毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

実習

2014年04月21日 21時24分22秒 | ふと思うこと


きのうから 12日ぶりのわが家。

しとしと雨の中、ときおりウグイスの声が艶やかに響く、のどかで静かな休日でした。

波の音が日夜聞こえる白浜もいいけれど、やっぱり私には山の中が性に合うらしい。

ちょくちょくお休みで戻ってきてはいたのですが、連休は久しぶり。

1日だけのお休みだと、家のことをして PCであちこちのサイトをさっと見て回るのが精一杯だけれど、2日だとさすがに余裕があります。

というわけで、久々になつかしのわがブログ



ずいぶん長いような氣がしていた3ヶ月の仕事も、ふと氣づけば あと2週間でおしまい。

早く家に帰って元の暮らしに戻りたいと思うこともたびたびでしたが、あと少しだと思うと なんだか名残惜しいような氣がしないでもなく

仕事第一日目の2月8日は 全国的にもめったにないほどの大雪、その後梅が咲いて、少しずつ暖かくなり、空や海の色が濃くなって、やがて満開の桜に囲まれ、今はすでに新緑の季節にさしかかって、来る5月3日は 本州で最も早く 白良浜の海開き。

厳冬から春、そして初夏へと移り変わる白浜をじっくり味わわせてもらいました(^^)



そして。

私の内側の世界も、土の下で発芽を待つ長い時を経て、今そろりそろりと何かが開かれようとしているかのような



方程式を教わったあと、それを使って実際に計算問題を解いてみる。

新しい言葉を習ったあと、それを使って実際に文章を作ってみる。

白浜でのこの3ヶ月は、ちょうどそんな感じで、それまで読んだり聞いたりして取り込んできたさまざまな視点や概念を 実地で使って自分のものにするための実習の場なんだという氣がしています。

いや、むしろ 自分のものでないものを手放していく実習の場って言ったほうがいいかもしれないけど(^^ゞ



ひと言で言えば、「すべては自分が創っている」ということを、ただの言葉や物語でなく 具体的事実として実感する体験の場として この3ヶ月という機会を与えられたんだなぁと思っています。

仕事仲間やお客さま、多くの人と出会い触れ合い、いろいろな状況があって 出来事があって、そのすべてを自分の意識や世界観の投影として捉え、意に染まない見方を変えていく、必要ない考えを手放していく、そんな体験を積み重ねるうちに、以前は見えなかったものが見えるようになり、自分が変わってきたのを、外側の現象の変化を通して感じさせられる毎日です。

なんかまだうまく言葉にならないけれど

3か月分の体験という素材から さまざまな氣づきが生まれるのは、もう少しあとのことなのかもしれないね。



10年前の白浜での半年は、この「見えるものすべてが自分の意識の反映」という視点がまだなかったため、自分でこしらえ上げた世界に閉じ込められたまま 辛くてもどうしていいかわからず ジタバタするしかなかった。

それはそれで ちゃんと意味のあることだったのだけど。

しかも、あの頃は住み込んでいる寮以外に自分の場と呼べるものがなかったため、余計どっぷり浸かり込まざるを得なかった。

でも今は、あの頃にはなかったさまざまな知識や情報が力になってくれている。

さらに、仕事場から離れたところに、自分の氣のこもった心許せる場所がある。

最初のうちは、「なつかしいなぁ、やっぱりわが家っていいなぁ」という氣持ちが強く、よそに行ったことで ホームグラウンドの良さを認識させられる体験のほうが大きかったのですが、次第に「実習の場」から離れたわが家というくつろげるスペースで 職場でのさまざまな出来事を客観的に吟味し、その意味するところを知るというほうに ウエイトが傾いてきました。

いずれにしても、職場というアウェイとわが家というホームの往復がなかったら 見えてこなかったこと。

つくづく、万事完璧に用意されていたんだなぁ。。。と感嘆させられるばかりです。



さてさて、明日から残すところ2週間の実習、26日から始まるゴールデンウィークが今回の学びの山場のようです。

今夜はもうしばらく 好きなことをしてのんびり過ごすとしましょう。

クライマックスに向けて しっかり充電しておかないとね☆

それに、美しい海辺で暮らすという貴重な体験も、おしまいまで存分に楽しませていただきましょう♪




更新がない間も訪れて下さったみなさま、いつもほんとうにありがとうございます。

どうかよき春を、そして楽しいゴールデンウィークをお過ごし下さいね