5回くらい連続して当たらないと無理でしょうね。
この辺りでハンティングをしているらしく、猟銃を持った人に出会いました。
獲物が現れるのを待っているのか、勢子なのか分かりませんが、
いずれにしても、流れ弾を食らうのはごめんですから、早々に通り抜けました。
良い葡萄の出来る土地は石灰岩で出来ているようですから、
雨水が地中にしみこむ時に石灰岩を溶かして空洞を作ります。
その空洞に鍾乳洞などが出来るのです。
その空洞に水が溜まり、地表に湧き出したりすると、美味しい水が飲めるわけです。
ここもそんな湧出地なのでしょう。
私も車を停めて、空いているペットボトルに清水をもらいました。
天然のミネラルウオーターですから美味しいです。
地元の人も大きなタンク持参で汲んでいました。
段々畑がありました。
日本なら千枚田と言うところでしょうが、水田ではありませんでした。
なんの畑かは作物が植わっていないから分かりませんが、
南斜面だから花でも植えるのではないでしょうか?
写真ではその一部しか写っていませんが、山の斜面全部が段々畑です。
イタリアの農民も勤勉に石を積み上げて農地を作ったのです。
耕作にも機械は使えないから人海戦術でやるのでしょう。
どこの国にも篤農家が居るものだと感動しました。
魔女の村にも家の外壁にマリア様が祀ってありました。
魔女とマリア様が仲良く共存しているのは面白いです。
前回寄った土産物屋で又買い物をしました。
マダムは私を憶えていると言っていましたが、多分社交辞令でしょう。
地元の男性と行き会いました。穏やかな良い顔をしています。
そうゆうところに住んでいるとこんな顔つきになれるのでしょう。
この箒で魔女さんは空を飛べるのです。タケコプター(ドラえもんの)より楽しい乗り物です。
私も飛んでみたいです。
村の入り口にジェラード屋さんがありました。
可愛い女の子が店員さんでしたから、早速一つ購入。
村を歩きながら食べました。
村の中を写した写真をご覧下さい。
石造りの家が迷路のようになっています。
トンネルあり、階段、坂道ありの石の塊という感じです。
」
石で出来ている村だから火災の心配は少ないと思いますが、消火栓もありました。
山のてっぺんにお城の跡がありますが、そこまで登る元気はなく
下から眺めるだけで止めにしました。
観光地とはいえ、村には住人が居ます。
その方々の静穏を乱さないように、おずおずと歩きました。
住人のご婦人にご挨拶して謝意を表しました。
魔女が居る村ですが私は残念ながら会った事はありません。
キノコも名産で私が訪れた日の少し後にはキノコ祭りも行われるようでした。
このパン屋で前回来た時に、焼きたてのパンを買ったのですが、歯ごたえのあるパンで、
旅先では歯が立たなくて日本へ持ち帰り、帰宅後に食べたのですがスープに入れたら
美味しく食べられました。、
魔女に注意!の標識まであるから、夜陰に紛れて魔女が出没するのかも知れません?
去年行った魔女の村へ行く途中、飲み物を買いに寄ったお店のマダムとツーショット。
魔女の子孫ではないかと思わせる風貌の美女でした。
魔女ではない証拠に気立ての優しいマダムでした。
帰り道に又店の前を通ったらしっかり憶えていてくれて、
手を振って挨拶してくれたのも嬉しかったです。
自転車レースが通り過ぎてから、しばらく山道を走っていたら、右に曲がる
曰わくありげな道がありました。
こうゆう道は得てして鄙びた山のがあったりしますから、ためらわずに入っていきました。
5kmくらい行ったら行き止まりになりました。
その先にがあるらしいのですが、車は入れません。
駐車スペースも余裕がないから仕方なくスゴスゴ引き返しました。
Uターンするのも何度も切り返して崖ギリギリに車輪を止めたりのきわどいハンドル操作でした。
山道で車が渋滞しているので、何事かと思って居たら、自転車が猛スピードですれちがいました。
自転車レースのため一時交通遮断していたのです。
パトカーがしんがりだったらしく、パトカー通過後は私の車も通らせて貰えました。
海岸のレストランから、車を北に向けました。つまり山に向かったわけです。
小さな村を通ったらカタツムリの看板や、キノコの看板がありました。
この辺りはキノコが生えたり、カタツムリ(エスカルゴ)が育ったりする
地味豊かなところなのでしょう。
優雅な曲線のアーチ橋があったりします。
このコースはもう三回目のドライブですが、自分の故郷に帰ったような安らぎを憶えます。
南イタリアとは違い、治安が悪くないから、車を置いたまま散策してもなんの心配も要りません。