毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

スープもの、ときどきローリエ ・ きょうも台所は絶好の遊び場

2017年11月14日 18時39分55秒 | 紡ぐ暮らし


“スープもの” でもうひとつハマッたのが、マグロの水煮。

ツナ缶は オイル漬けよりもスープ煮を愛用していましたが、ある日ふと これも手作りできるのでは? と思いつき、レシピ検索したら これまた出てくる出てくる♪

さっそく 切り落としの大パックを買ってきて 試してみました。

作り方は鶏ハムとほぼ同じですが、漬け込む手間がいらないだけ簡単です。

鍋にマグロが十分浸るぐらいの水を入れ、塩、粒コショウ6~7粒、ローリエ2~3枚、さらにお好みで ローズマリーやタイムなどのハーブや にんにく、生姜、鷹の爪、にんじんの皮や玉ねぎのヘタ、太ねぎの青いところやセロリの葉っぱ、パセリの茎など 香りのいいものなら何でも、あとお酒か白ワインを少々に、貴秋は冷凍してあっただし取り後の昆布なんかも入れちゃいます。

で、それらをくつくつ煮出したところに マグロを投入。

マグロは事前に塩と酒少々を振りかけておくといいようですが、貴秋が試した限りでは パックから出したのをそのまま放り込んでも問題ナシです

あとはマグロに火が通るまで煮るだけ、マグロの大きさによって 時間を加減してください。

出来上がったら冷めるまでそのまま置いておき、3日以内に使い切れる分だけ残して あとは小分けして冷凍します。




この自家製ツナ、魚肉の美味しさもさることながら スープがまた絶品なんです。

魚臭さなどまったく感じさせない 品のいい味。

冷蔵庫に入れておくと、ぷるんとした煮こごりになります。

身のほうはピラフやパスタ、サラダなどさまざまな料理にせっせと使い、スープはコンソメやポタージュのベースにしたり、スープパスタや塩味パンケーキの生地に入れたりしますが、一番のお氣に入りはミルクリゾット。

マグロの旨みが利いているから 具は野菜だけで十分です。

玉ねぎ、にんじん、ピーマン、ナス、セロリなどの野菜と しいたけ、しめじ、えのき、舞茸などのきのこを粗みじんに切り、厚手の鍋にオリーブ油を熱して炒め、洗ってない米を加えてさらに炒めます。

米が透き通ってきたら ツナスープを米が浸るぐらいに入れ (足りなければ水を足す) 、塩こしょうと白ワイン少々を加えて ときどき軽く鍋底からかき混ぜながら強火にかけ、沸騰したら火を弱めて15~20分ほど煮ます。

水分が減ったら注ぎ足し、仕上がりちょっと前に牛乳または豆乳を入れて、米がお好みの柔らかさになったら 味を整えて出来上がり

上品なツナの旨みとミルクのまろやかさが溶けあった 舌にも胃にも優しいリゾット、パセリや粉チーズを振って召し上がれ




魚の水煮をもう一品。

旬のサンマが出回り始める頃 解凍サンマの安売りがありまして、4匹ほど買い求めました。

さっそく頭と内臓を取って 身を骨ごとぶつ切りにし、ひたひたより心持ち多めの水と塩、ツナのときよりやや多めの酒、にんにく ・ 生姜の薄切り、ローリエ2枚、鷹の爪1本を圧力鍋に入れて、サンマが骨まで柔らかくなるまで煮ます。

身のほうは パン粉焼きやサンマとキャベツのペペロンチーノに使いましたが、残ったスープでカレーうどんを作ったら、これまた絶品。

サンマの身の残りと 大根、にんじん、ねぎ、玉ねぎ、ニラ、もやし等お好みの野菜ときのこ類をスープで煮て、しょうゆと酒、みりんで濃い目の吸い物ぐらいに調味し、カレー粉 (余ったルーでもOK) を入れて、熱々の茹で麺にかけていただきます。

鯖とカレーの相性がいいのは知っていたので サンマでもきっといけると思って作った一品、いつもなら麺類の汁は残す父が 丼を見事に空にしてくれたのが 何よりの賛辞でした (^^)




これだけせっせとスープものを楽しめたのは、ひとつには たっぷり収穫できた庭のローリエのおかげ。

切られてしまった木の彦生えが あっというまに背丈を超えて生い茂ったのを 初夏に剪定したら 数百枚の葉に恵まれ、数日がかりで洗って拭いてより分けて、傷み氣味のものは服の防虫用に、きれいなものは押し花のようにペーパータオルと新聞紙に挟んで本で重石をかけ、平らに干し上がったものを一部は自家用に、残りは小分けしてジッパー袋に入れて 友人知人へのプレゼントに。

ちょうど梅雨時にさしかかってしまったので 完成までに2週間ほどかかりましたが、その成果を今ふんだんに使える幸せよ♪

スープものブーム、まだまだ続きそうです。





















緑茶とスープ ・ きょうも台所は絶好の遊び場

2017年11月13日 16時03分13秒 | 紡ぐ暮らし


桜やハナミズキの葉が紅葉し、山茶花 ・ 乙女椿がどっさり蕾をつけ、ヒイラギの花は満開で庭中えも言われぬ香りに満ちて。。。。季節は淡々と着実に巡っています。

ご無沙汰しておりました m(__)m

以前からご訪問くださっている方は、このブログが滞っているときは おおかたまたブログ主の内側であれやこれや進行中なんだろうと見当をつけてくださっていると思うのですが、今回もまったくそのとおり。

いろいろあり過ぎて 何からどう書けばいいものやら・・・・・

なのできょうはちょっと内面の話から離れて、ここしばらくの台所模様を。

その後マンデラ ・ エフェクトは音沙汰なしで、相変わらずカメラが使えないのが残念ですが (^_^;)




この初夏から秋にかけてハマっていたのが、緑茶料理とスープもの。

超男性的思考で台所のさまざまな方面の合理化を図った父、苦手な茶殻の処理を省こうと 茶葉を粉末にすることを思いつき、タイミングよく頂いたギフトカタログで緑茶ミルを見つけて手に入れたまではよかったんですが、定期購入の茶葉が消費量と釣り合わず溜まる一方という事情については なぜか合理精神が働かないようで知らん顔

かくなる上は 料理で一挙に大量消費するほかあるまいと乗り出した貴秋、「緑茶」 「料理」 でレシピを検索したら出てくる出てくる、おかげでこの夏は緑茶料理三昧でしたが、中でも氣に入ったのは 緑茶と青魚の取り合わせ。

緑茶の香りとほろ苦さが 青魚のクセをカバーし、実にいい塩梅。

緑茶粉を塩焼きにかけたり、ムニエルの粉に混ぜたり、パン粉焼きのパン粉に合わせたり、サケの冷製のタルタルソースを緑茶風味にしたのも 目先が変わって美味でした

また 緑茶塩もお氣に入りの一品。

粗塩を炒ってすり鉢で細かく摺り (すり鉢好きは相変わらず)、粉末緑茶と合わせて小ビンに入れ 冷蔵庫で保存します。

天ぷらや焼きナス、焼きしいたけ、冷やっこ、ふかしたじゃがいもや里芋などにぱらりとかけて、さらにパスタやスープのアクセントにもなるし、ピラフやリゾット、白ご飯にちょこっと振るのもよし。

あと、じゃがいものポタージュを緑茶風味にしてキンキンに冷やしたのも おいしかったなぁ。




加えて スイーツとなると、さらにアイデアが広がります。

緑茶ケーキに緑茶クッキーはもとより、緑茶ゼリーに緑茶ババロア、緑茶団子に緑茶わらびもち、緑茶寒天を入れたみつ豆なんかも作ったっけ。

亡き母が溜め込んでいた大量の粉寒天も合わせて消費できて助かりました (^^)v

そうそう、ほんのり甘味をつけた緑茶ミルクもお勧めですよ♪




“スープもの” とは、ポタージュスープやコンソメスープのことではなく、肉や魚を茹でてとれるスープ、すなわち茹で汁のこと。

ハムやソーセージが好きな父に 添加物入りのものは極力食べさせたくなくて、中性脂肪値ダウンも兼ねてせっせと作ったのが 鶏胸肉を使った鶏ハムや鶏チャーシュー。

この鶏ハムの肉を茹でた後のスープが 肉のうまみと香草や香味野菜の香りが溶け込んだ絶品で、これを漉してとっておき 後からポタージュのベースにしたり リゾットに使ったりしていましたが、あるときふと思いついたのが 最初からハムとスープの二品をいっぺんに作っちゃうアイデア。

胸肉 (中性脂肪対策で 皮は除いて別に使います) は 前の晩に塩、さとう、酒といっしょにビニールに入れて 軽く揉んでおきます。

翌日、肉が十分浸かるほどの水に ローリエの葉数枚と粒コショウ数粒、白ワイン少々、玉ねぎのスライス、皮をむいて1センチぐらいの輪切りにしたにんじんを加えて火にかけ、沸騰したら 寝かせていた胸肉をタコ糸で縛ってロール状にしたものを漬け汁ごと入れ、中火~中弱火で15分ほど茹でます。

茹で上がった肉は取り出して冷まし、残ったスープから ローリエと粒コショウを取り除き サツマイモの輪切りを加えて煮ます。

イモが柔らかくなったら火を止め、冷めたところで野菜ごとミキサーやブレンダーにかけてピューレ状にし、牛乳や生クリームを加え 好みの味をつけて出来上がり。

鶏ハムは、肉を柔らかくするために漬け込むときにさとうを入れるので、スープがほんのり甘くなります。

その甘味を生かそうと思いついたのが、にんじんやサツマイモ、玉ねぎなど甘味の濃い野菜を使ったポタージュ。

塩は控えめにして 盛り付けたときに真ん中に 飾りを兼ねてシナモンやクローブをぱらりと落とすのが貴秋流、熱々も冷やしたのも美味しいです。

パセリやミントをあしらうと スープのサーモンピンクに映えておしゃれですよ♪

鶏ハムのほうには マヨネーズに粒マスタードとしょうゆを混ぜたソースを添えるのがお氣に入りです




。。。。と こんなことを書いてたら あっというまに2000字超えちゃった (^^ゞ

スープの話がもうちょっとあるので、いったん切りますね☆