GERBEROY村には人っ子一人見当たりません。
美しい村を独り占めですが、困ったことに一か所だけある公衆トイレも
クローズされていて使えません。
いくら人目がないといっても日本人の面目にかけて「野グソ」と言うはしたないことは
憚れます。
GERBEROY村には人っ子一人見当たりません。
美しい村を独り占めですが、困ったことに一か所だけある公衆トイレも
クローズされていて使えません。
いくら人目がないといっても日本人の面目にかけて「野グソ」と言うはしたないことは
憚れます。
高速はなるべく使わずに一般道を選んで走りました。
ドライブは一般道の方が格段に楽しいです。
行く道々にある建物はそれぞれに歴史の重みと風格を備えています。
石造りの建物は耐久性があるし古いものを大切にする欧州の人の考え方で
こうゆう街並みが残っているのです。
フランスにはどんな小さな町にもレストアランとホテルがあります。
それがなくてもタバックというミニコンビニのような店があります。
自動販売機は見当たりません。
高速の休憩所には自動販売機がありますが、缶コーヒーとか缶入り
紅茶なんていう摩訶不思議な飲み物はおいてありません。
この程度の街並みでは美しい村の認定はできません。
普通の街並みなのですが、私の目には十分美しい街に見えます。
どんな町や村にも必ず教会があります。
今のヨーロッパ人にそれほど信心深い人は少ないと思うのですが
廃墟になった教会は見たことがありません。
Gerberoyはまだまだ先のようです。
オルリーの宿から環状線を抜け、北を目指しました。
とりあえずの目的地は美しい村に認定されている[Gorberoy]という村です。
この村がGorberoyであるのか自信がなくなりました。
一月の旅ですから記憶が曖昧になっています。
それにここに掲載している写真は私が写したものではないのです。
同行者の写したものです。私のカメラはレンタカーと一緒に返却してしまい
私の手元には戻らなかったのです。
Gorberoy村ではジョギング中の日本人女性と巡り合いました。
この村の近くに別荘があって義母と一緒に滞在しているとのことでした。
自宅はパリにあって時たま来ていたのですが、ご簿の運転に腕も衰えたので
別荘は売却することにして、最後の滞在だったようです。
その折の写真は私のカメラにしか映っていませんので掲載不能です。
まったくドジな話です。
凱旋門からシャンゼリゼをコンコルドに向かった歩き出しました。
こんなお店があったかな? なんて思いながらぶらぶら歩きを続けましたが
景色になんか違和感があります。
コンコルドとは反対側に向かっていたのです。
まあ、来たことのない場所ですから暫く歩いてみました。
シャンゼリゼでは見かけない店や会社がありました。
こんな間違いも面白いと思いしばらく歩いてみることにしました。
オランルージュ美術館の外観です。
そっけないというのか質素というのかまあさりげない感じです。
まだ日も高いのでパリ市内の散策ということで、ぶらぶら歩き始めました。
湿度が高いのかエッフェルタワーが霞んで見えます。
オランルージュ美術館というのはご存知モネの睡蓮の巨大画を並べた美術館です。
円形の部屋を二つ並べて、メガネのような形をしています。(外観は体育館みたいな箱型)
ご覧のような巨大な絵が並んでいます。
まあ、銭湯の富士山の絵の睡蓮版だと思えば、より近いと思います。
大きな筆で大胆に描いています。ラフな絵とも見えます。
一階の眼鏡の部屋は睡蓮の池の景色だけでしたが、地下のスペースは圧巻でした。
撮影できないのでお見せできませんが、モネのコレクションした絵がずらりと並んでいます。
一階だけでは入場料を返してもらいたいと思った程でしたが、
地階は素晴らしいコレクションでした。
マチス、ピカソ、ゴッホ、ルノアール、そのほか日本人好みの絵が並んでいます。
オルセー美術館やルーブル美術館程は混雑しないはずですから、それらに入れないときには
ぜひこちらを見ると良いと思います。
露天風呂にでも入った気分で睡蓮池の風景を眺めてください。
ルーブル美術館からセーヌを渡ってオルセー美術館に行き、
再びセーヌ対岸のオランルージュ美術館に向かいました。
人道橋には無数のカギが付いています。
恋人たちが錠前を取り付けカギはセーヌに投げ込んでしまうのです。
二人の恋が解けることのないようにとのおまじないです。
観光客にとってはセーヌは麗しのセーヌですが、セーヌは運搬の要路としても現役です。
観光船に交じって運搬船も頻繁に行き交っています。
印象派の作品がkれでもか!という感じで次々に現れます。
有名な作品ばかりですから私がくどくどしたコメントはしません。
ルノアールは現在日本でも展覧されているようですが、混雑する中ではゆっくり鑑賞できませんか
ら私は行く気がしません。
セーヌ対岸の光景です。
今までは公開されていなかったスペースに出くわしました。
豪華な大広間です。絵は展示されていません。
オルセー美術館はここまでです。