太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

時空

2016-07-03 14:20:18 | 不思議なはなし
YOUTUBEで、夫が不思議な話をみつけた。

ある男性が、キッチンシンクの下にもぐりこんで何かの修理をしていたら、

何十年後かの自分に出会ったという。

現在の自分も驚いたが、向こうも同じぐらい驚いた。

とても信じられることではないが、どう見ても自分が二人いる。

彼は証拠として、腕に彫ったタトゥの写真を二人並べて撮った。


ああ、やっぱり。と私は思う。


いつか記事にもしたと思うが、私は夢の中で何度か似たようなことをを体験している。

私が、ある部屋から一歩外に出ると、そこでは皇太子様と雅子さまのご成婚パレードの真っ最中。

私はそうやって、若き日の父にも会っている。


過去は、過ぎてなくなってしまったことではなく、この瞬間も同じ場所にあるもの。

未来は、形のない未確定のものではなく、たくさんの未来が既にこの瞬間に存在しているもの。



「Frequency」という映画がある。(邦題はわからない)

主人公の父親は消防士で、彼が子供の頃に仕事中に命を落としてしまう。

30年後、主人公は物置から父親の無線機を見つけて、組み立ててみると、

30年前の父親と繋がったというストーリーだ。

主人公は、父親が死ぬはずだった事故から父親を救うことができる。

でもひとつの事実が変わると、起きるはずではなかったことが起きてくる。



映画の中で主人公は、無線機を通して子供の頃の自分と話をする。

この映画をみたときも、ああやっぱりそうなんだろうな、と思った。

6歳だった自分も、10歳だった自分も、この瞬間存在していて、人生をいきている。

日本で、エンジェルリーディングのセッションを受けていた時、

宿題に、未来や過去の自分に手紙を書く、というものがよく出た。

その時は、それは心理的なイメージのものなのだと思っていたけれど、

そうやって書いた手紙は、確実に未来や過去の自分に届くと私は信じている。

それぞれの時代の私は、それを受け取って少しずつ考え方や選択を変えてゆくことができるだろう。



未来は、作るものではなく、選ぶもの。

だから、私はこの先どうなりますか、と占い師に尋ねても仕方がない。

明日、ハワイは新月。

毎月新月に願いを書き出してきて、10年になる。

これは自分が何を欲しいのかを自分自身に対して明確にする作業である。

いろんなことが、少しずつわかりかけてきても、

相変わらず山も谷もしっかりとある人生に、気持ちが弱くなることがある。

どこかの時代の私が、今の私に手紙を書いてくれないかなーと待っている。




にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村