毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

久々の発心門&散歩道

2016年02月20日 16時16分40秒 | 熊野


きのうの続き。




本宮大社からの帰り道、そのまま山の上に。

ずっと行きたかった発心門王子、昼間早くに歩いて上るつもりでしたが、予定が入り 時間が足りないので プラン変更、車で向かいます。

この日一日快晴と聞いていましたが、薄雲がかかり出し 空氣も湿り氣を帯びてきたので、のんびりしてはいられません。

青空が残っているうちに 行きたいところ全部行くんだ~、と欲張って




ああ ここ。。。。なんて久しぶりなんでしょう。





うん、まだ大丈夫、薄日がさしてる(^^) 深々二礼、拍手二回、心を込めてご挨拶。





道を挟んで お堂の向かい側、熊野古道の入り口、この時間 すでに人影はなし。





聞こえるのは この水音と 風の音だけ。





ちょっとだけ 古道に足を踏み入れてみます。





刻まれた 「熊野道」 の文字。





薄らいだ日ざしは やや寂しげ、風も冷たくなり、車に戻ります。






ちょうどここで バッテリー切れに。

家に戻り、すぐに充電器に差し込んでおいて、持って帰った荷物と 出掛けに洗っておいた食器を ささっと片付け。

15分ほどの充電では 満タンには程遠いでしょうが、どうしても もうひとつ 行きたいところがあるのです。

お氣に入りの散歩コース、片道20分ほどのショートコースですが、日がすっかり暮れる前に ここをぜひとも歩いておきたくて。




これこれこの景色、懐かしいなぁ。。。。あの鉄橋のもう少し先まで行くんだよ♪





わかるかなぁ、白いお月さまが ぽちっと写っているの。





このお地蔵さまの少し先でUターン、行きも帰りも しゃがんで手を合わせてご挨拶するのがお決まり。





お日さまが山の端にかかり 陰りもようの空、なんだか不思議な雲が。。。。






散歩の写真はここまで。

私には珍しく 午後中あちこち飛び回っての過密スケジュールでしたが、行きたいところに行けて 見たいものが見られて 撮りたいものが撮れて、心底満足です





さて、二泊三日のわが家時間は あっという間に過ぎ、今はすでに奈良に戻っています。

雨がひどくならないうちに 山を越えてしまいたくて、朝9時前に家を出ました。

雨でもやっぱり景色が撮りたくて、何度も車を停め 傘を差しては カメラ片手に飛び出して、いつもより1時間以上余計にかかったので、早めの出発でちょうどよかったみたいです。

そちらはまた 晩にでもアップさせていただきますね♪
























やったぁ~! \(^o^)/

2016年02月19日 21時41分40秒 | 熊野


写真撮影成功!

画像読み込み成功!




久々のフォトブログです、ご覧ください(^^)




まずは 本宮大社。



一礼して 鳥居をくぐり





石段を上がって





門前





向かって左から 第一殿 (夫須美大神) 、第二殿 (速玉大神)





同じく左から 第三殿 (家津美御子大神(素戔嗚尊)) 、第四殿 (天照大神) ・・・・って、第四殿少し切れちゃった、ごめんなさい





そして 八百万の神々を祀る 満山社




参拝は、第三殿 → 第二殿 → 第一殿 → 第四殿 → 満山社 の順でどうぞ



門前の枝垂桜、春には それはそれは美しい姿を見せてくれます




花の季節に ぜひまた写真撮りに来たいなぁ







さらにこのあと 発心門王子と あとお散歩風景も撮ったんだけど、氣力と時間が限界に。。。。

続きは明日にでも。




なにはともあれ、また写真が載せられるようになって、なんてうれしいことか♪

カメラを下さった方に 心から感謝を。

おかげさまでこのとおり、フォトブログ復活させることができました。

ありがとうございました。




そして、ご覧くださったみなさまも ありがとうございます。

まるっきりの素人写真ですが、古道を抱く山里熊野の風景や 古都奈良の風情などを、これからも 折に触れてお届けしたいと思います。

楽しんでいただければ幸いです。




帰宅してから ご飯も食べずにかかりっきり、さすがに力尽きました

でも、心底満足、幸せです

























静かな終わりと始まり

2011年11月05日 23時00分47秒 | 熊野
きょうは地元でもうひとつ催しがありました。

先日の土砂崩れでほとんどの家がなくなってしまった川の上流の集落の解散式です。

お祭りって聞いてたんだけど、残っていた神社の例祭に合わせての式典だったようです。

台風前は 住民全部で10人ぐらいの小さな集落だったけど、ゆかりの人は多かったようで、きょうはかなり大勢の方々が来られたそうです。

うちの地区の区長さんは この式に参加されてから 運動会のほうに回られたとのことで、区長さんのお話で解散式があったことを知りました。

そのあと ネットの地元新聞記事で もう少し詳しい様子を読みました。



そこには以前二度ほど行ったことがあるけれど、川沿いにずっと遡って ほんとに山の奥の方の「懐に抱かれた」と形容したいようなところ。

川がぐるりと迂回したかのように蛇行している その出っ張りが集落の要になっていて、今は川がまっすぐに家々のあったところの真ん中を突っ切り、集落全体が谷になってしまったような様子だそうで、これはもう修復不可能と判断されたようです。



住んでおられた方々は、言葉では表しきれない思いがあっただろうと思います。

みなさん新しい暮らしをすでに始めておられるようですが、自分の暮らしていた場所が丸ごとなくなってしまったというのは どんなにかやるせないことでしょう。

それでも、こういう式典で心にけじめをつけて、また前を向いて歩き出そうとしておられる。

そう思うと なんともいえない氣持ちです。



人が住まなくなったその土地は、長い長い時間をかけて 再び山に還ってゆくのでしょうか。

家のすぐそばのその川を見るたびに ずっと奥にそんな場所があることをふと思い出すような氣がします。



新しい旅立ちをされたみなさま、どうかおからだお大切にお元氣で。

新生活に良いことがたくさんありますようお祈りしています。








きょうの発心門

2010年09月11日 19時28分20秒 | 熊野
きのう、きょうと それぞれに思い立って 2日続きで発心門王子へ。





まだちょっと夏の雲残ってます(^^)




きょうの発心門。








3時過ぎに行ったせいか、やっぱり人氣ほとんどなし。


お参りの後、近くの日陰に車を停めて 中でシート倒しての~んびり♪

涼しい風が吹き込んで、鳥とセミの声、木のざわざわいう音だけが響いてきます。



静か。。。。



人の氣配がない分、山のいのちの氣配が あたり一面にひたひたと感じられます。



持参した本を読み、目を車外に転じて山や木々を眺め、眠くなったらそのままうとうと。。。



心満たされた2時間でした











八咫烏神事行ってきました(^^)

2010年01月09日 01時09分12秒 | 熊野
熊野本宮大社で毎年1月7日に行われる「八咫烏神事」。
なんとなくずっと氣になってたんですが、これまで一度も行ったことありませんでした。

今年はちょうど仕事が休みなこともあり行くつもりでいたんですが、ご神事は夕方5時から。
だんだんと日が傾き寒さが厳しくなってきたのにつられて一度はやめそうに。

でも、不思議なことにいくら「行くのや~めた」と思っても、どうしてもご神事のことが頭から離れない。

訳わからないけどこれはなんかあるんだろうと再び氣を変えて、急きょ車を出しました。

5時ぎりぎりにすべり込むと、ご神事の行われる黎明殿の中はすでに人でぎっしり。
外にテントを張って椅子を並べてあるところに座りました。


私の席からはこ~んな感じ。



中で宮司さんや神職さんたちがなにやらいろいろと儀式をされておられるらしいのですが、まったく見えず何もわかりません。

そもそもどういう由緒のご神事か、とか何も知らないままノリだけで来ちゃったんだものなぁ。。。。(^^ゞ

唯一知ってるのは、このご神事に参列した人にだけ授与される「白玉午王のご神符」というものがあるということだけ。

厳かにご神事が進んでいく中、やがてなにやら四角くたたんだ白い紙が参列者全員に配られました。

「おお、これがかの白玉午王♪」と思ってわくわく開いてみると、中はなにも入っても書かれてもおらず ただの真っ白な六つ折の半紙。

なんじゃこりゃ?白紙?ひょっとしてあぶり出しとか?
などとあらぬことを考えているうちになおも粛々とご神事は進み、最後に宮司さんがご挨拶をされて終わりとなりました。

私を含めそのまま席を立とうとした人たちに、どうやら毎年参列されているらしい方が、
「この紙にご宝印を押してもらうんですよ」
と教えてくれました。

危うく白紙のまま持って帰っちゃうところだった~
ご親切にありがとうございますm(__)m

先にご宝印をいただいて帰っていく人たちと入れ替わりに黎明殿に入ってみると、人垣の中から「エイッ」という力強い声が何度も。
「皆さんお座りください。立ったままではしっかり腰で受け止められませんから」なんていう声も聞こえます。
いったい何が行われているんだろう?

前へ進むにつれて見えてきたのはこんな光景。



なるほど~、こうやって押していただくのか。
開いた半紙を手のひらにあてがい、ご印を構えた神職さんと向かい合って渾身の力で押し合うのです。
神職さん相当力を入れておられるらしく、なるほどあの氣合いもさもありなんという感じ。
お年を召した方など、受け止めきれずよろめいて体勢崩してしまわれたり。
小さな子や力の弱そうな人には ご印を持つのと反対の手を添えてあげておられました。

やがて私の番。
全力出してどうにかこうにか受けたけれど、やはりすごい力だ~。
半紙にシワ寄っちゃったし

これがいただいたご宝印。



こんなふうに授けていただくと、ただ渡されるよりもひとしお印象深いというか、なんだかとってもありがたいご神符のように思えます(^^)

ことし年女の私にはことさらありがたいお守りかも

初めて参列させていただいた八咫烏神事、やっぱり行くのやめなくてよかったぁ♪
満ち足りた氣持ちで家路に着きました