毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

豊かさ

2012年11月10日 21時31分01秒 | ふと思うこと
この力強い日ざし

この吹き渡る風

揺れる木々

舞い踊る枯葉

さらさらと止むことのない川の水音

どこまでも澄みきった空

数え切れないいのちをふところに抱える山々の連なり



これだけの豊かさに浸されながら

どうして心貧しくいられよう

自分だけのちっちゃな世界に閉じこもっていられよう

声なき声で静かに語る

からっぽで 満ち満ちた この世界










生命力

2012年11月08日 18時58分44秒 | ふと思うこと
ある建物の屋上のちょっとした段差に

1~2センチほどの厚さにわずかばかりの土の溜まったところがあって

いろいろな種類の雑草がびっしり生えていた

似たような光景はほかにもあって

数ミリほどのアスファルトの割れ目から

石垣の小さなすき間から

あっけらかんと顔を覗かせる草花たち



自分が花や野菜の種を蒔くとき

わずかな土や石のすき間に蒔こうとは思わないなぁ

植物の生命力は 私が思っているよりはるかに強い













完璧

2012年11月08日 08時29分34秒 | ふと思うこと
鶴首カボチャの種を眺めて しみじみ思う

こんな小さな種一粒から あの蔓が 葉が 花が 実が現れるなんて

種は魔法の力を宿してる

土に下ろして 水を注ぎ 日光を当てると 発動

見る見る姿を変えて育っていく

種は 蔓でも 葉でも 花でも 実でもない

種は種

種のままで完璧

人も同じ

善人でも 賢人でも 聖人でもない

私は私

今の私のままで完璧

これから蔓を伸ばし 葉を茂らせ 花を咲かせ 実を生らせる

魔法の力を宿した私

発動の原動力は 私の至らないところ 満たされないところ 氣に入らないところ

穴だらけの私 穴だらけでOK

穴ぼこごと完璧

今この瞬間 丸ごとぜ~んぶ完璧












楽しいゾ!

2012年11月07日 08時23分20秒 | 紡ぐ暮らし
ここ数日 就寝・起床時間がぐぐっと前倒しに。

晩10~11時に寝て、朝4~5時に起きて。

話題のDr南雲の「夜10時から夜中2時は 成長ホルモンの分泌が盛んな睡眠のゴールデンタイム」という話を読んで 大いに刺激されたからなのですが。

え?今さらなんで成長ホルモンが必要なのかって?

成長ホルモン → 別名若返りホルモン だそうなのですよ

私、前から思っていたことだけど、生まれて半世紀の節目を迎えるに当たり、改めて「年は重ねても老化・劣化(笑)はしない」って決めたので

「年をとれば 老いて衰えるのは当たり前」っていう説だって、まわりにそういう人が多いから そういうものだと知らず知らずのうちに刷り込まれていた。。。なんていう思い込みの蔓延で そんな現象がそこら中で起きてるだけかもしれないではないですか☆

杉に囲まれた松の木はまっすぐに伸びる。。。なんていう話、半ばおとぎ話のように聞いてたけれど、南紀に来てから 実際に杉木立の中で 自分も杉ですみたいな顔をしてすらりと天に向かって伸びてる松の木を何本も見ましたから。

松ぼっくりが落ちてるのに氣づいて あれ?って振り仰がなかったら見逃しちゃうところだったよ(^_^;)

「自分のまわりに誰を・何を置くかが大事ですよ」って以前教えてもらったのはこういうことだったんだなぁ、と。

ディーパック・チョプラ博士や斉藤一人さん、Dr南雲の本など読んでいると、老いについての固定観念にもガンガンとひびが入ってきます。

Dr南雲なんて、ご自身のお姿がそのまま生ける反証みたいになってるものね♪

思い込みで万事がこうも大きく変るものならば、自分の中の情報すべて 都合いいように書き換えるにしくはなし、ですね



氣温がどんどん下がってくるこの季節に暗いうちから布団を出るのはちょっと抵抗もあるけれど、そこをエイヤっと乗り越えさせてくれるのは これは楽しいゾ!とわくわくする氣持ち。

今が辛いから変えないと、というのだともうひとつやる氣が起きないけれど、これができたら楽しいゾ、が原動力になると動けるものですね♪

しかも この早起き、深夜の静けさと早起きの爽快感、これまで両立しないと思い込んでいた二つを一挙に味わわせてもらえるのだぁ~ \(^o^)/

起き抜けにまず布団上げや掃除でからだをあたため、そのあとどっしり座り込んで コーヒー片手に日記書いたり本を読んだりパソコンしたり、そのうちしらしらと夜が明けてきて やがてお日さまとご対面、なんて実にいい氣分♪

部屋がすっかり明るくなったら 編み物なんかもちょこちょこっとしたりして

これだけ楽しんでも まだ8時、9時とは なんと豊かなことでしょう



これからますます寒くなってゆくけれど、このお楽しみはぜひ続けたいものです(^^)

















変るから大丈夫♪

2012年11月02日 22時22分08秒 | ふと思うこと
先日 お友だちから変った形のカボチャをもらいました。

ひょうたんを縦に引き伸ばしたような、ぱっと見カボチャとはわからないようなカボチャ。

ネットで調べたら、鶴首カボチャという名前だそう。。。なるほどなぁ、というネーミング

下の膨らんだところに種やワタが入っています。

煮物だと溶けてしまうと教えられていたので、皮をむいて上から厚めの輪切りにし、オリーブオイルを流しニンニクスライスを散らした耐熱皿に並べ、溶けるチーズを乗せて焼いてみました。

果肉がねっとりと甘くたまらない美味しさ、こんな美味しい焼きカボチャ初めてかも

まだ半分残ってるから、今度はハーブパン粉焼きにしてみようかな

種もちゃんととっておいて、できれば来年蒔いてみたいなぁ



畑や庭のお世話をしている人ならわかると思うんですが、生えてくる雑草の種類って 年毎に変るんですね。

Aという植物に最適の環境の土地には もちろんAが一面に生い茂るわけだけれど、そうやってAが増えることが Aに適した今の環境を壊してしまうことにもなる。

で、次の年にはAに代わってBの天下に。

そして、同じ理由から次の年にはCが。。。という具合に、ある種の植物が主役になることが 次の植物に最適の環境を整える形で次々と入れ替わっていく。

なんで突然こんなこと言い出したかっていうと、人の心も同じだなぁって思うんです。

怒ったり落ち込んだり いら立ったり憎んだり、負の感情の真っ只中にいるとき、そこから抜け出した自分を想像するのは難しい。

いくらそういうのやめようって思っても、逆にそういう感情にふさわしい人や出来事を呼び込んで、かえってはまり込むハメになったりして。

私もその手のトラブルでずいぶんジタバタしたものだけど、実はそのもて余すほど膨らみに膨らんだ負こそが、それを引っくり返すきっかけにもなっていたんですね。



心休まる暇もなく 人間関係も置かれた状況もどんどん悪化していく中で、窮鼠猫を噛む的勢いで「これ以上こんなことやってられない!」と心中思わず叫ぶ日が 必ずやって来る。

ちょっとやそっとのことでは生活習慣を変えようとしなかった人が 大病して初めて「お酒やめよう」「タバコやめよう」「夜更かしやめよう」と決意するようなもの。

中途半端なところで止まらないで とことん落ちるところまで落ちることが、どかんと一発逆転ブレイクスルーのきっかけを作ってくれる。

いや、もちろんもう少しソフトランディングで方向転換できるに越したことはないんですけど(^^ゞ



ただね、今「最悪!」といいたいような環境で 先が見えずにいる人に、どんな苦しさの真っ只中でも、いや、苦しみが大きければ大きいほど その裏に大きなチャンスが潜んでいて出番を待ってることを知っておいてもらえるといいなぁって思ったんです。

私自身、七転八倒してる最中に 今みたいに安らかな日が訪れるなんて考えられなかった。

ただ、なぜか幸せになる!という意志だけは手放すことがなくて、それでここまでこぎつけられたのかもしれないけれど。

この一年ほどは、自然災害に遭遇したり 母の死を迎えたりと とりわけいろいろなことがあったけど、そのひとつひとつから大切ないのちの学びをもらって糧にできることを知りました。

幸せからいったん離れて また戻ることで、幸せをいっそう深くかみしめることができる。

なにも起こらずただ幸せ、というときには見えなかったものが見えてくる。

離れて 戻る、行って 帰る。。。そもそも生きるということ自体がそういうことなのかもしれません。

いのちの源から人という形に分け出され産み落とされて、いろいろな体験を積み重ねて、やがてまた源に還っていく。

せっかく与えてもらった機会なら、苦しむより楽しむ時間が長いほうがいいものね(^^)



自分が頭抱えて過ごしていた頃に こんなふうに声かけてくれる人がそばにいたらどんなにかよかっただろうな。。。そんなことを思いながらちょっと書いてみました