福寿草が一昨日の朝からポッカリ黄色い花をのぞかせてくれました。
この葉はなんだか解りますか?
彼岸花とも曼珠沙華とも呼ばれる花です。
彼岸花はちょっと変わった生き方をします。
秋には何も無い地面からいきなりあの華麗な花だけを咲かせます。
花が終わると地面には何も残しません。球根だけが地中に眠っているのです。
冬になると今度は葉だけが伸びてきます。そして暑い時期には地中にまた隠れて秋の開花を待つのです。
花と葉が同じ時期に地上に出ることはありません。
土筆ん坊も袴を履いて威儀を正して顔を出しました。
蕗の薹は大きくて目立っていたのは先に摘んで食べてしまったので
こんな頼りないのがカメラのモデルになってくれました。
ウーパールーパーの赤ちゃんです。頼りなげに泳いでいますが
成長すると25cmにもなるそうです。
原産地では絶滅危惧種だそうですが日本ではたくさん飼育されています。
どんどん増えるので以前入ってきた子孫が繁栄しているのです。
♪百舌鳥がかれきでないている~♪ わが家の餌代に来て旺盛な食欲を発揮してくれます。
鵯(ヒヨドリ)かもしれませんが、解りません。自己紹介はしてくれませんので・・・
絹さやの花がやっと咲きだしました。
隣にスイトピーも植えたのですがまだ花はつけていません。
マリアーノは外で待っているからヨシオたちだけで見ておいで、と言うのです。
きっと何回も来ているのだろうし、イタリア人にとっては遺跡などどこにもゴロゴロあるのですから
特別金を払って見るほどのものでは無いのかもしれません。
これは遺跡ではありません。マリアーノがこの辺に待っているという場所です。
石像はレプリカらしいです。
出土品は立派なものです。
牛をかたどったジョッキです。一つ欲しいです。
大大きな壁画です。
建物も立派でした。
館内は田舎町とは思えないほど充実しています。 マリアーノが外で待っていると思うと落ち着かず、駆け足で見て回りました。
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朝市は衣類や生活雑貨がメインで野菜やチーズなどは無く、勿論アンティークなども無い。
あまり興味を引くものが無かったがせっかくマリアーノが案内してくれたのだから
大人しく後を付いて回りました。
まあ、こんな具合の朝市ですから駐車場は混んでいましたがマルシェの中は閑散とした感じです。
ディアナはお留守番です。我々が昼で曳き上げると伝えてあるのでランチの下ごしらえでも
してくれているのでしょう。
今夏の旅ではZEN宅には一泊のみで今日は午後からはアオスタに向けてドライブする予定なので
お昼にはZEN宅をお暇することにしています。
マリアーノはその半日を近くの観光に連れ出してくれました。
つ着いたのは車が犇めいている駐車場です。
マリアーノは素早く壱台分の空きスペースを見つけて駐車します。
どうやらここで青空市場が開かれているようです。
翌朝、ぐっすり寝られた心地よい寝覚めで居間に行くともうマリアーノとディアナは台所でした。
パオラも来ていました、子供たちの姿はありません。保育園などへ行っているのでしょう。
パオラの家は30分ほど離れた隣町ですから早起きして来てくれたのでしょう。
私たちが寝坊したのかもしれませんが。
マリアーノも席について軽く食前酒となりました。
ワインはマリアーノが山の小屋で作った自家製です。
とても美味しいワインで色んな種類があります。
マリアーノおじいちゃんの至福の笑顔です。
スープもディアナが作ってくれました。
ディアナはお料理上手な奥さんです。
私もこの家へ来るとわが家に帰ったような寛ぎを覚えるのです。
もう4回目の訪問ですから。
落花生もマリアーノが山の畑で作ったものです。
この落花生は人袋お土産に貰いました。
オーブンで6分間加熱するといいと教えてくれましたが、日本には焙烙という便利な
調理器具がありますからね。
パオラの夫さんも駆けつけてくれました。
今まで来たときには、B and B に二回泊まり、山小屋にも二回泊まりましたが、
今回はもう使っていない子供たちの部屋に泊めてくれました。
わが家に帰ったように落ち着けます。
1時間ほど工場などを見せて貰って家に戻ると家の中は賑やかな声で満ちていました。
パオラとラウラの子供たちが来ているのです。
この子は前回はまだパオラのおなかの中にいたのです。
人見知りしない子供たちで、見慣れない私たちを見ても気にすること無く遊んでいます。
マリアーノがワインのつまみを用意してくれています。
孫たちは大人とは別のテーブルが用意されていて、パオラとイライザが子守役です。
大きな工場でした。以前マリアーノが働いていた会社だそうです。
金属加工の工場のようです。とにかく広い工場です。
敷地内にはこのような建物が幾棟もありました。
レーザー光線で大きな板を切削加工しています。
何に使うのか解りませんがこのような板が切り出されました。
旅のパートナーも珍しい体験に感動しています。
古い教会とかは見飽きているから、イタリアの最新工場は感動ものです。
マリアーノは工員の誰彼とも親しげに話しています。
我々のことを紹介してくれています。楽しい体験でした。
仕事中かと思ったマリアーノがディアナと一緒に待っていてくれて
マリアーノが近くの観光に行こうと誘ってくれました。
まだ子供たちも孫たちも来ていないから、英語が堪能とは言えない彼らが考えてくれた
歓迎のやり方だと思いお誘いに応じました。
マリアーノの運転は生粋のイタリア流です。
仕事に使っているフィアットのバンですが他の車に抜かれるのは許せないのです。
目的地に着くのは短時間ですがその間に楽しめるスリルは膨大です。
大きな墓地付の教会に行きました。
出来たてのお墓が並んでいます。大理石をふんだんに使った立派なお墓たちです。
この辺りはまだ土葬なのでしょう、サイズの大きいお墓です。
今回の旅はZENさんたちの結婚40周年記念の旅行と重なってしまい
我々はクロアチアなどに回ってZENさんご夫妻の帰宅を待っての訪問となったので
ZENさん宅には一泊のみの滞在となります。
昨年のZENさん宅訪問の折に戴いたバルサミコソースが生協の品で瓶が軽く中身も
美味しかったのを思い出し、訪問前に生協を探して買い込むことにしました。
普通のスーパーも探したのですが、全部ガラス瓶入りで重いから、やはり生協で探すしか無いのです。
COOPは世界共通のようです。やっとコープの店にたどり着きました。
魅力的な商品が並んでいます。私はこうゆうものの方がお土産には良いと思って居ます。
チョコだの海外土産の定番ですが、温泉地の土産と一緒で代わり映えしません。
オリーブオイルは自家用に買い込みました。
マッテオから電話が入りました。何時頃着くのか?と言う電話でした。
あと1時間で着くから、と答えて一路ZENさん宅を目指しました。
薪ストーブに使う薪を買いに出かけました。
場所は群馬県の上野村(御巣鷹山のあるところ)の森林組合です。
薪ストーブに使う薪は広葉樹でしっかり乾燥していることが大切です。
針葉樹は煤がたくさん出るし煙突を詰まらせます。
生乾きの蒔きも煙突に負荷をかけます。
ホームセンターで売っている薪は一杷500円前後しますが、一日に20杷くらい使わねばなりません。
暖房費に一日一万円なんて使えませんから、おじいさんは上野村へ薪を買いに出かけるのです。
上野村の森林組合では材木以外に木のお椀やお盆なども作っています。
おじいさんはこの端材を分けてもらうのです。
広葉樹の端材はそうそう出るものではありません。
それに欲しい人は私以外にも何人もいるのです。
組合員が優先されるのも仕方ない事です。
でも、私には強い味方が居ます。
事務所にいるKさんが私を応援して呉れているので私にも何とか手に入れる事が出来るのです。
トン袋に入った端材を積み込んで貰います。
今回は4袋いただけます。
積み込みはフォークリフトで軽々と積み込めますが家に着いたら人力で降して
薪置き場に運ぶのですから大仕事になります。
2tonトラックにやっと積めました。
レンタカーは安全のためにスタッドレスタイヤにしてもらいましたが、
上野村の道路は乾いていました。
無駄な出費になりましたが、安全を買うにですから仕方ありません。
上野村のJA売店にあった雪の山です。
売店は冬季休業でした。ここの食堂の焼き肉は美味しいのですが、、、
群馬県は曇り空でしたが、埼玉県は霙が雪に変わりました。
これだけの薪があればこの冬は何とか凌げそうです。
* おばあさんが川に洗濯に行ったかどうかは、ご想像にお任せします。
友人から貰った広葉樹の原木に穴を穿ち椎茸菌の駒を打ち込む作業を行いました。
穴を開ける錐はストッパーのついた専用の錐です。
原木の太さに応じて40~50ヶ所の穴を開けます。
これが椎茸菌がついた駒です。
駒が打ち込まれた原木は枕をして地面に並べて置きます。
いこんな感じで打ち込まれています。
これで時々散水しながら湿らせて、来年の秋には椎茸が生えるはずです。
市の施設で真鍮の素材からペン立てと文鎮を作る体験をしました。
受講生は6人、指導員も6人という贅沢な講習会です。
午前中は6人でペン立てを作りまました。
旋盤とフライス盤、ボール盤を駆使しての作業です。
上のがフライス盤、下の機会が旋盤です。
2時間かけてできたのがこのペン立てです。
材料代はなんと150円、受講料は無料です。
午後はこの文鎮に挑戦しました。
午後の講義は生徒は4人です。
脱落者が出たのではなく、工程が複雑なので4人しか受講できないのです。
出来上がったのはこの文鎮、午前中に作ったペン立てと同じ素材だから
ペアで素敵な文具になりました。
お近くの梅は咲き出しているのに、わが家の梅は蕾のままでしたが、
立春の声を聞いたからか、紅梅の方がやっと二輪三輪と綻んでくれました。
白梅の方はまだ蕾のままですが、こちらももうまもなく開花することでしょう。
三寒四温の陽気が繰り返されて、やがて本物の春が訪れることでしょう。