夕食はリゾット風のものです。美味しかったです。
ワインは次々に栓が抜かれ、空き瓶の数に比例して
話が弾みます。
これが楽しいから私たちの旅は有名観光地は観ないでも
友人宅を毎年のように歴訪する事になるのです。
夕食はリゾット風のものです。美味しかったです。
ワインは次々に栓が抜かれ、空き瓶の数に比例して
話が弾みます。
これが楽しいから私たちの旅は有名観光地は観ないでも
友人宅を毎年のように歴訪する事になるのです。
ZENさんが仕事から戻ってきて、夕食が始まりました。
前にも触れましたが、欧州のご家庭では来客があったからといって
特別のご馳走を用意するということは無いようです。
この日の夕食もごく普通の家庭料理です。
ZENさんの奥さんは料理上手で手早く調理します。
娘達も手伝います。
ZENさん宅ではパパという呼び方はしません。
親子でも互いに名前で呼び合います。
親子は上下の関係ではなく、水平の関係なのです。
日本でも夫婦が互いに名前で呼び合う事はあっても
子供が親を名前で呼ぶ家は少ないと思います。
ZEN宅の皆さんは私のこともファーストネームで呼んでくれます。
私も子供達に対しては名前で呼びますが、
ZENさんと奥さんにはどうもファーストネームでは呼びにくいです。
つい、ファミリーネームやムッシュー、マダムなどと言ってしまいます。
おばあちゃん登場です。
おばあちゃんは同じ屋根の下ですが、
一階の一部に一人で住んでいます。
ZENさんのビルは一階は店舗と倉庫、
それとおばあちゃんの住まいがあります。
完全に別世帯のようで食事なども一人でしているようです。
こちらでは赤ん坊でも親が添い寝などはせず、
一部屋与えられて居るのですから
置いた母親とて独立した生活をするのでしょう。
スープの冷めぬ距離で、ということでしょう。
お土産のストールを早速着けてくれました。
大人はワイン、子供にはお水。
日本では良く食前に子供にはジュースなどの
甘い飲物をあたえたりしますが、
血中糖度を上げて食欲を減退させるから、
甘みのない飲み物をあげる方が良いと常々思って居ました。
私の子供には食事時にジュース類はあたえませんでした。
ZEN家のやりかたには共感を覚えました。
ZENさん宅で大人用に出たワインは自家製です。
これも素晴らしいです。
日本では酒税法で酒類の自家醸造を禁じています。
酒税確保のためでしょうが、酒税というのはそもそもが
日露戦争の戦費調達のための時限立法だったはずです。
大蔵官僚はこの美味しい税源を日露戦争が
終わっても手放しませんでした。
果実を洗わずにジュースにすれば、放置しておくだけで
果実酒が出来ます。
猿酒なんて言うのもあります。
樹液などが木の洞にたまって自然に発酵し
アルコール分が出来た物です。
自然に出来て仕舞う物を国家が法律で禁止する、
といのはどんなものでしょう?
ZENさんの作ったワインはとても美味しいワインでした。
パウラとラウラの子供達です。
パウラの方がお姉さん、ラウラが妹ですが
赤ちゃんが生まれたのはラウラの方が先でした。
前回訪れたときにはラウラの赤ちゃんが生まれた直後で
門に赤ちゃん誕生の飾りがはためいていました。
パウラとラウラの子供達です。
パウラの方がお姉さん、ラウラが妹ですが
赤ちゃんが生まれたのはラウラの方が先でした。
前回訪れたときにはラウラの赤ちゃんが生まれた直後で
門に赤ちゃん誕生の飾りがはためいていました。
私は今まで牛乳は大手企業の製品を選んで飲んでいました。
しかし日本で飲む牛乳は美味しくないと思って居ました。
ヨーロッパで私が泊まる宿で朝食に出る牛乳は
例外なく美味しいのです。
3星ホテルでも、星なしのホテルでも美味しいのです。
先日、サプリ関係の講演会に出た折り、講師にそのことを質問したら
長年の疑問に明快なお答えをいただけました。
日本の多くのメーカーは牛乳を高温短時間殺菌しているから
牛乳のタンパク質が変質しているからなのだそうです。
タンパク質は高温に晒されると変質してしまい
味が変わってしまうのです。
低温殺菌している牛乳の味は私がヨーロッパで
飲んでいたものと同じ
美味しい牛乳の味がします。
大メーカーが作っているのはほとんどが高温殺菌したものです。
高温殺菌は200℃で2秒間殺菌したと書いてあります。
低温殺菌牛乳は66℃で30分間殺菌したと書いてあります。
30分は60×30ですから1800秒です。
つまり高温殺菌は低温殺菌と比べて900倍の
効率で殺菌できることになります。
味を犠牲にして効率を選んでいるのが高温殺菌牛乳です。
効率を犠牲にして味を大切にしているのが低温殺菌牛乳です。
我が家の近くでは生協と東急で牛乳売り場の隅っこに
低温殺菌牛乳が置いてあるのを見つけました。
値段は少し高めですが、以来私は低温殺菌牛乳だけを
買っています。
高温で変質した牛乳のタンパク質は食物アレルギーの
原因になっている可能性もあるようです。
日本料理が世界遺産に登録されたと
喜んでいる向きがありますが、庶民が日常食べている、
あるいは食べさせられているものには、
かなりいい加減なものが含まれています。
日本酒は日本を代表する酒ですが、
醸造用アルコールという不可解なものが入っていたりします。
ドイツのビール、イギリスのウイスキー、
ベルギーのチョコレート,etc
は正規の原材料以外の物質が入っていたら
それらウイスキーとは名乗れないし、
ビールもチョコレートもしかりです。
品質については国が法律でそう定めているのです。
日本では法律で原材料以外の物質の添加を認めているのです。
このことについてはいずれ続編を書く予定です。
蔦の絡まる教会の内部は、こじんまりとしては居ますが、
それなりに荘厳な雰囲気を持っていました。
巨大なゴチック形式の有名な教会などは凄いな!
という感じは受けますが、
神様と身近に対面してお祈りをする、という気持ちになるのには
このようなこじんまりした教会の方が良いのではないでしょうか?
私もこのこの教会に入ったとき、ほのぼのとした安らぎを感じました。
メインストリートを散策する人とカフェで一服する人。
それぞれの人たちが何らかの手荷物を携行しています。
その形、色、サイズの大小が面白いと思いました。
私は荷物を持って歩くのが苦手です。
たまに持って出かけると電車の網棚に忘れたりして
無くしてしまうことが多いのです。
その防止策として背負ったり巻き付けたりと
とにかく手で持つことはしないようにしています。
惚けが始まったということではなく若い頃からそうだったのです。
粗忽者なのですね。