絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

2010欧州ドライブ雑記 18  ローザンヌ

2010-10-31 10:02:17 | 海外旅行
1枚目のこの写真だけはクリックすると全体画像が見られます。
トリシュナにオード-リーの墓はあるのでそこへ行く前にローザンヌでお昼にした。
町中は何故か大渋滞だからレマン湖畔のヨットハーバーにあるお店にした。ここなら車は置けるし眺めも良い。
ピザ一人前を「半分こ」してもらった。ウエイトレスも心得たもので皿とナイフ・フォークは二人前用意してくれた。こうゆう食べ方の人もいるのだろうが、周りを見渡しても我々以外は皆さんちゃんと一人前ずつ召し上がっていた。私のおなかには半分で十分の量だった。

道路工事の美人さん

ヨットハーバー、背景のホテルが洒落。

学校あり、の標識もお洒落だ。

2010欧州ドライブ雑記 17スイス・ジュネーブに入る

2010-10-30 10:17:38 | 海外旅行
国境の検問をパスするとまもなくジュネーブのウエルカム標識?が出てきた。
20年程前に初めてパリのガラ・デ・エスト(東駅)からTGVに乗って1人でジュネーブまで来た事を思い出した。海外旅行の1人旅を始めたばかりの頃で、何をするにも、何を見るのも物珍しく気持ちが高ぶったのが今考えると新鮮で良かった。
レマン湖の噴水に感激し、スイスフランの両替に銀行へ行ったら自動両替機に日の丸の印があり、1万円札がなにがしかのスイスフランと自動で交換できたのに驚いたりして日帰りで又パリに舞い戻ったのも懐かしい想い出だ。
想い出のジュネーブは素通りして、ローザンヌ近くのオードリーの墓に詣でることにした。
画面をクリックすると画像全体が見えます。

2010欧州ドライブ雑記 16 フランス・スイス国境のチェック

2010-10-29 15:03:28 | 海外旅行
EU国間には国境はあっても普通はそこで検問等を行うことはなくフリーパスなのですが、スイスへ高速道で入ろうとするとこのような検問が行われます。
これはスイスの高速道路料金が年額制のため、その年に初めて入る車はなにがしかの料金を支払い、フロントガラスに剥離不能なステッカーを貼らねばなりません。(剥がそうとするとバラバラに分離してしまうのです。)
私が借りた車は前に借りた人が既に支払い済みだったのでそのまま通過出来ました。
以前一度だけ支払ったことがありますが、年額で3,000円程度でした。
国境の通過と言うよりは高速道路の料金所と言ったところですが、係員は拳銃や自動小銃を持った強面のお兄さん(兵隊さん)ですから、3千円を惜しんで強行突破などはしない方が良さそうです。


2010欧州ドライブ雑記 15 高速でスイスへ向かう

2010-10-28 15:18:24 | 海外旅行
リヨンから高速に入りスイスへ向かいました。
リヨンを出るときには重く垂れ込めていた空でしたが、途中で雨になりました。
私は「晴れ男」なのですが、今回の旅は出だしから雨模様では今までのツキには見放されたのかと思いましたが、どうしてどうして未だ晴れ男のツキには見放されてはいませんでした。
旅の期間中15日間にわたって、車での移動中は降っていても、私が車外に出て歩くときには雨は上がってい、又、車移動に入ると降ってくると言う不思議な僥倖に恵まれたのです。






2010欧州ドライブ雑記 14 今回の旅の足はプジョーC5

2010-10-27 15:26:20 | 海外旅行

今回の旅の足になってくれるのはプジョーC5のマニュアルシフト車です。
オートマ車が欲しかったのですが、車種のグレードを上げてもマニュアル車しかなかったのです。
道案内は日本から持参したガーミンのカーナビです。SDカードの中にヨーロッパ全図が収まっていますから今回の旅の行程は全部カバーしています。画面が小さいのが玉に瑕ですが日本語の音声案内もあるから心強いマシンです。
ガーミンの右に見えるのはGPSで10秒ごとに時間と場所を記録する機械で、本シリーズ冒頭の行程図はこの機械のデータを使って居ます。2GBのSDの中に一日6時間走行したとして6年分のデータが記録できるのだそうです。




2010欧州ドライブ雑記 13 フランス第一夜が明けて  リヨン

2010-10-26 16:10:23 | 海外旅行
我々が投宿したホテルはリヨンで一番高いビルらしく、朝起きて窓から外を眺めるとご覧の通りの見事な展望でした。
空は厚い雲が垂れ込めていますが、未だ雨は降っていません。
今日はスイス・ブベイまでの移動日ですから観光はしませんが余りひどい降りにはなって欲しくないです。

2010欧州ドライブ雑記 12 フランス第一夜 リヨン

2010-10-25 08:56:52 | 海外旅行

GTVでリヨンにつき、駅前のタクシーにリーズナブルなホテルに連れて行くよう頼んだ。運転手は任せておけ、と肯いて駅の反対側にある高層ビルに車を着けました。
ホテルはビルの上部にあり我々が泊まった部屋は35階でした。
ホテル近くのベトナム料理の店で夕食、ワインを飲んでも10ユーロあまりと食事代もリーズナブルなフランス第一夜でした。
ベトナムはフランスの旧植民地でしたから、ベトナム人は多いのです。フランスは旧植民地からの移民はフリーパスで受け入れているようです。


カメラブレしていてすいません。








2010欧州ドライブ雑記 11 新幹線には無いシステム

2010-10-24 14:00:06 | 海外旅行

TGVにはあって新幹線には無いものが何点か目に付きました。
この切符、TGVの乗車券ですが、一枚で2人分の乗車券です。日本だと2人なら2枚の乗車券と2枚の特急指定席券の計4枚が発行されますがTGVは1枚で済ませています。
トイレのドア上部には何がどちら方向に行けばあるのかを示しています。進行方向に行くと赤ちゃん用のベットがあり、反対方向には飲み物とインフォメーションがあるのが一目で分かります。殆どの表示が文字ではなくマークで表しているのも、私のようにフランス語の分からない外国人には親切な設計です。
座席の脇にはコンセントがあるからパソコンの電源等にも便利です。
出入り口のドアの側にはハンマーが用意されています。これは万一の場合の脱出用です。日本だとドアを閉めている圧縮空気の圧力を抜くコックがガラスの蓋が付いて箱に収められてふぃますが、TGVでは窓ガラスを壊して脱出する方法を採っているようです。
農耕民族と狩猟民族の発想の違いでしょうか?










2010欧州ドライブ雑記 10 お洒落なTGV車内の表示

2010-10-23 09:45:50 | 絵画
                座席ではご遠慮下さい。
携帯電話が車内で使えないルールは日本と同じですが、その表示はご覧のようにすっきりさりげないものです。
車掌がしつこくアナウスするというようなことはなく、可愛いイラストで、使える場所と使えない場所に表示されているだけです。
客席では使えない、デッキ部分に行けば通話OKというわけです。



           デッキでは使用OKです。

2010欧州ドライブ雑記 9  TGVの外観と車内  

2010-10-22 10:30:14 | 海外旅行

TGVの外観は日本の新幹線に比べるとごつい感じがします。スマート、軽快というイメージではなく、力強い、タフという感じです。
車内の感じは重厚、落ち着いた、という感じです。
これは1等車です。
3列しか座席がありませんからゆったりしているし椅子の前後の間隔も広くて寛げます。
2等車でも4列ですから新幹線のグリーン車並みです。
旅というものは単に地点間の移動と言うだけではなく、楽しむ、寛ぐという要素もあると思います。そうゆう意味では新幹線には欠けているものがあるな、と言う思いがします。


2010欧州ドライブ雑記 8  列車編成表

2010-10-21 05:22:21 | 海外旅行

列車が入線するホームを確認してホームに入ったらこんな列車の編成表が掲示されていました。私の乗る列車にはワイングラスのマークが付いているから食堂車かスナック・飲み物を扱う車両が付いているようです。
ホームには何号車が何処に停まるという表示はありません。A~のアルファベットがホームに掲示されていて、この編成表で自分の乗る車両番号とホームのアルファベット表示を照合して自分の乗る車両が来る位置を見定めなければなりません。慣れない旅行者にはこのシステムを理解するのにかなり頭を働かせる努力が必要でした。惚け防止にはなりそうですが、ちょっと戸惑いました。

2010欧州ドライブ雑記 7 改札は自分でやる。

2010-10-20 08:00:48 | 絵画
ヨーロッパの殆どの国では日本のような改札はなくホームまで自由に出入りできるし列車に乗り込むことも可能です。
(地下鉄は改札があるところが多いです。)
無賃乗車のやり放題かというとそうはいかず、かなり頻繁に検札が来るし、見つかると目の玉の飛び出るくらいのペナルティーを食らうことになっています。
改札機を通さずに列車に乗り込むと、たとえ切符を持っていても不正乗車と見なされますから乗車前にホームに設置されされている改札機に自分で切符を差し込んで改札することが必要です。又、乗り越しと言うことも認められません。切符は目的地まで買っておかないと、これも不正乗車と見なされてしまいます。

2010欧州ドライブ雑記 6 列車の到着ホームは・・・

2010-10-19 08:05:34 | 海外旅行
窓口でTGVの乗車券を買ったときに係の女性から15分前に表示板を見て自分の乗る列車の到着ホームを確認するように言われた。日本だったら時刻表に発着ホームが記載されているがフランスやイタリアでは直前まで何処に列車が入ってくるのかは未定なのだ。
そこでご覧のように乗客は表示板に自分の乗る列車の入線番号が表示されるのを確認してからおもむろにそのホームに向かうことになる。
列車が100%近く定時運行される日本と違い、大体の列車が15分や20分遅れるのが常態の国では、あらかじめ入線ホームを決めておいても混乱するだけだから、その度毎に列車の入線を捌いていくのだ。
*TGVはフランスの新幹線のことです。

2010欧州ドライブ雑記 5 TGVの切符を買う

2010-10-18 10:12:29 | 海外旅行

JALは予定より20分程度遅れてシャルル・ド・ゴール空港に着陸した。機内放送でパーサーや機長が延着を詫びていた。12時間も飛んで20分くらいの遅れはどうと言うこともないと思うのだが、律儀なことだ。
空港内にTGVの駅があるからそこでリヨンまでの切符を購入した。フランス人は殆どの人が自動販売機で切符を買っているが、私には機械の操作がよく分からないから人間が対応してくれる窓口に並んだ。外国人が多いようだ。
私は日本でnetで調べておいたタイムテーブルの列車を指定したらそれはもう間に合わないよ、次の列車にしろと言われた。そこで気がついたのだが、私の時計は時差を8時間で合わせていたのだが、フランスでは未だ夏時間だから私の乗る予定の列車は出発済みだったのだ。
高齢者割引はないのかと聞いたら、それにはかなりの額の年間パスを買わなければならないのだと言われて諦めた。パリ-リヨンの往復だけしか使わないのだから割引にはならず、かえって足を出してしまうからだ。
一等車も二等車もそれほど差はないしJALのエコノミー席で長時間窮屈な思いをした後だから、一等の往復を買った。
往路は2人分で229.60ユーロ、帰路はその半分近くに割り引かれていた。往復だから安くなったのかTGVは時間帯によって料金が変わるから安くなったのかは聞き損なった。
TGVのリヨン到着は15分ばかり遅れたが、車内放送では遅延の知らせはしたものの、お詫びのアナウスは無かった。2時間の距離で15分位の遅れは詫びを言うほどの出来事ではないからだろう。
フランス人のこのアバウトさは私には好感が持てる。
脚線美はおまけの写真です。


2010欧州ドライブ雑記 4 再建中のJAL

2010-10-17 09:16:17 | 海外旅行

経営破綻して再建中のJALは乗客にとっても厳しい物があります。
私が乗った機の乗務員達は精一杯サービスに努めてくれていましたが、食事の質は思いなしか落ちたように思えるし、エコノミー客には新聞も雑誌も提供されなくなっていました。
ワインなどの飲み物類は以前と変わっていないようだしお代わりにも応じてくれていますが、おつまみは配布しなくなっていました。手荷物の重量チェックも厳しくなり、基準値を超過した分については高額な超過料金が課されるようになりました。
超過料金は正規運賃で計算して乗客の平均体重を50kgとして計算するようですから仮に10kgの超過重量だとすると正規運賃の20%の超過料金を支払わなければならないことになります。この金額は多分安売り航空券の値段より高くなると思います。
経営再建が至上命令だとしても余り厳しい対応が続くとJALから他の航空会社に乗り換える人が増えるのではないかと心配になります。