処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

中山晋平記念館

2021-01-28 17:49:43 | 音楽

コロナ禍による自宅蟄居の禁を破って、近間に出かける。箱根・熱海・伊豆。

熱海の梅園は、残念ながら若干の時期尚早。人出の少ないことが幸いし、今回初めて園内の中山晋平記念館を訪れることが出来た。これが思いの外の収穫だった。入場無料。靴を脱いで上がり、居室内を自由に鑑賞出来たのだった。

 

日本を代表する作曲家中山晋平。歌謡曲から校歌・社歌にいたるまでその守備範囲は広く、作った曲は1770を数えるという。両親が口ずさんでいた『カチューシャの歌』や『ゴンドラの歌』も彼の手になるものだった。

  

我々世代では、北原白秋、野口雨情、西城八十などと抒情歌の世界にイメージは連なる。

 

元は、同市の西山町にあった別荘としての旧宅を移築したもの。ガラス戸を多用した明るい木造建築。

佇まいは昭和そのもの。素朴で温かくてそれでいて開放的。戦後の世代もノスタルジーに浸ることになる。

  

管理するのは、市なのかしら。いろいろ案内をしてくれた婦人は温かく丁寧で親切。とても好感度でした。

なお、生まれ故郷の長野県中野市には、市が運営管理する鉄筋コンクリート造りの立派な記念館が建っているが、同名ながらここ熱海とは全く関係ないようだ。

  

今の小学校の「音楽の授業」では果たしてどのような曲を歌っているのかしら。いわゆる童謡は歌われているのでしょうか。そうした年代の子供たちに全く縁のない世代としては、是非歌い続けて欲しいし歌い継がれて欲しい。

私たちがかつて歌った中山晋平の歌、今どの位歌えますか。ちなみに中山晋平作曲の童謡は次の通りです。

 

シャボン玉』『てるてる坊主』『あめふり』『雨降りお月』『証城寺の狸囃子』『こがね虫』『あの町この町』『背くらべ』『鞠と殿様』『砂山』『肩たたき』『赤ちゃん』『あがり目さがり目』『あひるのせんたく』『うぐいすの夢』『兎のダンス』『おみやげ三つ』『蛙の夜廻り』『かくれんぼ』『かじかみ坊主』『かっこどり』『からくり』『蛙の夜まわり』『キューピー・ピーちゃん』『雲のかげ』『げんげ草』『恋の鳥』『木の葉のお舟』『すずめ』『田植』『茶の樹』『手の鳴る方ヘ』『遠眼鏡』『鳥かご』『猫の嫁入り』『ねむの木』『風鈴』『迷い子の小猿』『鞠と殿さま』『夕立』『路地の細路』

 

 

 


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