小河原さんは色んなグループ展に出品していますが、拝見する度に
新しい趣向の作品を展示しています。
今回は紙を皺にした作品に加えて、小さいけど刺繍のような似顔絵にチャレンジしています。
小河原さんの右隣には津川雅彦さんがお花を贈っています。
ご本人の似顔絵付きです。
私を描いて戴いて居るところ。モデルはじっと動かずに、と思っていたら好きにしていて良いと言われました。
瞬時に特徴を写し取る修行をされているのでしょう。
小河原智子さんも出品しているし、八重洲画廊は、以前私も個展を開いたところなので
出かけてきました。
似顔絵も描いて下さるというので二人の漫画家さんから描いて貰いました。
はがきサイズっで線描きがシンプルな中に、しっかり私の特徴を摑んでいます。
湯島天神の坂道を下ってくると上野松坂屋前の通りに消防車が大集合していました。
11月25日午後1時過ぎのことでした。
消防車だけで無く指令車や白い車に赤色回転灯を載せた車やら何やら数十台の赤や白の車が
ゴチャゴチャになって駐まって居ます。
どこかが火事なのでしょうが煙も火の手も見えません。
御徒町駅のガードの先まで関係車両がいました。
こんなに多くの消防車両が大集合していて、他で火事があったらどうするのかなぁ?
なんて心配しながら通り過ぎました。
月に二回開催されるお能の勉強会です。
今回で4回目、お話しは佳境に入っています。
いままで知らなかった能の世界の端っこをちょっとだけ囓っています。
奥川先生の野宮の舞台をビデオ鑑賞です。
これが教科書というかお能の台本です。
台詞だけではなくて舞台の進行表や舞台装置の設定表、楽譜も兼ねています。
読み解いて戴いていると、まるで映画を見ているようにその情景が目に見えるようです。
*今日は午前中は科学の粋を集めた? 3D万華鏡の制作、
午後は古式床しいお能のお勉強と充実した一日でした。
市の科学館ミラクルで3D万華鏡を作りました。
参加費は300円、材料費込みです。作業は結構精密さを要します。
講師の説明は親切丁寧、私にも良く理解できます。
この四角い箱の角の穴から中をのぞき込む仕掛けです。
約2時間で完成しました。
立体万華鏡の中はこんな花火が見えます。
スマホのカメラはこんな写真も写せるのです。
21日間に及んだ個展も今日午後5時で無事終了しました。
ご来場下さった方々、有り難うございました。
明日から来年の個展に向けて制作等の仕事に入ります。
日々これ精進、なんて気障なことは言いませんが
まあ、ぼちぼち無理せずに頑張る所存です。
個展会場のある越谷市のコミセンの広場でフリマが開かれていました。
この烏龍茶が目についてので、値切り交渉し、アスコットタイを1本おまけに付けて貰えました。
茶の効用を読み込んだ漢詩がつじていたりします。
netで調べると有名な漢詩のようで烏龍茶も最高級品の部類に入る物です。
賞味期限もしっかりあります。大事に飲もうと思います。
ベンケイソウはこの場所でもう長い間頑張って花を毎年咲かせてくれます。
去年鉢が窮屈そうなので二つに分けましたがいまではどちらが本家なのか分からないくらいに
咲き競って居ます。
このシャコバサボテンは20年以上前に北陸の旅先で一芽だけ貰って挿したのが増えに増えて
ろくに世話もしないのに元気一杯です。
そろそろ霜が降りる前に屋内に入れてやらねば、と思いつつ門柱脇に陣取って
道行く人々に愛でて貰っています。
白い小菊の前に出ている葉は薄です。薄の穂はとうに枯れ散ってしまいました。
南天の紅葉です。
実の赤いのと相まって美しい紅葉です。
紅葉を愛でるのは日本人の特性でしょうか?
紅葉に限らず四季折々の事前の変化をそれそれ年中行事のように楽しむのは素晴らしい感受性だと思います。
花見(桜見物)を花はそっちのけで暴飲暴食の機会ととらえて居る輩は別にして
月見、雪見など優雅な風習です。
フランス人の友人に紅葉の美しさについて話したら、通じませんでした。
彼は、単に葉の落ちるだけの現象としかとらえていませんでした。
そういえばオータムの別の言い方はフォール(落ちる)でその言葉に美的要素はありません。
「桐一葉落ちて天下の秋を知る」なんて言葉はいかにも日本的ですからね。
カードのキングが風に吹き飛ばされる夢でも見ることにしましょうか?
紅葉前線も平地まで降りてきました。
散策路にも銀杏並木の黄葉も欅並木の紅葉も見られますが、
低木の紅葉も見逃す手はありません。
上の写真は街路樹の下に植え込まれたドウダンツツジの紅葉です。
紅葉は朝夕の温度差が大きいほど鮮やかな色になるようです。
日光で素晴らしい良い色のドウダンツツジを見つけ一本分けて貰ったのですが、
平地に植えたらその鮮やかさは見せてくれませんでした。
「やはりのに置けレンゲ草」ですね。
昨日は私の個展会場である越谷サンシティーの大ホールで
吉幾三のコンサートがあるはずの日でした。
昼夜の二部公演でさぞ中高(老)年のファンが集まり,賑やかなことだろうと
覚悟していました。
昼の部の開場は午後2時だというのに朝から行列が出来ています。
全席指定と書いてありますから、何で4時間も前から並ぶのだろう?
と不思議に思っていました。
ところが受付で何やら係員とやりとりして次々に帰って行くのです。
個展会場の方はお客さんが居ないのでそばに行き係の人に何事かと聞いたところ
今日の公演が1月に延期になったのだそうです。
何故急に延期になったのかは聞きませんでしたが、
「体調が・・・」「1月には必ず・・・」とかいう言葉が聞こえました。
それにしてもファンというのは有り難いものです。
しばらく眺めていましたが不満を言ったりクレームを言ったりする人が
一人も居ないのです。
自分が無駄足を食ったことよりも、
吉幾三様のご体調の方が気がかりなのでしょう。
牛乳はタンパク質ですから高温に晒されると火傷をし変質てしまうと言うことを
ご存じでしょうか?
私がヨーロッパに行く度に、私が泊まる安宿で朝食に出る牛乳の味が、
日本で山の牧場で飲む牛乳と同じように美味しいのに、
日本の普通の牛乳がどのメーカーの成分無調整という牛乳でも
美味しくないのをいつも疑問に思っていました。
或る食品に関する講演会で講師にこの疑問を訊ねると、
明快な答えが戴けました。
それが冒頭の「牛乳はタンパク質ですから高温に晒されると
火傷をし変質してしまう」ということでした。
大メーカーの牛乳の殺菌方法は、200℃で1秒間などと
多少の差はありますが、高温で短時間で殺菌するのです。
貴方がご自分の指を200℃の油に1秒間入れてみたとすれば、
指は赤むくれて、かなりひどい火傷を負うことになるでしょう。
200℃というのは天麩羅を揚げるときにかなり高温に設定した温度です。
そこで私はこの写真にある「低温殺菌牛乳」を飲むことにしたのです。
この牛乳は66℃で30分間の殺菌法を行っています。
つまり200℃1秒間の(60×30=1800)1800倍の時間をかけて
火傷していない牛乳を作っているのです。
この牛乳の味は私がヨーロッパで飲む牛乳と同じ味です。
扱っていないお店もありますがぜひお試し戴きたいです。
値段もそれほど高くはありません、数%の差で美味しくて
身体にも優しいものが得られるのですから。