絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

奥日光で休養   西ノ湖

2013-09-30 05:05:58 | 国内旅行

 西ノ湖は幽玄とした神秘的な雰囲気を持つ湖で私の大好きな場所でしたが、

久しぶりに訪れるとどうも様子が違うのです。

人気は少なく、周囲の風景も昔の儘なのですが、幽玄とした感じが伝わってこないのです。

休憩小屋なども取り壊されていて、より自然な状態に戻されているのに、

どうしたことなのでしょう?

 

 しばらく観察していて、やっと原因が分かりました。

先日来の台風がらみの大雨で、水位が上昇しただけでなく泥水が流入したため

湖の色が茶色がかってしまったのです。

深遠な青い水の色が濁ってしまったために、神秘的ともいえる感じが

損なわれてしまったのです。

 

 

 西ノ湖はやはり深い水の色で周囲の山並みを写し込んでくれていないとなりません。

 私が湖畔に佇んでいた30分ほどの間に、訪れた人は4人だけでした。

西ノ湖は今でも静かな場所です。

水の濁りはやがて治まることでしょう。

清廉な水色を取り戻した頃にまた訪れたいものです。

 日光は鹿による食害が凄まじい勢いで進んでいます。

電気柵や防護ネットで防護しては居ますが、尾瀬から日光などの自然地域全体には

手が回りません。

これは人間がオオカミなどの天敵を絶滅させてしまった事が原因です。

狼が人間を襲うと言うことは先ずないのだそうです。

牧羊を営む人達の流言が広がってしまったのだそうです。

カナダなどから狼を移入して自然界のバランスを取り戻す必要があります。

 

 


奥日光で休養   西ノ湖へ向かう ②

2013-09-29 14:21:02 | 国内旅行

蝶が居ました、留まるとき羽を開いているから蛾かも知れません。

蝶は羽を閉じて留まり、蛾は開いて居いるとなにかで読んだ記憶があります。

でも蛾は夜に活動し、蝶は昼間活動するというのを聞いたことがあります。

どちらの分類法にも例外があるらしいから私にはよく分かりませんが、

可愛い色をしているので写しました。

 

 


奥日光で休養 西ノ湖へ向かう

2013-09-29 06:24:14 | 国内旅行

小田代ケ原を通り過ぎて西ノ湖入り口でシャトルバスを降りました。

道標には湖まで1.3kmと書いてあります。

以前はこの道もマイカーで入れたのですが、なだらかな上り坂を歩き始めました。

バス道はアスファルト舗装でしたが、此所からは砂利道になります。

唐松や岳樺の自然林が続きます。

西の湖まで900mとなりました、まだ400mしか歩いていないことになります。

以前車を駐めた場所まで来ました。

小さな川があり、昔は木の橋でしたが、今は立派な吊り橋になっています。

津市橋を支えるワイヤーにアキアカネがとまって居ました。

吊り橋を渡り終えたところにキノコが生えていました。

サルノコシカケの仲間だと思います。


奥日光で休養

2013-09-27 19:28:28 | 国内旅行

2週間の欧州ドライブの疲れを取ろうと奥日光へ来ました。

ホテルに入る前に西ノ湖辺りを散策しようと、シャトルバスに乗り込みました。

小田代ヶ原方面にはマイカーは入れないのです。

シャトルバスはハイブリッドで環境に優しいのだそうです。

林道内は何処でも乗り降りが自由だそうですが、

何処で乗っても降りても300円均一料金です。

以前、マイカーが入れた頃は砂利道でしたが、今は綺麗に舗装されています。

初秋の爽やかな空気なのにバスは窓を閉め切って冷房を掛けています。

天気は良いのだし、客は奥日光の自然にふれたくてきているのに・・・

それにエコではないですよね!


竜巻の凄まじいありさまを見てきました。

2013-09-04 08:55:46 | Weblog

一昨日の越谷市をはじめ松伏町・野田市を襲った竜巻は恐ろしいものでした。

幸い我が家からは最短で3.5kmほど離れていましたが、突然風が吹き始め、空は黒い雲に覆われ

激しい雨が降りました。

この状態は5分ほどで収まり青空が戻りました。

私はいつものゲリラ豪雨の類いだろうとそのまま家事をしていました。

そこへメールやら電話がかかってきました。みな私の無事を確認するお見舞い電話やメールでした。

TVニュースで越谷が壊滅したかのような報道がなされていたらしいのです。

この竜巻で私が受けた被害と言えば、ひっきりなしの電話とメールに対する対応だけでした。

一日経った昨日、用事があり竜巻の襲った場所近くを通ったのですが、

交通渋滞が起きていて、現場近くにたどり着くのにかなりの時間がかかりました。

屋根が吹き飛び、壁が倒れかかり、窓ガラスが飛び散り・・・・凄まじい有様でした。

ニュースでさんざん見せられた光景なのですが、この目で見るのは臨場感があり、

疲れた姿で片付けをする人が居て、電柱を立て直す工事車が唸りをあげている・・・・

百聞は一見にしかず、とはこのことだと悟りました。

三陸の津波被害も直後と一年後に見てきましたが、

越谷の竜巻は範囲は狭いとはいえ惨状は同じでした。

 

*このところ、私の身辺には様々な出来事が重なり、ブログの更新が出来ずに居ます。

 9/6から旅に出るので、帰ってきたら旅日記でブログを再開します。

 それまでしばらくお休みいたします。

10月頃には再開いたす予定です。

 宜しくお願いいたします。