千年に一度の異変で半身不随の日本の夏、連日猛暑が記録を塗り替える堪える夏、三大祭りの傍らを駆け足で回ることになってしまった。
羽田まで直バスで1時間。お盆前の混雑を覚悟したがいたってスムーズ。お陰で空港での待ち時間が2時間。
東北は三大祭りの真っ最中。青森の宿が取れずに弘前泊。弘前駅前のじょんがらのライブハウス「山唄」では本場の演奏と歌唱を楽しんだ。遠い昔、高橋竹山に夢中になった身には太棹の響きは何よりの息抜きとなりました。
恥ずかしながら、「ねぷた」と「ねぶた」の違いを初めて知った。弘前が「ねぷた」で出陣を表し、青森は「ねぶた」で凱旋を表しているのだという。その戦いの相手は蝦夷=アイヌ。異民族の征伐が祭りとなっているわけで、それでいいのかという御仁もいる。
秋田も宿が取れずに泊は能代。いずれも事前の予約でこの状態。能代駅前は何も無く、食事のできる繁華街までは15分の距離。地方の町は、みなこうなのだろうかと、思わざるを得なかった。
帰路は、山形新幹線「つばさ」。
着いた東京も暑かったが、この3日間の東北は96.7%の電力使用と報じられた。
訪れた能代の代表が、秋田県勢13年ぶりの甲子園勝利。この夏一番に声援しよう。
※モバイル撮影
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