根が地面から持ち上がっていて蛸の足みたいになっている木がありました。
どうしてこんな状態になったのか?
子供ならくぐれそうなほど持ち上がっています。
木が生長してから地面が下がったのでしょうが盆栽ではよく見かけますが自然の作りだすのは迫力があります。
梓川の源流近くでは激しい流れの場所もあって奥入瀬のような感じがします。
奥入瀬に比べると規模は小さいですが、なかなかの風情です。
クマザサの葉は気候が厳しいからかかなり小振りで、笹団子には使えません。
徳沢に着いたのは昼少し過ぎでした。
徳沢ヒュッテは改装中で白いシートで覆われていました。
この辺りの宿は山小屋というよりリゾートホテルの感じです。
宿泊費も一人2万円とかですから高級ホテル並みです。
男女別無しの雑魚寝でも一人1万円だそうです。
カレーライスが千円という看板もありました。
昨夜松本でパンを買い込み、今朝コンビニで牛乳を買い持参したので
我々の昼食は二人でも千円以下です。
水は地下300mから太陽光発電で汲み上げた清涼な水が只で飲めます。
辺りには猿が沢山居ます、野生動物に餌を与えるなと言う表示がありますから
誰も餌は与えていません。
河童橋までは中国語の騒音に身を曝しての苦行の山歩きでした。
勿論河童橋も中国語で溢れていました。
上高地の象徴的存在の河童橋は残念ですが早々に離れました。
アドレナリンを大量に分泌しテンションの上がった連中とは距離を多置くしかありません。
半の少し上流に歩いたら上高地本来の静寂が私を迎えて呉れました。
梓川のせせらぎも聞こえています。やっと落ち着いて歩ける雰囲気になりました。
沢渡の梓パーキングに車を預けて、バスで上高地へ向かいました。
釜トンネルに入る前にもう残雪が見えてきました。
釜トンネルから先へは一般車は入れません。
山が見え始めました。
進行左側に今夜の宿が見えました。
上高地バスターミナルに到着です。
ターミナルには中国語が飛び交っていました、広場にいる人の8割は中国人(台湾かも)と思われるほどのけたたましさです。
実際には1割以下だと思うのですがこの人たちの傍若無人振りはかっての農協ツアーを上回るほどです。
山の静寂を楽しむのは諦めました。
松本の中心街はビルが乱立して雑然としていますが商店街には良い店が並んでいます。
良い店というのはブランド品を扱うという意味ではありません。
けばけばしい飾りや変に高級ぶった店ではなく、ちゃんとした品を置いている真面目な店が多いのです。
山が視界に入ってくるのも好ましいです。
関東平野に住んでいるとまず日常生活では山は見られません。
梅も杏も未熟状態では同じような色形です。
上が梅、下が杏です。
友人宅の畑と庭にあるのですがご本人様は採らないのでもっぱら私の収穫を待っているのです。
出来具合を見に来たのですがあと半月くらいで収穫時期になりそうです。
シロップにするので酸味が欲しいから熟れないうちに収穫したいです。
スーパーの梅酒瓶売り場には南高梅の売り出しは6月上旬と書かれています。
この梅の産地は高知とかの南国産でしょうから関東産はもう少し遅れることでしょう。
昨年亡くなった友人宅にお線香をあげに伺いました。
そこにあったのがこの花、娘さんたちが母の日のプレゼントに呉れたのだそうです。
薔薇と思ったらよく見ると紫陽花の花です。
紫陽花は日本から西洋に渡りあちらで様々な品種改良がなされて
日本に里帰りしたのですが、この紫陽花はガクアジサイのガクの部分が八重になっていて
さらにその中心部には白い点の集まりがあるこってりした感じの紫陽花です。
我が家の近くの田圃では大型連休中に田植えは終わって居るのに
館林では未だ麦畑が赤城おろしの風に穂を泳がせて居ました。
この辺りでは多くの農家が麦と米の二毛作をおこなっているから、
田植えは6月になってから行うのだそうです。
梅雨の雨を利用して田植えを行うのは理に適っています。
全国各地の有名な神社などに正体不明の液体を掛ける不埒な行為が広がっています。
尾曳神社もやれたたとTVニュースで見たのでどんなことになっているのか検証に行きました。
柱にうっすらと液体の痕があります。
同じ人物がやっているのか、馬鹿なやつが真似をしているのか、いずれにしても早く捕まえないと!
だんだんやり口が過激化してもっと酷いことをやらかすに違いないですから。
やったのは人間に違いないですからお詫びにいつもよりお賽銭を多く奉納しました。
尾曳神社の裏手には毘沙門天が祀られています。
今年はこの毘沙門様を含めて館林の七福神巡りをしました。