2泊目はもう一組のカップルも夕食を一緒にしました。
同宿者と同じテーブルを囲み、食後酒を飲みながら四方山話をするのが
シャンブルドットの大きな楽しみの一つです。
ヨーロッパの友人の多くはこの機会に親しくなってのお付き合いです。
10年以上前に贈ったこの家を描いた私の絵です。
2泊目はもう一組のカップルも夕食を一緒にしました。
同宿者と同じテーブルを囲み、食後酒を飲みながら四方山話をするのが
シャンブルドットの大きな楽しみの一つです。
ヨーロッパの友人の多くはこの機会に親しくなってのお付き合いです。
10年以上前に贈ったこの家を描いた私の絵です。
オリーブの古木のあるオリーブ園に立ち寄りました。
古木のOliveに良い実がなるのか疑問ですが、目印にはなります。
ランドマークですね。
オリーブ園の入り口に猛禽の鷹のレリーフがありました。
この店でオリーブの香油などを購入しました。
宿へ帰る道で見た夕焼けです。
レストラン外観です。
小ぶりのお店ですが、シックな感じにおさまっています。
きっと地元では評判のお店なのでしょう。
旧市内のど真ん中で狭い道にあるのがかえって落ち着いた趣になるのでしょう。
又お母さん(フォンソワーズ)の宿に泊まったら来てみたいです。
店に入ったときには客は私たちだけでしたが隣に団体さんが入ってきました。
私たちのテーブルには前菜が運ばれました。
団体さんはお仕着せの料理ではなく、個人個人で好きな者を頼んでいます。
マスターは客に挙手して貰って数を調べています。
教室での授業風景みたいでほほえましいです。
フォンソワーズの息子さんはオーナーでありシェフではないようです、
注文を取って出来た料理の配膳はしますが、調理をしている気配はありません。
洒落た料理がはこばれてきます。
お客さんが増えました、ほぼ満席です。
やがてデザートが出ました。
オーナーとの記念写真。
息子さんに会うのは初めてです。
目的の街には着きましたが、レストランは旧市街の狭い道の奥にあるらしく
とりあえず教会前の広場へ車を駐車して
地図と睨めっこしていると赤い車を運転しているご婦人が案内してくれるというのです。
どうやら、レストランには車を置く場所がないらしいのです。
歩いてついてく来るよう指示されました。
ゆっくり走る車についていくと道を何回も曲がってレストランにたどり着きました。
案内して下さった親切なご婦人は一方通行の狭い道を又広場の方へ戻っていかれました。
ここが目的のレストランです。
ミシュランの星はまだ獲得出来ていません。
マルシェから一本裏の通りにミュージアムがありました。
お嬢さんが一人居て受付兼インフォメーションを担当しています。
0階はインフォメーションで階段を上がった1階が展示スペースのようです。
これは葡萄を搾る危惧です。
二階の見学は又後で来ることにしました。
フォンソワーズの息子さんがやっているレストランに行ってみましょう。
この村にはス-パーマーケットもタバックもキオスクもありません。
あるのはパン屋とレストラン、ホテルが各一軒あるだけです。
フォンソワーズはトリュフェ以外にも色んなお店を物色しています。
まあ、ウインドショッピングみたいなものです。
冷やかしだけではなく、日用品も買っていました。
ここで我々へのお土産も買ってくれました。
この店はスピリッを扱っています、フィアンセ用かな?
脇道にもお店が出ています。
掲載が前後してしまうのですが息子さんのレストランへ向かう前に
トリュフェの市場へ出掛けました。
偶々市の立つ日だったのはラッキーでした。
市にはトリュフェだけでなく、様々な店が出ています。
ここは野菜のお店です。日本でも見慣れた野菜が並んでいます。
プラタナスの並木が美事です。
こんな田舎町でも電柱も電線もないからプラタナスはのびのび枝を伸ばせるのです。
勿論それなりの選定はしているから瘤の有る枝振りが風格を見せています。
トリュウフェが山盛りですが、一皿で数万円でしょう。
メインストリートから脇道に入ると卸売りの車が並んでいます。
ご覧の通りかなりの数の車が勢揃いしています。
一台に週百万の価格のトリュフェが入って居るのです。
フォンソワーズはここでも顔らしく、表通りの小売店ではなくこの卸の車から買っています。
このレジ袋だけで十万はくだらないでしょう。
私に持たせてくれました。
出来損ないのジャガイモみたいな塊が二個で1万はするのでしょう。
卸の値段でそうですから、パリなどではその数倍になるのです。
息子さんの経営するレストランのある街へ向かいました。
前方に雪山が見えます。
途中に以前訪れた古いオリーブの林がある場所に立ち寄りました。
以前は古木のOliveがあるだけでしたが、
今回は其処にオリーブ油などを販売するお店が出来ていました。
朝ご飯の用意が出来ていました。
朝はお手伝いさんは居ないから、フォンソワーズが支度してくれたのです。
とても美味しい朝ご飯でした。
朝食後はどこへ行ったらいいか? フォンソワーズに相談しました。
車で30分ほどのところで彼女の息子がレストランをやっているというので
昼食はそこで摂ることにして、住所を書いて貰いました。
庭の隅っこに古い自転車にエンジンを付けたバイクを見つけました。
私の子供の頃、日本でも赤い燃料タンクを取り付けたエンジン付き自転車がありました。
それを基に開発されたのがホンダのスーパーカブです。
スーパーカブは今でも新聞配達などに利用されています。
フランスでも同じような自転車バイクがあったのですね。
手入れすればまだ動くかも知れないと思いました。
夏にはバーカウンタになるスペースには古いバイクのフレームがディスプレイされています。
古い車のパネルなどもあり、こんな雰囲気なら私もプールで遊んだ後、ここで一杯やりたくなります。
翌日は快晴でした。
庭はかなりの広さがあります。
夏のバカンス客用にプールもありますし、バーカウンターもあります。
私はバカンスシーズンは避けているのでどんなバーテンダーが働いているのか知りません。
メルセデスもこんな景色にしっくり馴染んでいます。
暖炉には薪がくべられています。
ここが居間兼食堂です。
中央部やや左に掛かっている絵は私が以前プレゼントしたこの家の外観を描いたものです。
居間には何やら中国風の置物が増えています。
どうしたの?と聞いたら、フィアンセのコレクションだというのです。
フォンソワーズには乗馬の好きな小柄の夫さんが居たはずなのにフィアンセとは?
と疑問を呈すると、薬指から指輪を外すゼスチャーをして別れたというのです。
なるほどそれで新しい恋人が居るという事だと納得しました。
ここはフォンソワーズの台所です。
今夜は我々の夕食のためにお手伝いさんが一人居ました。
食事のお手伝いとかお掃除をしているようです。
このクローゼットもフィアンセのものです。
この食器棚は前から有ったような覚えがあります。
我々は夕食を楽しみにしているとメールで伝えてあったのですが、
ご無沙汰をしている間に今はもうターブルドットは返上して普通のシャンブルドットになっていました。
でも長年のお付き合いに免じて、我々だけには夕食の用意をしていくれました。
フォンソワーズは料理が上手ですしレパートリーも豊富です。
デザートのスイーツにも凝ったものがでてきます。
それらはみんな手作りで買ってくるのはパンの類いだけです。
オムレツには高価なトリュフェが使ってありました。
メインディッシュの後のデザートには初めにチーズが出てきます。
チーズは何種類も出てきて好きなものを好きなだけ切り取って戴きます。
その後、スイーツのデザートが出て、最後はコーヒーとなります。
ワインは好きなものを好きなだけ飲めます。
まあ、夕食代は別料金でそれなりのかなりの額でしたが,
レストランに比べたら、とてもリーズナブルです。
フォンソワーズとは10年以上会っていませんでしたが、お互いにしっかり覚えて居ました。
前には馬を飼っていましたが今は犬になっていました。
私には余り慣れてくれません。 目が前髪に隠れていてうっとうしくないのかなぁ?