絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

庭の花たち 3  キンリョウヘン

2017-04-30 06:03:04 | Weblog

キンリョウヘンは、日本ミツバチにとって、たまらなく良い匂いを放つ蘭の一種です。

この花をミツバチの待ち受け箱の近くにおいて、分峰したミツバチの群れを誘い込むのです。

今年はキンリョウヘンが八房も花芽を付けました。

キンリョウヘンは蜂に受粉されると花が萎んでしまうので、

蜂には匂いだけ嗅がして受粉は出来ないように袋をかぶせるのです。

さて今年はうまく蜂をおびき寄せてくれるのでしょうか?

去年居た蜂の群れは、農薬ニコチノイドの影響で消滅してしまいました。

このニコチノイドは昆虫にだけ作用して神経を破壊する恐ろしい農薬です。

農水省のお役人様は人間には害がないからどんどん使って農産物を育てなさい、とご指導下さって

欧州の50倍の濃度のネオニコチノイドを日本中にばらまかせています。

トンボは姿を消しツバメも餌がなくなって飛来数は激減しています。

昆虫が居なくなれば生物連鎖が途切れて、自然界のバランスが崩れるという、小学生にでも理解できる

単純な事が農水省のお役人には理解できないのです。

噂では政界に農薬製造会社から莫大な賂(マイナイ)が流れていると言う話も聞こえてきます。

八房のキンリョウヘンの花も幾ら香りを振りまいても、嗅いでくれる蜂さんは空の小さな星になってしまっているのでは

無為な開花に終わってしまいます。

ネオニコチノイドは蜘蛛やダニには被害を及ぼさないのでダニがはびこって植物の新芽を食い荒らしたり

生き残って居るわずかな蜂にとりついて病気にしたりしています。

悪魔のようなこの農薬は絶対に使ってはいけないのです。

馬鹿に付ける薬はない、と言いますからお利口さんでないお役人に付ける薬はありません。

製薬会社も自分の首を縛る薬なんて開発するわけがありません。

私の耳に聞こえる蜂やトンボなど昆虫さんたちの悲鳴も、だんだんか細くなって来ました。

(合掌)


庭の花たち 1 レベッカ・ゴールド

2017-04-28 06:16:43 | Weblog

一昨年に植えたレベッカ・ゴールドが今週初めて花を付けました。

花を愛でるのではなく果実を収穫できるかも知れないという期待で胸が膨らみます。

なにやら南方系の美味しい果実らしいのです。

秋が待ちどうしいです。


鹿威し(シシオドシ)を作りました(^o^)

2017-04-27 05:43:49 | 趣味

不要品交換サイトで傘立てを無料で下さる、といのに応募し、戴きに伺ったら、

品の良い女性が応対されて、年を取って一人暮らしも大変なので娘のところへ行くことになり

不要品を処分しているのだと言われた。

門は冠木門で屋根と塀の上には銅板葺きの洒落たお宅です。

更地にして売ることになっているから、欲しい物があったら何でもあげる、と言われました。

と言うことで、持てる重さの庭石と石灯籠を戴いてきたのです。

傘立てから駒が出たというわけです。

左上の木箱はミツバチの待ち受け箱です。

分蜂したミツバチが、これは良い住まいだ、敷金や家賃がないも気に入った、と言って入居してくれるのを

待ち受けているのです。

戴いた庭石で池を作りました。と言っても一坪にも満たない水たまりみたいなものです。

内牧のタケノコ農家でタケノコを買ったついでに間伐した竹材をこれも只で戴いて

鹿威しを作って見ました。鹿が増えたと言っても我が家に庭へ出没するわけではありません。

竹が石をたたくコ~ンという響きを楽しもうという寸法です。

池の底には鉢を埋めました。魚が避難場所にしても良いし睡蓮を植え込んでも楽しめるようにしたのです。

鹿威しの音でご近所さんを睡眠不足にしても行けないから、60Lのタンクに井戸水を貯めて使うシステムです。

これが戴いた石灯籠です。笠に苔が生えていてなかなかの風情です。


2016秋の欧州ドライブ  CDG空港か羽田へ

2017-04-26 05:01:27 | 海外旅行

吾々の2週間にわたるドライブの旅もここでENDマークです。

最後の最後にパンクなんてアクシデントに見舞われましたが、

親切な方に助けていただき、かえって良い思い出になりました。

JALの046便で羽田へ向かいます。

飛行はスケジュール通りのようです。

CDGの第2ターミナルE棟です。以前はFだったのですが一昨年辺りから変更になりました。

この機体が羽田までの7000マイルを飛んでくれます…役1時間のフライトです。

長期にわたり吾々の旅にお付き合い下さり有り難う御座いました。

明日からは日常の生活の有様をお伝えする予定です。

またよろしくおねがいします。            頓首


2016秋の欧州ドライブ  CDG空港に向かいます。

2017-04-25 06:06:42 | 海外旅行

スペアータイヤでのんびり走ってもまだ時間には余裕があります。

空港のマークだ標識に出始めました。

空港内には入りターミナルの案内です。台にターミナルのFがレンタカーを返す場所です。

駐機する飛行機が見えます。

シャルル・ド・ゴールです、パリ空港の方がわかりやすいですがCDGが正式名称です。

ターミナルが近づきます。

マルセイユで車を借りて、コ-トダジュールをドライブしてイタリアに入りクロアチアからスロベニア

更にオーストリーを経てまたイタリアに入りスイスをかすめてフランスに戻る欧州周遊の旅も

ここで終焉です。

 


2016秋の欧州ドライブ  食事にも満足、おなかも満腹なので

2017-04-24 08:50:03 | 海外旅行

今日は欧州の旅の最終日です。

ドゴールを発つにはもう少し時間があるから付近をドライブしました。

給油しておかないとと思い、ガソリンスタンドに入るとき縁石にタイヤの脇腹を当ててしまい

左の後輪がパンクしてしまいました。

車をスタンドの隅に移動してタイヤ交換を始めたのですが、ボルボのでかい図体に手こずってしまいました。

給油中のフランス人の方に手助けを頼むと気さくに応じてくれました。

手助けどころか彼は私には見ていろと言い、手際よくタイヤ交換に取りかかって呉れました。

ところがタイヤを止めているナットの一個に鍵が掛かっていてその鍵のありかが分からないのです。

お兄さんがグローブボックスの奥からやっと見つけてくれて無事に交換も終わりました。

30分は掛かったと思います。

お兄さんは親切に、これは予備のタイヤだからスピードを抑えて走るように、との助言までしてくれました。

お礼に自作の七宝を差し上げたらとても喜んでくれました。

名前もメルアドの聞かなかったのでここで感謝の意を表したいと思います。

七宝にはこのサイトのURLが書いてありますから見て下さると良いのですが。

でも日本語では分からないですね。

この方がその親切なお兄さんです。

今後車を借りる時にはナットの鍵のありかを聞いておかねばと思いました。


2016秋の欧州ドライブ  オーベル・シュル・オワーズのゴッホの墓に詣る前に戻ります。

2017-04-23 05:49:58 | 海外旅行

話が前後してしまいますが、マルシェで買ったお弁当を美味しく食べることにしました。

  このレジ袋の中身は全部ランチです。いろいろ買いすぎました。

蛸を食べるのは日本人とイタリア人という説がありますが美味しい物好きのフランス人も

蛸は見逃しては居ません。

こちらはサンドイッチ。一本のナゲットでは多すぎるので二つに分けて貰いました。

ともかく美味しい、とうことで買いすぎたと思った量も全部平らげました。

車をオーベルの町外れにあるお城の庭に止めての食事です。

お城の庭と駐車場は無料です。

売店のある区域、レストラン、簡単な展示場、トイレも無料です。

場内の見学は幾ばくかの料金が必要ですが、私は前に入っているのでパスします。

フランスでトイレ端だというのは有難いです。デパートの無料が多いですが、

中には掃除のおばさんが陣取っていて、チップを置かないと入りにくい

雰囲気を作っていたりしますからね。

 


2016秋の欧州ドライブ  オーベル・シュル・オワーズのゴッホの墓に詣る

2017-04-21 05:38:23 | 海外旅行

ゴッホの墓には殆ど毎年訪れていますから、このブログをご覧下さっている方は又かと

お思いでしょうね。

ゴッホが眺めているデア楼墓地の景観です。

造花の花が飾られているので華やかな感じです。

日本の墓地は墓石が林立しているから見通しが良くないですが、

欧州の墓は平らですからこのように遠くまで見渡せます。

周囲の墓よりゴッホとテオの墓はこじんまりとしていて良い感じです。


2016秋の欧州ドライブ  オーベル・シュル・オワーズのマルシェ ②

2017-04-18 21:35:56 | 海外旅行

 マルシェの広さはテニスコート2面くらいでしょうか?

店がご覧の通りぎっしり並んでいます。

品物は新鮮でみな美味しそうです。 

 

 野菜、未来、魚、チーズ、パンやお菓子まであるようです。

 小海老の種類が多いです。

 フランス人は意外に魚もお好みです。

ベルサイユのマルシェでも魚屋が多く店を開いていました。

 デリカもあります。

 この中からお好みのおかずをチョイスして量り売りで買えます。

 犬は電車にも乗ってくるし、マルシェの立ち入りOKです。

 売り子のお兄さんの威勢の良い売り声も響きます。

 お犬様のお買い物です。

 花屋さんもあります。

 これが私の選んだお弁当です。ナイフとフォークも付けてくれました。

 

 


2016秋の欧州ドライブ  オーベル・シュル・オワーズのマルシェ ①

2017-04-17 07:49:52 | 海外旅行

 オーベル・シュル・オワーズのマルシェは日曜日ごとに開かれているようです。 

 肉、野菜、チーズ、デリカッテッセンもあります。

去年もここでお昼を仕入れてお城の庭で戴きました。

 マルシェは子供にも人気です。

 さまざまなめいがらのチーズです。

 肉やも数軒出ています。

 今夜出国なのでお土産に飼いたいけど、、、

普段日本ではスーパーに行っても欲しいものだけ飼うのですが、マルシェでは買いたいものだけ買って帰ってきますが、

ここでは全部のお店を見て回りました。


2016秋の欧州ドライブ  オーベル・シュル・オワーズへ

2017-04-15 06:17:48 | 海外旅行

旅の締めはいつもオーベル・シュル・オワーズを訪れるのが恒例です。

ゴッホ終焉の地ですし彼が最後に住んだ部屋も残っているし、

弟テオと並ん出葬られている墓もあります。

MERY OISEは隣町です。もう大分近くなりました。

毎年通る見慣れた街並みです。自分の家に帰るような気分になります。

この踏切は閉まっていた試しがありません、滅多に電車は通らないのです。

大昔、初めてオーベル・シュル・オワーズを訪れたときには電車で来ました。

乗換があってパリから2時間くらい掛かりました。

帰りの電車は2時間も待たないと来ないのです。オーベル・シュル・オワーズは支線の駅だから

2,3時間に一本位しか走らないのです。

仕方ないから隣町までタクシーに乗り本線の駅に出ました。そこなら30分くらいの間隔で

動いているのです。

オーベル・シュル・オワーズに電車で行かれる方は帰りのダイヤもしっかり調べておく方が賢明です。

オーベル・シュル・オワーズの教会が見えます。ゴッホが描いた教会です。

この川がオーベル川です。

去年は鐘楼に工事の足場が掛かっていましたがお化粧直しは終わったようです。

 


2016秋の欧州ドライブ  パリへの戻り道 2

2017-04-14 05:03:33 | 海外旅行

この構造物がなんなのか?解りません。

もしご存じの方がおいででしたら教えて下さい。

この高架橋は昔鉄道が通って居たのを廃線後も壊さずに上は遊歩道、下は倉庫やお店に改造し

現在はパリ有数の家具屋街になっているところです。

ガラ・デ・リオンの近くです。

こうした近代的なビルが林立しているとパリという感じは薄らぎますね。

 


2016秋の欧州ドライブ  パリへの戻り道

2017-04-13 05:02:57 | 海外旅行

エッフェル塔が見え出しました。

窮しないは昔の感じを残していますが、環状線の外側では高層ビルが建っています。

サクレクール寺院はエッフェル塔と並んでパリのランドマークです。

それにこの二つの練度マーカ鵜を見れば自分の今居る場所が大凡の見当が付きます。


2016秋の欧州ドライブ  藤田嗣治のアトリエ兼住居跡を訪問

2017-04-12 08:33:01 | 海外旅行

藤田画伯が晩年お住まいになっていた

町の中央広場に小さな矢印の案内があるだけで最初は探すのに苦労し

町の人に尋ねて行き着きました。

この看板はアトリエの視位置の塀に掛かっています。

 

この小さな家が藤田の記念館です。

道路側の入り口は実は二階(日本の数え方でです、フランスでは最初の階はファーストフロア。

二階に当たる部分が一階と呼びます。)

敷地が崖に建っているから玄関のあるのはこの下の階です。

去年までは記念館の内部撮影は自由に出来たのですが今回からは撮影禁止になっていました。