7月に終了したテレビ番組『天皇の料理番』(TBS)を欠かさず観た。
約40年前の堺正章主演の同名番組の記憶があり、リメイク版とたかをくくっていたのだが、それが、なかなかの出来。時代考証を踏まえた映像もCG多用など好感度。配役も納得。
緑山スタジオにセットしたという当時の東京駅付近の映像がノスタルジックで素晴らしい。
ドラマを一層感動的にしたのはさだまさしの歌。「夢見る人」。家人が、2回目に買いに行って、やっとリリースされたのを持って帰った。
さだは、番組のプロデユーサーに「主人公を支える女性の立場に立って」とアドバイスされて、迷いが消えたと述懐している。
そう、ドラマで篤蔵の妻になった黒木華演じる俊子のイメージにピッタリ。素晴らしいドラマに仕上がったのは、この曲の効果が大きいのではないか。
♪ ゆくりなく人は出会い ゆくりなく人は憧れ行く
憧れは夢 夢は生命
君よ高き夢を見給え いつか巡り合える
強く強く願えばいい 愛するとは夢見ること 愛しき人
やはらかに時は過ぎて やはらかに時は移ろう
生きることに 迷うとも
君よ決して夢をすてるな いつか巡りあえる
遠い遠い約束でも 愛するとは信じること 夢見る人
いつか巡りあえる 強く強く願えばいい
愛するとは夢見ること 愛しき人
愛するとは信じること 夢見る人 ♪
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