前回 ・ 前々回とお話した感覚フォーカスですが、念のため申し上げれば 貴秋はこの手立ては万人向きではないと思っています。
「言葉を使わない」 というのは瞑想などですでに行なわれていることですし、またよく言われる 「ワクワク」 は 負の思いなどすっ飛ばして ダイレクトにワクワクの高い波動に焦点を合わせること、こういったことが最初からすんなりできるのなら わざわざネガ感情にフォーカスする必要などないのです。
が、この世界には いろいろな人がいます。
湧き上がる言葉をそう簡単には止められない人もいれば、不安や恐れや怒りの感情が強過ぎて ポジに焦点を合わせようとしてもすぐまたネガに引き戻されてしまう人もいるわけです。
感覚フォーカスは そういう方向けの手立てのひとつとお考えいただければ幸いです。
空回りせずハートとつながったマインドや肯定的な意識へと切り替える前段階の地ならしのようなもので、あくまでも 手立ての 「ひとつ」 です。
手ごわいブロックを抱える人についても さまざまなカウンセリングやヒーリングやメソッド、ボディワーク、催眠療法などが目白押しな昨今、貴秋はそのあたりのことには詳しくないのですが、多くの人が支えられ 助けられていることでしょう。
自身の抵抗波動が強い場合、他者の視点や力を借りることは ことさら大きな助けになると思います。
また、味方がそばについていてくれるというだけでも おおいに励まされるでしょうし。
それでも他者の手は借りたくない ・ 借りられない、自分ひとりでなんとかしたいという方がおられるなら ヒントのひとつにはなるかもしれない。。。。感覚フォーカスとはそのようなものだと貴秋は位置づけています。
貴秋自身まだまだ探究の途上なのですから、よろしかったら参考になさってください以上のことを言えるはずもありませんが、ただ 肝である 「言葉を使わない、切り離す」 という点は 注目していただいてもいいかなと。
前回も書いたように 強固なブロックほど言葉にならない形で入り込んでいるようなので、言葉や理屈を超えたところで働きかけるのがポイントになるかと思います。
ほんとうの自分を取り戻す道、ほんとうの望みをかなえる道は、きっと人の数だけあるはず。
最初は借り物の手立てでも、長く続けるうちに 必ずといっていいほど自分なりのオリジナルが生まれてきますものね♪
それを持ち寄って バイキングのメニューが増えてゆくように 新しいアイデアや選択肢がどんどん増えてゆけば、覚醒の道のりも みんなの力が合わさって にぎやかで楽しいものになるんじゃないかな、とそんな氣がしています (^^)