この絵は、駒ヶ岳に背中を向けた体制で見た、八ヶ岳です。
この位置からは、午後の方が八ヶ岳に当たる太陽が良い具合になるのですが、反対に駒ヶ岳は午前中の方が光線の具合が良いのです。
午前中は駒ヶ岳を描き、午後になったら後ろを向いて、八ヶ岳をスケッチするのがベストです。
ただ、困ったことに、この辺りには食堂もコンビニもないから、食料を持参しないと空腹を抱えてのスケッチという悲惨な状態になります。
桜が終わると梨の花が咲き出します。梨はかなり広い範囲で栽培されているようで、鳥取の二十世紀は有名ですが、松戸には二十世紀ヶ丘なんて地名があるし(梨園の近くにあるから梨の二十世紀なのか、開発された時代の二十世紀なのかは不明です。)多摩川周辺では長十郎の故郷だと、喧伝しているし、、、柿と同じで北海道以外では栽培出来るのかも知れません。
そんな産地のことは絵には関係無いのですが、家の近くで観察して写生出来るというのは嬉しいです。
この絵も春日部の梨畑で描かせてもらいました。
博多の夜の名物は屋台ですが、町中あちこちに夕暮れになると屋台が建ち並びます。
中には怖いお兄さんがやっている店もあるようですから、店選びは慎重にした方が良さそうです。
川筋に出ている店で、呼び込みをしているような所は敬遠した方が賢明だそうです。
この店は、安心でした。
ラーメンの他、串焼きとかもあって、リーズナブルに楽しめます。
競争も激しいようで、味はなかなかのものでした。
容器を洗うのに流水は使えないでしょうから、その辺がちょっと気にはなるところです。
太宰府駅前の鰻や「うな徳」自慢の鰻の刺身。まるまる肥った生きた奴を目の前で捌いて刺身にしてくれます。
歯応えが、かなりありますが、噛む内に味がジンワリと口に広がります。
うな徳には5種類の鰻が置いてあって、刺身用は特別にそれ用に育てられたものだそうです。
一番高価な値段の付いた鰻重には「幻」と、ネーミングされていて、これまたそれ用に飼育したものだそうです。
息子さんが近江で養鰻場を経営していて、航空便で送られてくるそうです。中部空港が開港して数時間で届くといってオヤジさんは嬉しそうでした。
八ヶ岳の麓で見つけたスポットです。庇の深い屋根を持った土蔵が絵心を誘います。
藁葺きの屋根も近頃は稀少品です。藁屋根は冬暖かく夏涼しいから、住み心地は抜群のようですが、維持管理に手間が掛かるから、高齢化の進んだ山村では、葺き替えもままならないのです。
屋根材にする茅場も無くなっているし、葺き替えに要する人でも、村の共同体が弱体化してしまい、集めづらいということです。
向井淳平さんの農家シリーズに描かれている農家も、現存するものは少ないそうです。
八ヶ岳は見る方向によって、穏やかな山容を見せたり、厳しい姿に変わったりする。
これは、野辺山方向から見た八ヶ岳で、赤岳や権現山がメインになっている。
私はこの方角から見た八ヶ岳が好きだ。