SILVER SWORD (銀剣草)

マウイ島にしか無いと思っていたSILVER SWORD （銀剣草）がハワイ島にも自生しているのを案内板で知り早速見に行きました。Ｓ君は本郷にある国立大卒で海外赴任の経験もあるのに、この立て札を立ち入り禁止であると早呑み込みして私に入ってはいけないと忠告してくれました。
私は通路以外に足を踏み入れてはいけない、と言う意味に取ったのでＳ君の忠告は
無視して観察に出かけました。確かに面白い形をした植物です。葉が剣のように銀色に輝いています。柵から入っていったのですが、お咎めはありませんでしたから私の解釈は間違っていなかったらしいです。
銀剣草はビジターセンターの裏手にあるのだが、案内標識があるでもなくガイドがその存在を知らせるわけでもない。見たい奴は事前に自分で調べて勝手に観察すればいい、と言う考えなのだろう。
日本なら案内看板が立ち道順を示す矢印があり、ガイドが旗を持って先導して客をぞろぞろ連れ歩き、たちまち銀剣草は踏み荒らされて姿を消していることだろう。（中には人目を盗んで引き抜く不埒な輩も出てくるだろうしね。）
銀剣草のことはハワイ島だけを扱ったガイドブックにも載っていなかった。
下記の記事によると開花している銀剣草と行き会えた私は運が良いらしい。

*参考
シルバーソード、日本語で銀剣草という。世にも珍しい銀色の剣が集まったような植物だ。実はこの植物は稀少な高山植物で、標高がかなり高いところでしか生息しない。現在、世界中で銀剣草が見られるのはヒマラヤ山中と、ハワイのハレアカラ、マウナケア山頂周辺のみである。
　この風変わりな植物は、写真のような姿で10年前後を過ごし、一生に一度の開花時期になると大きな変貌を遂げる。中央部から茎が伸びてきて、その高さは2mに達するという。そして茎の周囲には、ヒナギクのような黄色と紫色の花を付ける。
　ハレアカラでは、ビジターセンターや山頂のパーキングに銀剣草が植えてあり、その姿を目にすることができるが、開花している銀剣草を見ることができる人は、幸運の持ち主だ。（hawaii123.com より転載）


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ハワイにディズニーのないわけ

この道路、縦にうねっています。その角度はかなり鋭角でスピードを上げたら車が宙に飛び出すと思えるほどです。
バスの運転手は２５マイルの制限速度を守って走っていましたが、それでも畝を超えるたびに身体が浮き上がるように感じたりシートに身体が押しつけられたりしました。
この辺りの土地は溶岩台地ですから道路を造るのには硬い溶岩を砕くという難工事になります。そこで切り通しにしたり盛り土にしたりの手間はなるべく省いて、地形通りに道を通したのでしょう。
手間を省いた凹凸道路はジェットコースターに乗っているような錯覚を起こします。いみじくもこれが観光資源になってバスの客を楽しませているわけです。
もうかなり走ったのですが一帯はまだカーター牧場です。相変わらず牛の姿は一頭も見かけません。
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カーター牧場

個人所有では世界中で一番広かったというカーター牧場は本当に広いです。行けども行けども果てしなく牧場の敷地なんです。ところが牧場の主たる牛の姿は何処にも見えません。
完全な放し飼いで牧場側でも何頭いるのか把握していないという噂ですが、野生化したロバや山羊は時々見かけましたし七面鳥も居ました。けれども牛の姿は何処にもありません。５万頭とか５０万頭とか居るというのですから幾ら広くても１頭くらい居ても良さそうな物です。
下の写真の雲の中がマウナケア山の山頂です。出発したワイコロアは海沿いの場所ですから海抜零メートルから４２００メートルまで登る訳ですが、山の頂が平たい形なのでとてもそんな高山とは思えません。なだらかな丘という感じですからね。

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マウナケア山へ ② 登山バス

約束の午後２時にバスが迎えに来てくれた。大型のジープでイスズのジーゼルエンジンを積んでいるという。ドライバーに英語で話しかけたら流ちょうな日本語で「英語上手ですね、外国に住んでいたんですか？」と些か大袈裟な事を言われた。上手な訳はない、学校で習っただけですよ。と答えたがその後は安心して日本語でお話しした。
運転手兼ガイドさんで、車内で登山条件承諾書にサインするよう言われた。
曰く、３日以内にスクーバダイビングはしていない、妊娠していない、高血圧症ではない、事故があっても苦情申し立てしない、etc・・・
ご丁寧にサインする場所は５ヶ所くらいあった。アメリカは訴訟の多い国だから主催者としては訴追防止に躍起なのだろう。

マウナケア山へ ① 出発前からお疲れの様子

私の相棒は高校の同級生、と言うことはほぼ同年齢です。
S君は腰に故障があるのでどうも疲れ易いようです。
これからマウナケア山へ登る登山バスがここへ迎えに来るのですが、私は初めての４２００ｍに舞い上がってわくわくしているのですが、Ｓ君はどうも意気が上がらない様子です。４２００ｍの低気圧・低温をクリアーできるのか少し心配です。
私は既に３８００ｍを体験済みですから些か自信は有りますが・・・

ハワイ第一夜の夕食

コンシエルジュに教わったコナ湾に面した海鮮料理店の名前は「フィッシュ・ホッパー」（魚の荷揚場）という名前です。コンシエルジュの言うには、美味しくてリーズナブルだというのです。店の入り口には今夜のお勧め料理が並んでいます。
見本が出ているなんて、いかにも日本の料理や風です。
これは蝋細工ではなく本物です。私はロブスターとビール、それと野菜のミックスサラダを頼みました。パンやライスは別注文のようです。ヨーロッパだとパンは必ず付いてくるのに、こんなところも日本風です。

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コナ海岸の花火

宿のコンシエルジュのお嬢さんに聞いた海鮮レストランへ出掛けたら、海岸は大勢の人で賑わっていた。目的のレストランは、コンシエルジュの電話誘導（コナへの曲がり角からレストランの見えるところまで携帯電話でずっと誘導していくれた。）で難なく見つけることが出来たのだが、駐車する場所がない。かなり探してやっと路上駐車したが、今度はレストランで席が空かない。予約していたから待合い席を急遽テーブルセッティングして貰ったが、席が空かない理由が分かった。暫くすると打ち上げ花火が始まったのだ。花火は日本で見慣れている物とはかなり違う。ご覧のように写真にもなかなか写らないほどの小型の物が遠慮がちにかなりの間をおいて打ち上げられる。それでも観客は大喜びで拍手したり、感嘆の声を上げたりしている。
独立記念日のイベントで、コナでは初めての花火大会だという。花火を見られて運が良いと喜ぶか、ひどい人出で往生したと嘆くか、思案の分かれるところである。

ワイコロア・ヒルトンのコンドミニアム

我々の宿はさすがヒルトンと思わせる結構な作りでした。私が欧州で泊まる安宿とは違い広々しています。調度は豪華ではないですが、くつろぐ事が出来る程度に整っています。長期滞在に便利なようにキッチン設備は十分すぎるくらい揃っています。
寝室は２つ有り、一つはキングサイズのベット、もう一部屋はセミダブルのツインで、各寝室にはバス・トイレがそれぞれあって洗面台もゆったりしています。
ここなら一週間居ても耐えられそうです。
私はツインの方の寝室を使うことにしました。オーナーに豪華市仕様の部屋を使って貰うのが筋ですからね。

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ちょっと太めとかなり太めの男たちが見ている物は？

小緑地にあった変わり種の噴水です。緑地内の通路を飛び越すように射出されて通る人を脅かす仕掛です。憎いことにちゃんと着地点には水瓶があってそこへピタリと落ちるのです。
噴水は間欠泉になっているところも面白いと思い、知らずに通って驚く人の観察と見事にぴたりと着水する水滴に暫く見とれて居たという訳です。
デジカメはシャッターを押すタイミングと写るタイミングに微妙にズレがありますから、この水を捉えるのに苦労しました。

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壺売りやさん

こちらではお年寄りが壺を売っていました。
良く見ると、どうも材料は瓢箪らしいのです。
日本でよく見かける瓢箪細工は中央が縊れたいわゆる瓢箪型をした物が殆どですが、あの形は昔ならお酒でも入れたでしょうが、今は実用品ではなく工芸品的な存在になっています。
ハワイの瓢箪はご覧のようにしっかり実用品の形をしています。花瓶にもカップにも使えそうな形です。塗装も日本のはおどろおどろしい感じですが、こちらのは素直な色に塗られています。
ハワイというと派手なアロハとか色が溢れているという印象ですが、この壺の色は自然の瓢箪が枯れて出来る渋い色彩です。
所変われば品変わる、と言うところですね。

風船細工

顔にペイントしてくれる場所の近くで風船を曲げたり結んだりして動物などを作る人が人気を集めていました。見ていると簡単な物ばかりですが、無料配布だから多くに子供達にサービスするために、質より量と言うことなのでしょう。金魚やキリン、犬など次々に生み出す手つきは見事です。子供達にこんな真剣な目つきをされたら、手抜きなんか出来ませんね。

ハワイアン・バンド

イベントはいろいろ有ってにぎやかにハワイアンバンドも演奏していました。
セミプロ級の腕ですが、かなり熟練した素人バンドで演奏するのが楽しくて仕方ないと言った感じのシニアの皆さんでした。
ハワイアン音楽には当然フラダンスも付随しているものと思い、暫く演奏を聴いていたのですが、フラダンサーが登場する気配は有りません。それでも未練がましく立ち去れがたい風情の私を友人がしっかり写し撮っていました。

メモリアル・デーのイベント ② ボディー・ペイント

場内を顔に絵を描いた人が何人も歩いていたのでどこかで描いてくれるところがあるのだろうと思って探していたら人だかりがありそれがペイントをしてくれる場所だった。
描き手は３人もいるので結構人気のあるイベントらしい。このお嬢ちゃんが描いて貰っているのを写していたら、私にも描いてあげると言われた。
旅の恥は掻き捨てとばかりに、私も描いて貰った。
何を描きたいか聞かれたが何でも良いと答えたら、ご覧のようなドルフィンらしき絵が仕上がった。
宿で夜シャワーをするまで臆面もなくこの顔でのし歩いたのは言うまでもない。
旅は楽しまなくてはね！

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メモリアル・デーのイベント ① Ｌａｉ Ｍａｋｉｎｇ

メモリアル・デーだからかショッピング街では色んなイベントが行われていました。
これはレイ作り講習会です。私も参加したかったのですが、混んでいるし男性の参加者は居ないから遠慮しました。ハワイの人なら誰でもレイを作れるのかと思っていましたが、参加しているのは観光客ばかりでは無さそうです。地元の人も結構楽しんで居るようです。

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蛸の看板

蛸を食べるのは日本人とイタリア人、ポルトガル人くらいだと聞いたことがあるけど、ゲテモノ食いは何処にもいるからハワイでも蛸好きがいるのかと思ったら、店の前に掲示してあるメニューが日本語だったから、この店は日本人をターゲットにしている店だと分かった。私は海外で日本食を食べないことにしているからこうゆう店は当然敬遠する。
食べたことがないから味は分からないが値段は高いし、行った先の国の料理を食べる方がずっと楽しいからです。
友人でハワイに行って（多分オワフ島だと思うけど）日本語だけを話し、日本食しか食べなかった、と自慢気に話してくれたが、そんなら日本に居れば良いのでは？と私は思ってしまう。
海外に出掛けたらその国の人と話し、その国の風物に触れることが楽しいし、そのために出掛けるようなものだからです。