絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

光陽展の裏方さん

2009-04-30 10:30:56 | 絵画

4月28,29日は光陽展応募作品の搬入日でした。
都立美術館(上野公園内)には全国各地から続々と作品が運び込まれました。作品は美術館の裏手にある搬入口から大型のリフトを使って地下3階に運び込まれます。リフトは石像彫刻などの重量物にも耐えられるよう最大積載重量は4トンもあります。
地下3階に受付を設け構成員のボランティアで事務処理されます。画題札は筆達者な人が担当し、パソコン処理にはその道に堪能な人が当たります。
集まった作品は油彩画、水彩画、染色、等に分けて集積され審査に備えます。
展覧会場で販売される作品の写真も地下で専門業者さんが撮影します。






























成田に帰着しました。

2009-04-29 00:01:35 | 国内旅行
わずか10日あまりの旅のブログをなんと延々と書き連ねました。我ながらあきれる所業ですが、まあ、ブログというのは個人の日記だと思えば自分の記録として書いた物をたまたま人様に見ていただけるという訳ですから、ご勘弁下さい。
成田に着いたら周りはみな日本人ばかりです。旅の間は一人の同胞人にも合わない場所だけを歩いていたので、この状態は何にか物珍しい思いです。
JALだけの飛行なら荷物の紛失や破損の心配はあまりしなくて済むのですが、AFからの乗り継ぎでしたから一寸心配でしたが、何処も壊されずに無事に私の荷物も出てきました。前回の旅では、スーツケースが破損して使い物にならない程でした。中身は無事でしたから単に扱いが乱暴だっただけなのでしょう。
アメリカ便では中の貴重品が無くなると言うことは茶飯事らしいですから欧州便の方がその点は安心のようです。
荷物も自分自身も無事帰着致しました。
長い間拙文をご覧下さりありがとうございました。

光陽展の準備作業に続いて展示が始まります。多忙となるためブログの更新は暫し休載となります。時間に余裕が出来たら又再開致しますのでよろしくお願い致します。


シャルルドゴール空港から帰国の途へ

2009-04-28 05:35:52 | 海外旅行
今回の旅も無事に終わりました。リヨンからシャルルドゴール空港で乗り継いで成田に向かい時が来ました。10日あまりの旅では一度も日本人には出会いませんでしたが、成田行きの搭乗待合室ではさすが日本人が多く、もう日本に帰ったかのような感じです。聞こえてくるのは日本語ばかりです。団体さんは何でああ大きな声で辺り憚らぬ会話をするんだろうと不思議です。ラッシュ時のJRのホームでもこんなに日本語が聞こえてくることはありません。未だに旅の恥は掻き捨て、と言う風潮が残っているようです。私は日本人が屯してる辺りから離れた場所で搭乗時間を待つことにしました。飛行機は全席座席指定なのですから先を争って乗り込む必要もないし、後わずかのフランスでの時間を静かに噛みしめたいと思ったからです。


AFの機内サービス

2009-04-27 00:05:06 | 海外旅行
 AF(エールフランス)国内線A200の機内です。AFでは以前は同じ規格の椅子を前部の5列分くらいは三席の真ん中は座れないようにしてその両側の席をアッパークラスにしていたのですが、この機ではアッパークラスは無くなっていました。
フランスは階級社会ですからそれなりの地位の人はSNCF(フランス国鉄)でも一等車に乗らないと沽券にかかわる、見たいな風習があって全く同じ車両でも一等車の表示をつけた車両が連結されていたのですが、最近はそれも少なくなっています。見栄で高い金払って2等車と変わりない1等車に乗るばからしさにエリートたちが気付いたのかも知れません。今回の便は不幸にもアテンダントは男性ばかりでした。やはり機内サービスは女性の方が嬉しいですからね。リヨンからパリまで2時間ほどのフライトですが、スナックと飲み物がでます。オーダーすればビールでもOKです。





AFの操縦室

2009-04-26 00:20:12 | 絵画
リヨンからドゴールへ行くA200機に搭乗するとき全部のドアから入ったから操縦室の脇を通ります。
操縦室のドアが開いていたから中を覗き込んだらパイロットが日本人かい?と話しかけてきました。ヤポネだよ、と答えて、写真写しても良いかな?と聞くと、勿論!と気さくに答えてくれました。と言うわけでこの写真を写せましたが、JALだったら乗客が乗り込んでいるときに操縦室のドアを開いておくなんて考えられません。ハイジャック防止で飛行中でも簡単にはパーサーでも出入りは出来ないシステムになっているそうです。

フランスは国土が日本の5倍もある広い国だから、空港は一寸した小都市にも必ずあるし、国内航路は網の目のように張り巡らされています。飛行機がバス並みの運転をしているから、パイロットもバスの運転手並みにフランクに振る舞うのかも知れません。
TGVの路線網もどんどん延伸されているし、ハイウエーも延びています。日本のように利権と政治力で線路や道路を造るのではなく、必要度に応じた合理的な計画で作られるから日本のように車がろくに通らない橋や道路は初めから作らないのです。


リヨン空港チェックイン

2009-04-25 15:21:36 | 海外旅行
最近は燃料代が高くなったせいか、手荷物の重量チェックが厳しくなりました。エコノミーは一人20kgでオーバーウエイトのキャパシティーは5kgです。(企業秘密らしくその値を聞き出すのに苦労したんです。)私の荷物は24kgにパッキングしておきましたからチェックインは勿論パスできました。出国ゲートもボディーチェックが厳重でベルトまで外さなければなりません。以前、フランスの出国検査はルーズそのもので日本人は殆どフリーパスでした。(アフリカ系・アラブ系はそのころも厳重に調べられていました。)
ここでは特に刃物と液体の持ち込みに厳しいです。没収された刃物が検査官の戦利品?として展示してありました。マッチやライターは一人1個は持ち込めますがそれ以上は駄目です。カラビナが何で駄目なのか理解できません。登山用具で人の安全に役立つけど人に危害を加える使い方なんて思いつきませんが?友人でブローチのピンがいけないと取り上げられた人が居ます。検査係員が欲しかったのかも知れませんね。






タレント草某に関する異常報道

2009-04-24 13:22:37 | Weblog
タレントの草某が酔っぱらって裸になった、という事が昨日から新聞やテレビで大々的に報道されています。
夜中の公園で裸になって奇声を発した、と言うごくつまらない出来事が、何故か大ニュースになっています。
若い男が公園で酔っぱらって裸になったと言うことが何故こんなに大騒ぎする出来事なのか不思議です。ニュースにするならもっと重要なことが沢山あるはずです。
イエローペーパーや写真週刊誌が騒ぐのならまだしも、一流新聞社や公共放送局が大々的に取り上げる話題ではありません。
某大臣が国際会議で居眠りしたり、朦朧状態で記者会見に出てきたり、バチカンで狼藉を働いても警察が逮捕したという話は聞きませんし、未だに代議士で居座っています。この方が余程重大な事件です。
酔っぱらいの裸男を警察が逮捕するなんて事の方が異常です。通報を受けたら警官は毛布でも着せ掛けてやり、風邪を引くからもう家へ帰りなさい、とでも言って家まで送ってやればこの事件は解決したはずです。
押っ取り刀で警棒を振りかざして逮捕するなんて事柄ではありません。
過剰反応した警察を批判するどころかマスコミは今日になっても挙って大報道を繰り返しています。コマーシャルのスポンサーは広告を取りやめるとかポスターを撤去するとか言っています。私が広告主ならこのときとばかりポスターを増刷しスポットコマーシャルの回数を倍増させて宣伝に励みます。絶好のチャンスですからね。
警察に粋な対応を望んでも無理でしょうが、マスコミはもっと大人になって貰いたいです。

レンタカーのチェックイン

2009-04-24 08:27:01 | 海外旅行

リヨン市内から空港までは1時間も掛からない距離です。空港は新しい出来立てほやほやですが、とは言っても昨年来たときには出来ていたから2,3年は経っているようです。構内はドゴールには及びもつきませんがかなり広いです。ターミナルからレンタカー事務所まではシャトルバスが回っていて、エイビス、ハーツ、そのほか色んなレンタカー事務所を回ってくれます。数えたわけではありませんがその数10社近くあったようです。リヨンをスタートして一度イタリアに入り、スイスから又イタリア、そしてフランスに戻って来るまでシトロエン・ピカソは3,042km走ってくれました。一日平均300kmくらいです。レンタカー代はおよそ10万円くらい。軽油代と高速代が合わせて大体3万程度でしょう。
軽油は日本より高いのですが、渋滞や信号が少ないから燃費はとても良いのです。それと高速代が安いです。この車はスイスの年間パスが付いていたからスイスは無料で済んだし、イタリアとフランスの高速代は日本のどこかの政党が人気集めに休日1000円なんて訳の分からない政策(私には愚策にしか思えませんが)をやっていますが、あちらの高速料金は平日でも一日1000円なんかにはならない程度の料金です。日本もやるなら休日の乗用車それもETC付きなんて条件無しにしてどの車でもいつでも1000円と言うのなら、私も愚策とは言わないでヨーロッパ並みの料金だね、と納得するのですが、、、


昼間のリヨン市内

2009-04-23 08:09:57 | 海外旅行
ホテルを出てからリヨンの街を高いところから眺めてみようと思い立ち、適当に上り坂の道を選んで走り回りました。リヨンは古い町ですから道路が入り組んでいて、同じ所を迷いながら走ったりしましたが、下から見つけた教会まで何とか辿り着きました。
ここまではケーブルカーがあって以前乗ったことがありましたが、この日は運休していました。教会は入場料は当然取らないし、駐車場も無料です。日本の金満坊主に教会牧師の爪の垢でも煎じて飲ませたいです。
リヨンにも路面電車が走っていました。以前来たときには見かけなかったから、環境対策で新設したのかも知れません。パリにも路面電車が復活したそうですからね。
こんなユニークなデザインの電車だとつい乗ってみたくなりますね。




大腸内視鏡検査

2009-04-22 15:19:41 | Weblog
便の潜血反応が+-だったので大腸の内視鏡検査を受けにあそか病院内科に受診しました。
腹の中を完全にクリアーにしなければならないそうで、前日から入院して検査に備えました。
前日昼から素っ気ない食事になり、夕食は葛湯と得体の知れないジュースみたいなものだけです。
医師はポリープが無ければ翌日帰れます、あったら取るからもう一日居て貰います。と言うのです。これは患者を油断させるお言葉で、殆どの人が何らかのポリープがあるらしいです。私も2泊する羽目になりました。ポリープを2個取ったから安静にして下さい。夜食は抜きです。翌朝から食事がでます、とのことでした。
ポリープを取るのは画面で自分でも確認できて面白かったですが、カメラと切断器具を腹に入れるのはかなり苦しかったです。2m近く入るとのことです。
点滴をされているから腹が減って困るということはありませんが胃は空っぽですからかなりひもじい思いでした。
翌朝の食事は待ち遠しかったのですが、給食のトレーを見た途端、幻滅でした。
豆腐をかき混ぜて塩味を付けたもの、後はどろどろした物体、変な味の濃厚栄養ジュースと称するもの、まあ、離乳食の大人版ですね。
食事後会計を済ませ(6万で少しお釣りが来た)ナースが昼食も食べて行くようにと勧めてくれましたが、懇願して勘弁して貰いました。
家に帰って冷やご飯をスープで溶いて粥を造り梅干しと自製の蕗の薹の味噌煮で食べたらなんと美味しいかったこと!

怖い階段

2009-04-22 15:05:03 | Weblog
あそか病院の病室から下を見たら、病院本館の屋上に不思議な階段を見つけました。ノンスリップも付いているから確かに階段ですが、降りたところは4階の屋上の縁で踊り場も手すりもありません。この階段をトントンと下りていったら4階分12mを奈落の底へと飛び込む仕掛になっているのです。
死刑台への階段は13段だそうですが、この階段も13段です。
何のためにわざわざ金を掛けてこの階段を作ったのか?機械室屋上への昇降のためならもっと簡単な梯子状の物で良いはずだし全く不思議です。

カナダ人の父娘

2009-04-22 12:49:49 | 海外旅行

レストランでのお隣はカナダから来た父娘さんでした。なにやら楽しそうに仲良く話をしているのを脇でそれとなく聞いていると、バカンスでフランスを半月ほど周遊している様子でした。父娘の会話が途切れたのを機会に私から話しかけて見ました。カナダの法律家とのことでした。間もなく帰国するとのことで、お互いの旅行ルートを披露しあったりして、暫く歓談しました。名刺を交換したので帰国後、この写真をメールで送ったのですが、音沙汰ありません。多分バカンスの後だから仕事が山積しているのでしょう。


これ、ナ~ンダ?

2009-04-21 07:05:16 | 絵画
申し込んでおいた大腸の内視鏡検査の為、昨日からあそか病院に検査入院しています。昨日はお粥や葛湯で腹の中を綺麗にして今朝からは、お粥のカケラも残さず排出するべくこの大きな瓶の中身1.8リットルをⅠ~2時間かけて飲み干さなければなりません。ビールなら一本と言わず三本でも行けそうですが薬ではね
!と言う事で情けないブログ投稿になりました。

健啖なマドモアゼル

2009-04-20 05:58:13 | 海外旅行
レストランの隅の席にお嬢さん二人が談笑しながら食事を摂っていました。
それとなく窺っているとグラスワインを飲みながら、前菜もメインディッシュも次々に平らげていきます。
私のように皿に山盛りの料理を臆する様子もなく平然と美味しそうに食べています。メタボ症状もありません。むしろスタイルはすっきりしています。
何故彼女らはこの大量の料理を摂取出来るのか?そして恐らく毎日同じように食べ続けているはずなのに良好な体型を保っていられるのか?
これは私の当てずっぽうの推測ですが、草食動物の消化器官は低カロリーの食物を効率よく消化する為に複数の胃と長大な腸を持っています。
人間も肉食がメインの人種と米や野菜がメインの人種とでは消化器官の構造が少し違った進化をしてきたのではないか?と言うことです。
日本人の消化器官は低カロリーの食品から効率よく栄養を吸収出来るようになっているのではないでしょうか?
高カロリーの肉や乳製品を食べ続けてきた西洋人たちの消化器官は効率が悪く、摂取した食品から体内に取り入れる栄養分の歩留まりが少ないのだろう、と言う仮説です。

飽食のリヨン

2009-04-19 00:01:47 | 海外旅行
リヨンの旧市街を歩き疲れて、まあまあのレストランに入りました。雰囲気も良く客層も落ち着いています。(つまりガキンチョが居ないと言うことです。)以前のフランスのレストランには原則子供を連れて行かないと言う不文律があったようで偶に見かける子供連れも子供の躾がしっかり出来ていて、小さな紳士淑女と言える子供だけでしたが、最近は日本のファミレス並の行儀の悪い子供の姿も見られるようになってしまいました。子供の躾が出来ないと言うことは親の恥だという自覚が無くなってきたようです。私は仕方ないから自衛策として子供が居ない店を探すしかありません。
このレストランの料理ですが、味はまずまずでしたが出された料理のボリュームの凄さには参りました。ご覧のように皿に盛り上がっています。前菜のサラダだけでも持て余す量です。メインの肉料理に至っては私が3日位食べ続けないと消化できません。お隣の若い女性の二人連れは何事もないようにすっかり平らげて仕舞ったのには感心させられました。
私たちは半分も食べられずにデザートを頼んだら、ウエイトレスがテイクアウトしますか?と聞いてくれました。もう肉は見るのも嫌な位でしたから親切なお申し出では辞退させて貰いました。
リヨンは美食の街と言うだけではなく、飽食の街だと思いました。