出版社 岩波書店
定 価 1512円
頁 数 150頁
『週刊朝日』巻末の 世相風刺漫画 ”ブラック・アングル” で同誌のファンを増やしたのは、もう40年位前になろうか。
暫く健筆を見かけないと思っていたら、膝の手術で長期の入院。その時期に、いつの間にか「わからないことだらけ」になっていた身の回りや世間のものごとについて、好き勝手に書いたという。
あとがきで曰く。「この本、読者はどう思われるか知らないが、書いている私は面白かった、どうやってオチをつけるんだ、と毎日のように頭を痛めた。おかげ様でこうして社会復帰の真似事も出来た(出来てないか)」
著者は言う。「人生は砂時計。砂が落ちはじめたら、もう果てるまでも守るしかないー最近わりと気に入っている私の箴言だ」
去年、『終わった人』を、じじい世代の友達と回し読みをして大いに共鳴・共感・共有したものだった。この本も回そう!著者と出版社には悪いが、年金世代だもの。
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