健康阻害と増税で煙草の環境は大きく変わり、その煙草に火を点けるマッチは、 今や絶滅種。やがて消えゆく運命にある。
”滅びの美学”などと、大仰なつもりはないが、消えゆく文化の最後の残り火を、コレクションしてみよう。
積極的収集ではなく、普通に入った店などでマッチを所望する。「ある」店に出っ食わすのは珍しい。
@3500円のコースに+2000円の飲み放題。5人。
料理もインテリアも大人向き。そのわりにはリーズナブル。夜景も売りの一つ。
「マッチ擦る つかのま海に 霧ふかし身捨つるほどの 祖国はありや」
ん? 関係ないか。
寺山さんの短歌でしたね。
深い思いが凝縮されて、胸を打ちます。