信州・諏訪に出かける。
ふるさとを、生家の今を、見ておきたいという家族の思いを実現するため。
検討の末、歩行の危うい年寄りには電車は無理と判断、結局車となる。
車椅子を積み、すべてのSAで休憩をする予定を立てて出発。
4時間かかって到着。
30年振りの諏訪湖。変わってもいたし、変わらなくもあった。
綺麗に整備された湖畔には、遊歩道やグランドも揃い、ゆったりしたスペースには牧歌的だったり、あるいは野心的だったりの彫刻群が配置され、洒落たリゾート地の雰囲気が一杯。
その一方では、まだ葦の水際が続くほとりもあり、昔の面影を色濃く残していた。
片倉館は、対岸岡谷の紡績工場で働く女工をまとめて運んで
集団で入れるため、立ち浴用に1m10cmの深さでした。
いわゆる千人風呂。勿論今も営業中。
そういえば、30年前にはじめて見た湖上の花火。ナイアガラが綺麗だった。
車の運転、様々なお世話、大変にご苦労様でした。
ゆっくりお休み下さい。