話題の古典新訳(光文社文庫 亀山郁夫訳)を読む。が、途中で放棄。
高校時代に我慢に我慢を重ねて読んで、結局挫折。苦痛の思い出。
今度はどれほど楽しく読めるかと、書評やコメントに触発され、
大いに期待して挑戦したが、また脱落。
会話が冗長、心理描写もまわりくどくてイライラ。
我が日常もイライラと冗長。
だから、素敵な物語の世界で楽しみたいのに・・
そこでも冗長とイライラ。
もうたくさん・・、やってらんない。
これが脱落の理由かな。
これほどに人間の心を描ききり、信仰、親子・兄弟、欲望、葛藤、国家など
大テーマを掘り下げるドストエフスキーとは何と偉大な作家であることか。
一度あることは二度あり、二度あることは三度ある、という。
三度目が無いように新新訳をひたすら待つことにしよう。嗚呼。