毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

離れたいから

2012年01月29日 21時47分51秒 | カミングアウト
20代で 社会運動に 自分なりに精一杯関ろうとしてた私に 真反対を向かせる直接の原因となったのは、1990年の「長崎本島市長狙撃事件」への抗議デモでした。

天皇制とか右翼とか そういうなんやかんやには別段関心はなかったけど、たとえどんなことであろうと 暴力をちらつかせて問答無用で押さえ込む。。。そんなことがまかり通る世の中なんて怖過ぎる。

ひとりでも多くの人が 勇氣を出してはっきりと 暴力に対してNOの声を上げなくちゃ。。。と真剣に考えて、デモへの参加を決めたんですね。



ところが。

実際に行ってみると、どうも様子が違う。

シュプレヒコールの中に「天皇制反対」を叫ぶものが混じってる。。。っていうか、そっちのほうがメインかと思うぐらい。

あの~。。。なんか話が違ってませんか?

私がわざわざやってきたのは 言いたいのは そんなことじゃないんですけど。。。

なんて デモが始まってから思ったって もう遅い(笑)

すっかり興醒めして氣落ちして 唱和する氣もなくなって、列の中うなだれながら ただトボトボと歩いていました



後日、某新聞の投書欄に やっぱりそのときの参加者で 同じような違和感を覚えたらしい人からの投書があったんですが、少しあとから同じ投書欄に返ってきた主催者側の人の答えは、

「あなたも言いたいことを自由に言えばよかったんです」


いや、ちょっと待って~!

それなんだか違うと思う。。。

右もあれば左もある、人の数だけいろいろな考え方があるけれど、力づくでの発言の封じ込めだけは 立場の違いを越えて心を合わせて認めない。

その意思表示を ひとりでも多くの人が集まってするからこそ、結集したパワーが暴力への抑止力になるんじゃないですか?

みんながてんでんばらばらに好き勝手なことを叫ぶだけなら ただの烏合の衆、なんの力も感じさせないじゃないですか~



とても勉強になりました。

人の数だけいろいろな考え方があり、そんな中で心をひとつにするとは かくも難しいことなのだと(T_T)



あれ以来、原発であれ ほかのなんであれ、勉強会ぐらいまでならともかく、活動的な世界には いっさい近づかなくなりました。

はっと氣づいたら 思ってたのとまるで違うことをする羽目になって アタマ抱えるような思いは二度としたくないと。

ちょっとしたトラウマ状態(笑)



実は今回 ブログ投稿のあとで あちこちのサイトを見て回ってど~んと落ち込んだのも、このトラウマの再燃でした。

まさしく 人の数だけいろいろな考え方や視点がある。

同じ事実に基づいて書かれていても、その表現やニュアンスもさまざま。

私から見ると、(東電や政府に対して)かなり感情的・攻撃的・揶揄的・冷笑的に思えるものも混じっていて。。。



私はあの時 自分なりの思いから 選択・行動したのだけれど。

脱原発・撤去反対・署名活動・・・などというキーワードでひと括りにされてみれば、見る人の角度によっては 私自身の思いとは離れたところで すごく感情的な動きをしているようにとられてしまうこともあるのでは。。。?

自分ひとりだけのことならまだしも、ブログを通じて 人さまにまで「ご賛同下さる方はご署名を」などとやってしまった以上、調べる時間がなくて そんな世界だったとは知りませんでした では済まないしね。。。

またやっちゃったよ~



いや、人にどう思われようと 自分が正しいと信じてやったことならそれでいいじゃない、っていう捉え方もあるのはわかってるんですが。

また、いろいろな書かれ方をしているといっても、そのほとんどはとても真剣に向き合い考えておられる方のものだったし。

ただ、見に行ったサイトの多くの主催者さんが真剣であればあるほど 政府や東電の誠意のない対応への怒りが文面ににじみ出ていて、そこが今の私の泣き所というか 苦手のツボというか。。。


というのは、昔自分を社会運動に向かわせた原動力っていうのが まさにそういった怒りの感情であり、しかもその怒りこそ 今まさにそこから離れよう 手放そうと奮戦してる真っ最中の課題だからなんです。




あ~、やっぱり字数多過ぎ。。。

ごめんなさい、また次に続きます。。。


ここまでお読み下さって ありがとうございます。











落ち込んじゃった(^^ゞ

2012年01月29日 15時30分55秒 | カミングアウト
きのう あの二つのブログをアップしたあとで落ち込んだことといったら。。。

ブログを始めて以来、政治的・社会運動的ネタは 意図的に避けてたんだよね。。。

それが ひょんな流れから あんな展開に。。。いや、そうしたのは他ならぬ自分なんだけど。。。

妙にカラ回っちゃった件も含め、なんともどよ~んとした氣分に

一時は 二つとも削除して なかったことにしたいとまで思っちゃった(^_^;)




でも、あとから氣がついたの。。。落ち込むこと自体に この手の話題についての色づけというか 偏見というか、そんなものがあるよねって。

起こったことはすべて中立。

自分の意味づけが自分を落ち込ませるなら、それはもう手放し時ってことじゃないかな?



というわけで、新しいカテゴリーを設けました。

名づけて「カミングアウト」。

これまでにも増して 自分の中にどっぷり浸って語ると思いますので、そんなのこの場に期待してない、読みたくないと思われる方は どうぞスルーなさってくださいね







そもそも私、20代から30代にかけて、社会運動的なものに無関心とは言えなかった時期があるんですね。

新聞やニュースも熱心に見てたし、自分にも関りある問題に「見て見ぬフリ」は卑怯だぐらいに思い込んでた。

そして、いくつかの講演会やらデモやらに参加したあげく、「こんな世界もうやだ~」と一氣に真逆の方を向いてしまいました(^^ゞ



ドイツの従妹から 原発関連のメールやら資料やらがたびたび送られてくるようになってからも、きちんと読みはするものの、少し離れたところに身を置くことに変わりはありませんでした。

そして昨年末のこと。

たまたま実家にかかってきた従妹からの電話で話し込む中で、彼女が特別反原発活動に打ち込んでいるわけではなく、数少ない日本人として どうしても福島のことやら日本の原発の実情やらについて尋ねられることが多くて、いつの間にか日本原発問題窓口・日本人代表みたいな形になってしまったのだと知りました。

誠実でひたむきな彼女は、そんな立場をいささか氣重に感じながらも 無下には断り切れず、自分なりに少しでもお役に立てることがあれば、と、日本の情報を調べたり あちらの情報を日本語に訳して転送したりと 個人的に動いていたのだそうです。



そんな従妹の話に大きくうなずきながら、自分も 何事もなかった頃ならまだしも、現に福島でああいうことが起きている今、昔の苦手意識に縛られたまま 我関せずを続けるわけにもいかないなぁ。。。などと考えていました。



先日ジャムを送ってもらったとき同封されていたものに、実はもうひとつ、従妹が和訳・独訳した それぞれの国の方の 脱原発スピーチのコピーがありました。

それをずっと机に置いて、何度も読み返しては この問題に関する自分の立ち位置を模索する日が続きました。



そんな中で届いたきのうの転送メール。

よく調べもせずに もう時間がない!と思い込んだ私、限られた(と思ってたんだよね)時間の中で とにかく今回は自分なりに意思表示をしようと、とりあえず署名を送りました。

そのあとで、なおも署名数のカウントがじりじりと上り続けるのを見ていて、ふともう一歩進んで 自分のブログで紹介することを思いついたのです。


しかし。

googleで見つけたニュースのほか、この件に関するいろんなサイトやらブログやらを読んでいくうちに、なんか私、自分が思ってたのとずいぶん違うことをしたことになっちゃったんじゃない?という疑念が湧いてきて、ひどく落ち込んでしまったのでした。





う~ん・・・なんだかこのままいくととんでもなく長くなりそう(いつものこと?笑)なので、いったん終わって 改めて先を書かせていただきますね。

ここまで読んで下さった皆さま、ありがとうございます。

引っ張っちゃってごめんなさいm(__)m














お騒がせしまして。。。

2012年01月28日 18時21分37秒 | 紡ぐ暮らし
あれ・・・?

先ほどのブログのあと、従妹からの転送メールを改めて読み返したり そこに載ってたサイトなどをつらつら見て回ったりしてるんだけど。

よくよく見ると、例の退去勧告期限って どうもきのう?おととい?の17時の話のような。。。

海外からのメールなので、時差とかがあって どうもよくわからないんだけど。。。



ただ、署名は今現在もどんどん数が増え続けてるみたい。



きょうの日付で送られてきたメールなので てっきりきょうの17時だと思い込んで大急ぎで動いたもので、もし誤情報流していたんだったら申し訳ないです。

ばたばたとお騒がせしましたm(__)m



それにしても。

もう少し正確 かつ詳しい情報はないかと さっきからあちこち探し回ってるんだけど、なかなか見当たらないのはなぜ?

期限がきょうであったにせよなかったにせよ、その後どうなったのかとか知りたいんですけど。。。





【追記】

私の探し方が悪かったみたい。。。ニュースサイトひとつひとつ当たってたんだけど、ふと氣がついて「経済省前テント広場」でgoogle検索かけたら、とりあえず4件のニュース記事が上ってきました。

期限はやはり27日、さしあたって強制排除はされなかったのですね。

テレビでもこの情報は流れたようだから、ご覧になった方々は「今ごろ何を騒いでるの?」と怪訝に思われたことでしょう。

転送メールにアドレスの載ってた「経産省前テントひろば」なるサイトでは 更新が26日までで、27日の顛末についてはまだ書かれておらず、正確な情報をつかみ損ねました。

慌てて反応してしまい 事前にきちんと調べなかった私の失敗。。。改めて ほんとうにお騒がせしました、ごめんなさい。



今回ほど 多くの方々の目に触れるブログじゃなくてよかったと思ったことないなぁ。。。(笑)




ただ、署名活動のほうは 署名数のカウントがいまだに上り続けていることから察するに続いてるみたい。

たしかにまだ先の状況はわからないものね。。。

こんな空回りのあとで申し上げにくいんですが、それでも趣旨にご賛同下さる方がおられたら、前のブログのリンクからどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
















緊急メッセージ。。。もうほとんど時間ないんだけど(^_^;)

2012年01月28日 16時41分45秒 | 紡ぐ暮らし
ちょっと前にメールチェックしたら、先日ジャムを送ってくれたドイツの従妹から こんな転送メールが。


>いま、恐ろしいことが起きつつあります。福島のお母さんたちは、子供たちのために、放射能汚染のない未来を築くことを求めて、経済産業省前で平和的なキャンペーンを行っています。そのお母さんたちに対して、枝野幸男・経済産業大臣が退去命令を出しました。警察がお母さんたちのテントを撤去しにやってくるまで、あと数時間しかありません。警察を止められるかどうかは、私たちの今の行動にかかっています!

>枝野大臣は、影響力ある原子力産業の圧力に負けつつあります。原子力産業は、福島のお母さんたちの闘いが社会の注目を集め、その真摯な努力が実り始めていることに脅威を感じています。今、全国で多くの国民が、お母さんたちの闘いに呼応して、危険な原子力発電をやめるように、声を上げ始めています。この勇気あるお母さんたちが警察によって立ち退かされないように、私たちが今、みんなで支援をしなければ、子供たちの命を守る闘いはつぶされてしまいます。

>残された時間は半日だけです!今すぐ、枝野大臣の受信箱に何千通のメッセージを送り、退去命令の撤回を要請しましょう。枝野大臣をはじめとする政治家たちにとっても、人命や安全が大事か、それとも目先の利益に固執するのか、選択の時が来ています。いま、福島のお母さんたち、そして脱原発に取り組む活動家たちとともに立ち上がり、原子力産業の汚いやり口を終わらせるために、クリックしてください。そして、このメッセージをすべての人に伝えてください。


撤去期限きょうの17時。。。もうほとんど時間ないけど。。。

とりあえず自分の分の署名送りました。

もしこれをご覧になられて ご賛同くださる方があれば、どうぞお願いいたします。



署名の送信はこちらからできます。






【追記】

びっくりしたぁ。。。私が署名送ってから15分ほどの間に 100名分以上数が増えてた。。。

時間無いからってあきらめなくて正解だったかも♪



それにしても、毎日複数サイトでニュースのチェックしてるんだけど、こういう話題がぜんぜん見当たらないのってどうしてなんだろう?




















今のいちばん♪

2012年01月25日 12時08分02秒 | ふと思うこと
やっちまったぁ~

うっかりこたつで明け方までうたた寝しちゃった

で 目が覚めたのが ちょうど空が白みかかろうという頃。

さて、ここでもう一度寝直すか・・・でも今からきちんと寝直したりしたら 今度はとんでもなく遅起きになりそうだ(^_^;)

じゃ このまま起きてる?・・・ちょっとアタマ重いけど(T_T)

こういうとき、すかさず自分に聞いてみる。

“この状況で 一番いい氣分になれるのはどぉれ?”



いい氣分って 微妙な面があるような氣がするんです。

たとえば、いつも寝坊な私が たまにうんと早起きすると 氣持ちいい♪

そこで、よ~し こんなに氣持ちいいなら毎朝早起きしよう!って思ってみる。

そしてある日、ふと氣づくと 「早起きすること」が目標になっちゃって、なんだか疲れてくる。

行き過ぎて 焦点がずれちゃったのね



こんな失敗を繰り返し、また、かなりネガに偏り氣味だった感情に振り回されて さんざんな思いを積み重ねる中で、

「一番いい氣分なのはどれ?」

って 自分に尋ねる習慣を身につけました。



早起きなら早起きにこだわってると、過去(それを氣持ちいいと思った瞬間)に焦点が合わさってずれちゃうのね(^^ゞ

だったら、いつも 今・ここ から選びなおせばいい♪

こだわりや執着を捨てて 「今の一番」を考えると、選択肢も相反する二つだけじゃなく、けっこうたくさんあることに氣がつきます♪



という次第で、けさは 目覚ましを1時間後にかけて 本を読みながらちょっとだけうとうと。。。のつもりが 予定より長く眠り込んじゃった~

ま、しょうがないか・・・その後は ちょっとだらしなかったなぁって居心地悪い氣分を払拭するために、からだの動くまま まず身仕舞いをきっちりと。

やっちゃったものはしょうがないもんね。。。現状を受け入れて そこから始めて その先をいかにHappyにもっていけるか、だよね♪



いったん今の自分を認めて そこから新しくスタート切れば けっこういい氣分ですいすい動けるもの、おかげさまで無事お昼にこぎつけました♪

ひと通りのことを済ませたら、午後は 用足しや買い物を兼ねて 温泉汲みに湯の峰に行ってきま~す♪

眠くなったら 車の中でお昼寝してきます












晴れた~!

2012年01月22日 10時38分11秒 | 紡ぐ暮らし
けさは 自治会集会所のお掃除当番で 6時半起き。

清掃は8時からなんだけど、この辺りは皆さんかなり早めに出てこられる傾向があるもので。

何しろお通夜でさえ 7時からと案内されていても 6時45分から読経が始まるお土地柄。

何年も住む内に だんだん様子がわかってきて、地区の行事のときは いつも20分以上前にスタンバイしておく習慣がつきました。

さすがに 以前神社の清掃で 出遅れたかなぁと思いつつ5分前に駆けつけたら、「もうあらかた終わったで」と言われたときは、時間決める意味なくね?と思っちゃったけど(笑)

幸いけさはそう早い出足でもなく、10分前に行ってちょうど。

集会所がすぐお隣なので、氣配や物音でタイミングが掴めるから こういうときは助かります。



掃除が終わって外に出たら、おお、お日さまが出てきた~

二日降り続いた雨、きょうも曇りかな?と思っていたので なんだかうれしい氣分♪

急きょ予定を変えて洗濯することにし、洗濯機が回ってる間に 家周りの草取りと生ゴミ埋め、ストーブの灯油の補充など あれやこれや。

晴れっていうだけで なんでこんなにうれしいんでしょうね。。。からだがスイスイ動いちゃう


洗濯物を干し終えたところでいったん休憩、おやつタ~イム♪

きょうのおやつ。



温泉珈琲のカフェオレと甘納豆(^^)

甘いものと組ませるときは コーヒーにはお砂糖入れません。

甘納豆は近所のスーパーで久々に見つけて買ってきたんだけど、ん~、美味しい



さてさて、せっかくのいいお天氣、お昼ご飯のあとは 何して遊ぼっかな~













心の栄養 ~ 絵本 「すみ鬼逃げた」

2012年01月19日 23時05分59秒 | 大好きな本・映画・ほか
きょうは 午前中曇りで 午後から雨。

半日たっぷりと降ってくれました。

南紀はこのところずっと乾燥していて、奈良から戻ったとき 外周りのお花さんたちがしょんぼり萎れかかってたくらいカラカラだったから、この雨はうれしい♪

山の緑も川の生き物も お隣の小学校の芝生もきっと喜んでいるだろうなぁ♪



小学校といえば、きのうは今年初めての読み聞かせの日でした。

5、6年生担当のはずが、6年生は他にすることがあるそうで 不参加。。。残念。。。

まあ仕方ないよね、いろいろと予定が押してるもんね


読ませてもらったのは 岩城範枝さん作の「すみ鬼にげた」。

「すみ鬼」とは、奈良の唐招提寺・金堂の四隅の軒下で 正座して屋根を支える邪鬼のこと。

ふだんは人目に触れることのない場所にいたこの鬼たちが、2000年に始まった金堂の平成大修理に伴う解体で 地上に降ろされ、2005年の東京での「唐招提寺展」でお披露目されて 作者岩城さんの目に留まったのが、このお話の生まれるきっかけだそう。

あとがきから興味が湧いて ネットで調べてみると、この大修理のときの写真がいくつか見つかって すみ鬼さんたちのものもあったんだけど、確かに四体のうち三体までは 目がぐっとつり上がって おっかない形相なのに、一体だけ なんか笑ってるようにも見える ゆるい表情の鬼がいる。

岩城さんがこの鬼をじっと見つめるうちに 心の中からむくむくと湧き上がってきたイメージが形になったのが、この「すみ鬼にげた」。

ほんと、この鬼さんのキャラクターが とっても魅力的なのです♪

舞台が 何度か行ったことのある唐招提寺と吉野の山中ということもあって、軒下から解放されて 肩に宮大工見習いの少年を乗せて 真っ暗な山道を走っていく鬼の姿や、すっぽりと闇に包まれた大木の森での化け物たちの力勝負など、なんだか生き生きと目に浮かぶよう。

読むのに30分ほどかかる 絵本にしては長いお話なんだけど、時間を計りながら 何度か読む練習をするうちに、すっかりこちらの心の中に入り込んでしまったようです



わが町のささやかな蔵書でも、5年間たびたび通っても とても読み切れないぐらい いろいろな絵本があるけれど、子供たちに読んで聞かせるときは やっぱりこちらも心魅かれるお話を読みたい。

大人になってからはほとんどご縁のなかった子供のお話、このお役目をいただいてから 新たに数々の魅力ある世界に入り込ませてもらいました。



本に限らず 絵でも音楽でもそうだけど、ほんとうに好きで 繰り返し見聴きして味わったものは、いつの間にか自分の中に取り込まれて 心の一部となり、内側の世界を よりいっそう広く深く豊かなものにしてくれるんですね。

心の栄養っていうことね

それならば、子供たちにも自分にも いのちの糧となってくれるような 素晴らしい本を これからもどんどんプレゼントしていきたいなぁ♪


「すみ鬼にげた」、奈良出身の画家・松村公嗣さんの挿絵も 色合いが美しく 表情豊かで心に残る、お勧め絵本です(^^)











女正月

2012年01月15日 23時35分50秒 | 紡ぐ暮らし
近畿は 今日・1月15日までが松の内。

夕方 玄関のお飾りを外しました。

そしてきょう、小正月、別名女正月。

「本来は人日まで竈を休ませるはずの松の内に、忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、女正月という地方もある」(ウィキペディアより)

うんうん、今年はねぎらわれる資格 あると思うぞ

・・・って言ったって、ねぎらうもねぎらわれるも どのみち自分ひとりなんだけど(笑)

いいのいいの、氣分の問題だから♪

というわけで、今年も小豆粥を炊いて ひとり静かにこの日を寿ぎました(^^)



お粥を炊くときは 基本塩味はごく薄くか、または全然つけないか。

お米と小豆、それに湯の峰の温泉水、この滋味深いコラボをじっくりと味わいます。

きょうのお昼は シンプルにこれ一品、それだけでとっても満たされました




実家での日々は 買い物と食事の支度で ひたすら台所に立ってた印象、忙しくてブログどころじゃなかったんだけど、お正月氣分のお名残に、懐かしの写真をちょこっとお披露目。




今年のお節。

家から持ってきた黒豆、プラス筑前煮、ブリの照り焼き、栗きんとん、紅白なます、昆布巻き、八つ頭の含め煮、数の子、そしてわが家定番のフルーツ寒天。

それに、母が毎年取り寄せるオードブルと 市販のかまぼこ類、伊達巻、そしてお雑煮。

八つ頭の下ごしらえと数の子の漬け込みは 母が担当してくれました。

三食の支度と並行して これだけの品数を作ったのは初めてだけど、その分自己満足度も大(笑)



元日の夕方からは 弟宅で新年のお招き。



少しずつ取り分けて持参したお節を、さっそくきれいに盛り付けて 用意してくれていたオードブルと並べて出してくれました。


こちら、姪のほーちゃん手作りの里芋の煮物。



ほーちゃん 現在中学一年生。

冬休み中に何か一品料理を作るという宿題が出て、パスタとか今風のメニューも考えたらしいんだけど、中学生にしては渋く 母方のおばあちゃんに教わりながら こんなに味わい深い和の品を♪

薄味だけど しっかり中まで染み込んで とっても美味しかったのですよ♪

あの小さかったほーちゃんが すっかりお姉さんになって こんな立派なお料理を・・・と感激、絶賛、花丸、伯母馬鹿(笑)


そしてこちらは、弟の渾身の一品、サムゲタン。



昨秋韓国に行った彼が あちらの料理に感銘を受け、鶏丸ごと一羽のほか、八角、クコ、乾燥ナツメ等々を奥さま百々子さんに買い整えてもらい(朝鮮人参も入れたかったらしいんだけど これだけは入手できなかったそう)、ダッチオーブンで数時間がかりで煮込んだ力作。

思わず台所に闖入して 撮らせてもらっちゃった♪




見事完成、盛り付けたところ。

お味のほうは。。。複雑絶妙、私のボキャブラリーでは言い表せません。。。とにかくひたすら美味しかったとしか♪


さらにもう一品、百々子さんの焼いてくれた これまた絶品のチヂミがあったんだけど、私 美味しさのあまり 食べるほうに夢中で写真撮り忘れました(笑)、ごめんなさい~



食後は、ほーちゃんのリクエストで持参した百人一首をばら撒きで。

百人一首は 私たち姉弟が小学生の頃から お正月遊びの定番になっていました。

おかげで 高校生の頃には なんの苦労もなく百首が(いささかうろ覚えのも混じってたけど)頭に入っていて。

今は中一でもう覚えなければいけないんですね。

冬休み中に全首暗記とのこと、それならこうやって楽しく覚えるのが一番♪



弟、ほーちゃん、母、そして弟宅の愛犬ソッティくんも仲間入り♪




犬が大の苦手だった私の苦手意識を溶かしてくれた 心優しい男の子、ソッティくん、そっくりさんのぬいぐるみとツーショット♪

「ソッティ」という名前は、イタリアに家族旅行中のほーちゃんが出会ったあちらの男の子の名前をもらったそうです。



ひとしきり遊んだあと、先ほどのサムゲタンのスープに〆の中華麺を入れたものが登場♪



これがまた何ともいえない美味しさ。

もうお腹パンパン、幸せいっぱい♪

食べて遊んで、すっかり子供氣分に返っての楽しい楽しいお正月

耕平くん、百々子さん、ほーちゃん、元日そうそうこれだけの支度、どんなにか大変だったでしょう。

心づくしの素晴らしいひとときを ほんとにほんとにありがとう




さて、お三箇日が過ぎると、今度はお節のリサイクル料理に明け暮れることに。

かまぼこと筑前煮のかき揚げ、筑前煮ともち米の中華風おこわ、きんとんにリンゴのバター炒めを加えたスイートポテトもどき、などなど 新作を数品。

帰宅前になるべく作り残しが出ないようにと あれこれ作っては食べ、作っては食べ、いささか胃がくたびれてきたところで、これ。



7日の朝食、七草粥。

このタイミングで七草の日がやってくるありがたさをこれほど痛感したことはありません。

胃にも心にも しみじみ優しい朝ご飯でした。




・・・ちょこっとお披露目とかいいながら、ふと氣づけばとんでもない字数に(^◇^;)

書きながら ひたすら懐かしくて 我を忘れてすっかりいい氣分になっちゃって。



過ぎた日々を味わい返しながら 心の中でのリバイバル上映、女正月の行事にぴったりだったかも♪


そして長々とお付き合いくださったみなさま、ごめんなさい、ありがとうございますm(__)m
















This is my world♪

2012年01月12日 21時30分37秒 | 紡ぐ暮らし
9日晩に奈良から戻りました。

10日は自主休業日(笑)、そしてきのうからまたいつもの暮らしに復帰♪

今年もここで暮らしを紡いでゆくよ(^^)



きょうのお散歩。



このお天氣ですもの、歩かずにはいられない♪


歩き出して少ししたら、コートの下が汗ばんでくるほどの暖かさ。

空の表情もほんのりと優しい

 




集落と集落の間の車道、人影まったくなし、たま~に車が通るぐらい。




あ。。。川の水、だいぶ透明感が戻ってきたね♪




ふと見かける赤が なんだかうれしくて♪





奈良では全然歩かなかったから ちょっとナマってる感じだったけど、久々に思いっきりからだを動かすの 氣持ちよかった~




帰宅して郵便箱を開けたら、ドイツ在住の従妹から小包が。



毎年送ってくれるお手製のジャム、とお菓子にカード♪

ドイツの人と結婚してリュネーブルグというところに住んでいて、家の近くの森で摘んだり 産直で買ったベリー類を それはそれはコクのある美味しいジャムに煮て プレゼントしてくれるのです♪

お写真見せてもらうと、お家の周りは広々した自然のとても美しいところ。

これを頂くたびに 私も森で摘んだベリーのジャム 作ってみた~い という憧れを抱かせてもらってます♪

それに 俄然パンやパンケーキを焼きたくなる意欲もね(^_-)




そして きょうのおやつ。



はい、今年もまたこの真っ黒コンビ(笑)

年末に煮た黒豆を 自分用にも冷凍しておきました♪

ブラックコーヒーとの相性抜群♪

ただ、冷凍したせいか 舌触りがちょっとザラついてるかな。。。

ま いいや、そのうちまた新しいの煮ようっと♪



いつもの大好きな暮らし、いつものペース♪

これぞ My World\(^o^)/
















わたし時間

2012年01月02日 09時21分41秒 | 紡ぐ暮らし
今年も箱根駅伝を見ています。

両親はまだ起きてきません。。。夕べ夜更かししてたもんなぁ。。。

私だけ 駅伝見たさに6時半起き♪

おお、今年も早稲田すご~い♪

ちらちらとテレビに目をやりつつ お雑煮の支度などしています

外は雨がやんで お日さまがさしてきました(^^)

静かな時間。。。こんなひとときが大好きです♪