グランドホテルさすがに設備も立派で従業員の立ち居振る舞いも決まっています。
何でこの値段で泊まれるのか? 安いに越したことはありませんが心配になります。
尤もオンシーズンならこの数倍になるのでしょうが・・・
朝食も美味しい物が並んでいます。
*親子旅の掲載が始まったばかりですが、今日の午前のJALでまた渡欧します。
今回は80年もたいした故障も無しに動いてくれた私の身体へのご褒美の旅です。
と言うわけでまたブログはしばらくお休みします。
グランドホテルさすがに設備も立派で従業員の立ち居振る舞いも決まっています。
何でこの値段で泊まれるのか? 安いに越したことはありませんが心配になります。
尤もオンシーズンならこの数倍になるのでしょうが・・・
朝食も美味しい物が並んでいます。
*親子旅の掲載が始まったばかりですが、今日の午前のJALでまた渡欧します。
今回は80年もたいした故障も無しに動いてくれた私の身体へのご褒美の旅です。
と言うわけでまたブログはしばらくお休みします。
サンレモは音楽祭が開かれるからご存じの方も多いと思います。
以前ここのグランドホテルに泊まって良い感じでしたからここがイタリア最初の宿としました。
オフシーズンですから料金もリーズナブルです。一泊一室日本円で1万円ほどです。
イタリアに来たのですから、パスタとピザとサラダを一皿ずつ撮って3人でシェアしました。
量的にはそれでちょうど良いです。味もなかなかでした。
食事の後COOPに寄り、お土産などを物色しました。
生協は値段もほどほどですし品質も安心できるのです。
今回の旅はツアー広告で言う10日間の旅なので、昼食を済ませて早々にブリジツト宅を辞しました。
ドライバーの息子は乾杯の杯もちょっと口を付けただけ、運転に専念です。
娘の方は羽田で借りたWI-FI経由でSNSに旅の記録をUPするのが忙しいようです。
プロバンスの山肌は特有の石灰岩の荒々しい崖になっています。
フランス・イタリアの国境です。
勿論なんのチェックもありません、ノンストップで通過します。
ブリジットは元歌手で夫さんは現役のピアノ弾きです。
彼はクルーズ船に乗り込んでピアノを弾いています。
ブリジット宅にももう10回以上お伺いしていますが夫さんに会えたのは2回ほどです。
そんなことでブリジットは一人で居ることが多いから我々がお伺いすると大歓迎してくれます。
まずはシャンパンで乾杯、と言っても本物のシャンパンではなく発泡酒ですが美味しいです。
シャンパンというのはシャンパーニュで出来た発泡酒だけが名乗れるのです。
コニャックというブランディーはコニャック地方で作られたブランディーだけが名乗れるのと同じです。
ワインも赤から始まって次に白ワイン、メインディッシュはブリジットの
お手料理で東欧の肉料理だそうです。
彼女は歌い手としてあちこち回っているので色んな國の料理が出来ます。
言葉も5カ国語くらいはこなせます。
サージ宅からローランドの友人宅へ向かいました。
サージさんは新しいルノーに乗り換えていました。
ローランドは友人のブリジット宅へ行くときはいつもこの店でケーキを買います。
娘はしっかりケーキの箱を捧げ持っています。
ローランドは英語はまるで駄目、娘はフランス語は全く知りませんが、
何とか意思疎通は出来ているようです。
サージ宅は緩やかな斜面に建っているので玄関や居間、寝室、キッチン等はこの階段の上になります。
下は彼の作業場というか工作室になっていて様々な工具が並んでいます。隣はガレージです。
この家は両親から受け継いだ物で、表札は大きな文字で「mas IKEBANA」とかいてあります。
生け花の家、と言うことで母上は日本趣味の方だったようです。
父上は軍人だったのか、以前鉄兜とかの遺品を拝見したことがあります。
今回の親子旅は、娘の意向で私が長年の海外旅行中に培ってきたフランスやイタリアの友人達に会うことが
主目的です。観光もすることでしょうがそれはついに、という感じになります。
サージさんとはずいぶん古いお付き合いで、彼の娘エロディーが高校生の頃からの知り合いです。
そのエロディーが結婚して双子の赤ちゃんを産んだときには生後20目にお祝いに駆けつけました。
その双子達も今ではもう小学校二年生です。
羽田からCDG空港までは12時間も乗らねばなりませんが、
時差の関係で8時間時空を飛ぶので現地時間では羽田から
4時間後にフランスの大地に立てるのです。
CDGで2時間の待ち合わせ、マルセイユまで1時間半、その日のうちにマルセイユに着いています。
マルセイユ空港近くのイビスに一泊し、次の朝,AVISで車を借りました。
3人で荷物が6個ありますからこれが収まる車はかなり荷室の大きい車が必要です。
最初のプジョーは3ボックス車で問題外、係の女性にワンボックスか
エステートワゴンを探し手欲しいと頼みました。
やっと見つけて貰ったのが、ヴルボのエステートでした。
シートは革張りでかなりの高級タイプです。
と言うことで旅の脚が確保できたのでバウセットのサージ宅へ無事に到着です。
サージ宅には彼が作ったプールがあります。浄化装置も塩素付加装置もお掃除ロボットも備えたプールです。
15m×5m位でしょうか?
前回来たときにはレニーとマリーの双子の孫達がイルカみたいに達者な泳ぎを見せてくれました。
日本で自家用プールがあるのはかなりのお大尽ですが、サージさんは普通の公務員OBです。
周囲の家も半分くらいはプールがあります。
プロバンス地帯は山火事が多いので、消火用水と言う役目もありますから、冬でも水を張っているのです。
エコノミーの窓側3席ですからトイレなどの出入りに他人様の迷惑にはならないので
出入りを我慢したりはしないで済みます。
娘は旅の様子をSNSにUPするのだと、海外でも使えるWI-FIをレンタルして張り切っています。
リヤルト橋はベネチュアで一番立派な造りの橋です。
なんと言ってもその特徴は中央部分に作られた商店街です。
ご覧のように橋の真ん中には屋根が掛けられ、その中央部にお店が並んでいます。
貴金属やらベネチュアングラスやら高価な商品が売られています。
橋はライトアップされていて夜でも威厳のある姿を浮かび上がらせています。
*ベネチュアの水彩画シリーズはここまでです。
42回に亘りご高覧下さり有り難うございました。
狭い道に狭い運河、其処に木橋がアーチ型に架かっています。
観光客は滅多に入ってこない静かなエリアです。
ベネチュア人は殆どは観光とは関係ない生活をしています。
仕事に毎日本土へ通う人が大勢居ます。
本土とは鉄道、道路、それに新しくトラムも2路線開通しました。
道路には勿論バスも走っているし、道路の橋の両側には大きなパーキングビルがあります。
ベネチュアは高級住宅地でもあるのです。
グランドキャナルには大きな動力船も走っているので
手漕ぎで木製の華奢なゴンドラにとっては厄介な場所ですが
見所も多いし観光には欠かせない場所ですから
大きな船のたてる引き波に揺すぶられ衝突の危険を一本の長い櫓で乗り切るのです。
ゴンドラの船頭さんもここでは得意の喉を披露する余裕はありません。
カンツォーネが響き渡るのは波も静かで騒音も少ない小さな運河に入ってからです。
私は臆病でけちな人ですから観光馬車やゴンドラには乗ったことがありません。
特にイタリアではメーターの付いたタクシーでも法外な料金を請求され事があるから
メーターのない乗り物など怖くて乗る気になれません。
貧乏絵描きが幾らでも良いよ、ベネチュア情緒を楽しませてくれ。なんて鷹揚な台詞は使えないのです。
それに、見ている方が絵に描けるし揺れることのないし、船頭のカンツオーネも陸から楽しめますからね。
でも。このようにファミリーで楽しんでいるのを見るのは好きです。
幸せそうな家族です。絵になります。
その昔、この橋は留置場と刑場を結ぶ橋でした。
受刑者はこの橋を渡ると言うことは刑場へ向かう、つまり処刑されると言うことでしたから
だれ言うことなく溜息橋と名付けられたのです。
首を刎ねられるのですから溜息どころではなく、悲鳴か失神の方が当たっていると思うのですが、
原語でなんというのかは知りませんので、案内書に出ている名称を採用しました。
運河には川岸に歩道を持っている川とこの絵のように川岸から
すぐに建物になっているのとがあります。
狭い土地に建物を作るので船道を優先してこうゆう形になるのでしょう。
船の通る運河も最小限の幅しかありません。
川にも一方通行や片側相互通行の信号付きというのもあります。
道路にしても人がやっとすれ違えるくらいの幅しかありません。
ベットや箪笥、テーブルなどの大型家具はどうやって搬入するのか?
いろいろ不思議の多い町です。