絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

東北関東地震被害 「天災と人災」

2011-03-31 23:32:36 | Weblog

福島県いわき市に親類が居るので災害のお見舞いに行ってきました。

3月29日の朝8時に家を出て日帰りしてきました。

巨大地震と津波による被害は範囲も広く津波の爪痕は悲惨そのものです。

しかし、その後に起こった原発の放射能汚染被害と、災害地の物資欠乏は明らかに人災です。

この常磐高速道路は地震後長い間一般車両は通行できませんでした。

東北道も交通遮断でした。

そのため国道4号と6号の渋滞はひどいもので、被害地に物資を運ぶトラックは

お盆時期にも勝る渋滞の中をのろのろ進むしかなかったのです。

写真でご覧になって分かる通り、通行止めが解除になっても道路はがらすきです。

常磐道はお盆時期以外は渋滞など起きない道路なのです。

ましてやこの時期にレジャーで東北方面に行く車なんてありません。

何故不要な交通遮断をして、救援物資、生活物資を運ぶトラックを通さなかったのでしょう?

国土交通省や警察庁の無能振り(横暴と言うべきか?)に腹が立ちます。

いわき市の親類宅周辺の状況です。ブロック塀が倒れた場所がある程度で被害は軽微です。

お彼岸なので墓参りに行きました。

灯籠が一基倒れて居ましたが墓石は無事でした。

不安定な墓石が殆ど倒れていないのですから、

いわきの地震による被害は軽微であったと思われます。

他所様のお墓も殆どが無事です。

 小名浜港に行ってみました。港近くの道路脇には津波で流された家財などが積まれていました。

 海岸に建っている建物は流されたりはしていません。

 この通りは海岸に一番近い道路ですが、被害はご覧の通りです。

 岸壁には船が転覆していました。

 

 私が見た範囲で大きな船で転覆していたのはこの3艘だけでした。

小型の舟は何艘か壊れているのがありました。

 

 海岸に一番近い道路は停電していて信号の柱が曲がっていて、電気は付いていませんが、

一本奥にある道路の信号は点灯していて路面も平坦でした。

 地震と津波による被害は小名浜ではこの程度でわりと短期間で立ち直れると思われます。

しかし原発の放射線被害の風評被害は直ぐには払拭出来ないでしょう。

いわきから小名浜まで走ってみて開いていた飲食店はうどんや一軒だけでした。

汚染された水を使った飲食物は誰も食べないので店を開けても客が入らないというのです。

ちなみに私が通ったのは福島第一原発から30kmの避難区域外での事です。

写真を見てお分かりの通り、一般家屋での倒壊とかはありません。

三陸のリアス式海岸とは違い、この辺りの平坦は海岸線では津波は

それほどの被害をもたらさなかったのです。

小名浜から30km程離れた第一原発も同じような立地です。

一般家屋が倒れたりしていないのに、原発が何故あれほどのダメージを受けたのでしょうか?

東電は柏崎原発で付帯施設が簡単に壊れたのを知っています。

それなのに福島原発に何の対策もしていなかったのです。

これも東電の奢りというか怠慢というか、明らかな人災です。

日本の官僚や大会社の危機意識の希薄さには呆れ果てます。 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ルエの街を散策 ④

2011-03-30 15:53:44 | 海外旅行

ルエの町歩きの続きです。

メインの通りの一本裏の道を通って見ました。

教会の横の広場は駐車場になっています。

市場が開かれたりするのかも知れません。

何の木だか分かりませんが赤い実がなっていました。

町をざっと一回りして教会まで戻ってきました。

 

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ルエの街を散策 ③

2011-03-29 16:51:45 | 海外旅行

人には好みがあるから一概には言えませんが、私はこうゆう街並みが好きです。

パリのシャンゼリゼ通りも素晴らしいと思いますが、こうゆう田舎の

何気ない家並みの方により魅力を感じます。

 

 

手押しポンプがありました。

私が子どもの頃、我が家にも井戸があって、こんな優雅な形ではなかったけど手押しポンプが付いていました。

ちょっと取っ手を動かしてみましたが、水は出ませんでした。

呼び水を入れれば出るような手応えがありました。


'10欧州ドライブ雑記 フランス ルエの街を散策 ②

2011-03-28 11:12:33 | 海外旅行

ルエの町がこんな綺麗な水郷になっているとは思って居なかったから、

この新しい発見に感動して川沿いをしばらく歩き回った。

犬も不審者を見る目ではなく、珍客を歓迎しているような目つきなのが嬉しい。

あちこちに嘗てはこの水流を利用していた痕跡が残っている。

水は昔の人にとって飲料だけではなく運搬路であり、動力源だったのだから、

水運に恵まれた町は水を原動力にして発展してきたのだ。

皇居に掛かった居るのが二重橋だから、これは四重橋ということになる。

橋の袂には工場らしき建物が並んでいる。

 

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ルエの街を散策 ①

2011-03-27 23:17:21 | 海外旅行

上の写真はリコルドーの玄関、道路を挟んで反対側にある下の写真はホテルの駐車場部分です。

コックさんの胸像が誇らしげに建っています。

ミシュランの星を取った先代のコックさんなのでしょう。

ホテル外観と手前の駐車像です。

ホテルから右に進むと国旗を掲げた建物があります。

入ってみたら観光案内所でした。

ルエの地図が欲しいと申し出たらカラーコピーしてくれました。

地図を欲しがる人は多くはないのでしょう。

 観光案内所の裏手は川が流れていました。

緑に覆われた建物は水車小屋だったようです。

 

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ルエの街  ホテルリコルドーにチェックイン

2011-03-26 13:18:33 | 絵画

昨年も泊まったから顔なじみ、子ども達にノートをあげた。

少年のかぶって居るのは私があげた毛糸の帽子。

もう寒い所へは行かないからプレゼントしたら喜んで直ぐにかぶってくれた。

昨年スケッチして帰国後仕上げたリコルドーの玄関を描いた絵をプレゼントした。

ママが絵のお礼にkiss!

フロント脇で私

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ルエの街

2011-03-25 14:53:45 | 海外旅行

ルエに来るのは2回目だから大体の様子は分かっている。

新しい発見と言うより、懐かしいという感じが強い。

今でも煙突は現役で、薪をくべて暖を取ったりするが、通常はガスや電気で暖房している。

暖炉に薪をくべるのはお客さん用だったり、ちょっと贅沢をするという使い方のようだ。

ホテルリコルドーの前を通過。

今夜はここを予約してある。

井山登志夫さんのお城。後でお邪魔する約束になっている。


'10欧州ドライブ雑記 フランス  ルエへ 入る

2011-03-24 18:49:38 | 海外旅行

いよいよルエへ近づいてきました。

下の写真の案内板には後7kmと出ています。

家の壁にLOUEと書いてあります。

家に町の名を書くというのは珍しいです。

この家主はきっと凄くルエの町を愛しているんでしょう。

懐かしの教会の尖塔が見えてきました。

ルエの中心街に来ました。

 未だ時間が早いから町の外周を一回りすることにしました。 

 と言っても小さな町ですから直ぐに突き抜けて田園地帯に入ってしまいます。 

 10分もしないで又町の中央に戻ってきました。

 窓の縁どりにもそれぞれ個性があって面白いです。 一つとして同じ形のが無いです。

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス ルエへ向かう

2011-03-23 16:19:15 | 海外旅行

TGVでシャルル・ド・ゴール空港駅に着きそこからレンタカーを借りてルエに向かった。

今度はちゃんとオートマの車が借りられた、それも私のお気に入りのピカソだから嬉しい。

ルエへ行く目的は、お城に住む日本人井山さんにお目に掛かることだが、

生憎井山さんは海外へお仕事に出かけているので奥様にお会いすると言うことになっています。

イル・ド・フランスでは綺麗に色づいた紅葉が出迎えてくれました。

 

ルエはレ・マンの先になるから、とりあえずレ・マンを目指します。

道路標識にルエの文字が出始めました。

右に進むとルエまで後9kmです。

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス リヨンからパリへ

2011-03-22 12:00:11 | 海外旅行

リヨンではさしたる事もなく、と書きたいところだが、いろいろありました。

その① レンタカーを返そうとリヨン駅構内にあるエイビスに向かったのだが、

どうしても駐車場に入る道が分からない。

タクシーのみ進入可という道を標識を無視して入っていってタクシーの運ちゃんに、

入ってきてしまったけど良いのかなぁ?と聞いたら、ノンプログレムだよ、という。

エイビスの事務所に行く道を聞いたら、教えてくれた。

確かに事務所には着いたのだが、駐車場は階段を上がった場所だ。

返却は事務所にここでも良いか?と言うと問題ないよ、後で駐車場に戻しておく、と言う返事だった。

その② 夕食を食べにホテルで推薦してくれたレストランに行ったが、

食のリヨンだというのに味の方はイマイチだったし、

同行者は後で下痢をしてしまった。前菜の何かがあたったのだと思うが、

私は少ししか食べなかったから無事だった。

リヨンでも、発車ホームは発車15分前にならないと確定しない。

15分前になったから乗車ホームを調べてホームに向かう。

朝食は車内でサンドイッチを食べようとキオスクで調達した。

指定席の場所に行くとそこにはフランス軍の士官が座っている。

ここは私の席だというと、渋々別の席に移った。

この士官、おそらく軍人パスで乗り込んで一等車にただ乗り?を決め込んでいたらしい。

車内ではパソコンで何やら仕事をしている人が多い。

 

フランスでもエリートさんは忙しいのだろう。

 


'10欧州ドライブ雑記 フランス リヨン ②

2011-03-21 11:31:35 | 海外旅行

リヨンの駅前広場に貸し自転車がありました。

パリにあったのと同じやり方のようで、あらかじめ登録しておくと自転車が借りられるようです。

自転車も貸出機も真新しいから、最近始まったシステムなのでしょう。

 

借りたり返したりの訪れる人がひっきりなしです。

ちょっとした用事に短時間利用する人が多いのでしょう。


'10欧州ドライブ雑記 フランス リヨンに入る。

2011-03-20 14:44:37 | 海外旅行

A7がローヌ川沿いに走り出すともうリヨンだ。

川船にしてはかなり大きい観光船が走っている。

右前方に到着した時に泊まったホテルの入った高層ビルが見えてきた。

リヨンからスイスに入り、オーストリア、イタリア、南フランスと回って、

振り出しのリヨンに無事戻ってきたのだ。

ちょっと感傷的な気分になる。

A7をこのまま北上すればパリに入るが、私はリヨンでレンタカーを返して、

TGVでパリに戻る事にしているからここでA7を左側に出て市内に入る。

市内は渋滞している。

久しぶりに渋滞の道路を走るのでやや緊張している。

陸橋に花のボールがあり、我々に「お帰りなさい!」と出迎えてくれて居る。


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ⑨

2011-03-19 17:10:29 | 海外旅行

駐車場をやっとの思いで抜け出して、本来の目的地、リヨンに向かうA7道路に向かった。

バス停で立ち話する若い女性、パーカーからはみ出しているレース飾りの付いたスカート?は

流行のファッションなのだろう。

フランスでは最近風力発電の風車をあちこちで目にするようになった。

トラックも乗用車も右側2車線の走行車線を走っている。

リヨンに向かう高速A7に入ると、道路工事で道幅が狭くなっていた。

とは言っても3車線が2車線になっただけだから、スピードをダウンさせることもないし、

渋滞が発生したりもしていない。

追い越し車線が規制されただけだから走行車線2車線は確保されているからだ。

日本の場合、追い越し車線にトラックが走り続けて居たりするが、

フランスでは追い越し車線にトラックは入ることは絶対と言っていいほど無い。

乗用車も追い越す一時だけ入ってくるが、追い越しが終われば直ぐに元の走行車線に戻る。

つまり追い越し車線は殆ど空いているのだから、その車線が規制されても

渋滞などは発生する訳がないのだ。

余裕のある道幅とドライバーのマナーが、日本とは大違いなのだ。


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ⑧

2011-03-18 08:49:30 | 海外旅行

アビニョンの駐車ビルからの眺めです。

駐車ビルに入ったものの、混んでいて最上階にやっと空きスペースを見つけたのです。

おかげでアビニョンの街を上から眺めることが出来ました。

暢気に写真を写していたら、車が困ったことになっていました。

私の車の前に強引に車を停めていった奴が居たのです。

10回くらい切り返しをやって、何とか車を通路に出しましたが、

図々しい止め方には腹が立ちました。

無法駐車の車を蹴っ飛ばしたかったけど、我慢しました。

何とか無事に擦りもせずに車を出せたのですから。


'10欧州ドライブ雑記 フランス アビニョン ⑦

2011-03-17 17:33:30 | 海外旅行

アビニョンの美味しい?寿司を食べてから、腹ごなしに街を散歩しました。

アフリカの民族衣装を着たおじさんがコーヒーを飲んでいる人に何やら話しかけていました。

どうやら民族衣装のおじさんは物乞いではなく、物売りのようです。

キャリーカーに商品を乗せて居ます。

石の門に描かれた落書きも一見現代アート風です。

セーター屋さんの子供のマネキンと記念撮影。

古い家並みです。アビニョンは街全体がこんな感じの歴史を秘めた街です。

駐車場ビルの一階に花屋がありました。壁の蔦と良くあっています。

駐車料金の自動支払機です。カードでも支払えます。