人形店の看板が大きいから、人形屋さんの住まいかと思ったのですが、
よく見ると別のお宅で、しもたやのようでした。
駅近くの繁華街で旧日光街道に面してるのに、
お店も開かずにひっそり暮らしておいでのようです。
表に面したガラス戸が未だに木製の戸を使っているのも好ましい感じです。
屋根がトタンに変わっているのは瓦の重量による建物の痛みを
軽減するためでしょう。
古いかわらぶきの屋根には下に分厚い泥の層があり、
瓦自体も厚みが今のものより分厚いから
屋根の重量はとてつもなく大きくなるのです。
頭を軽くしても昔の面影を残しているのは嬉しいです。
人間のおつむの軽いのは戴けませんが・・・・