太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

からだの声

2016-07-01 20:55:02 | 日記
体のどこかに故障が出るときは、からだの声を聞くチャンスだという。

それが同じ箇所に何度も出るようであれば、なおさら重要な声である。

からだの声=こころの声であり、

自分の深い部分が、からだを通して何かを伝えようとしている。


昨年5月から、右瞼の裏に特大にきびのようなものができて、

手術で切開したものの、同じ瞼に再び違うものができて、それがいよいよ左目にも現われた。

同じ目を2回手術し、左目も切った。

それでも尚、左目の瞼の裏には、右目の時のようなニキビのようなものができた。


これが何かのメッセージでなくて、なんだろう。

最初の手術の時点では気づかなかったが、二回目にできたときに「おや?」と思い

左目にもできたときには確信した。


私は何か間違っている。

「もっとよく見なさい」というメッセージがきている。

それは、今の仕事から得るものはないので転職するべきだということであり、

芸術にエネルギーを注ぐべきということであったろうと思う。


その証拠に、

転職し、職場で私の絵を売るようになり、ワイキキのギャラリーで働くことを決めたあと、

気がついたら、左目の瞼の裏にあったものがほぼ消えていた。


その突起は、普段は気づかないが、目を閉じると明らかに盛り上がっているというもので

今は、目を閉じた状態でもわからないぐらいに平らになっている。



かたくなに芸術を仕事にしてこなかった私が、

絵を売ることを決めたというのは大きな決意だ。

びくびくしながらではある。

嫌になったらいつだってやめよう、という気持ち満々でもある。

背中をむりやり押されて踏み台を蹴ったふうではあるが、

それでも、行動を起こした自分をほめてあげることにする。

瞼の塊が消えたのは、これでよかったからなのだと信じることにする。






にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村