太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

果物の食べ方

2016-08-03 18:12:13 | 食べ物とか
この場合、アメリカ人は、と言っていいものかどうかわからないので、

私が知る範囲のアメリカ人は、ということにしておこう。

果物を皮ごと食べる。

リンゴブドウも、むいて食べている人を見たことがない。

私はといえば、子供の頃からそれらすべては皮をむくものだと思って育ったから、

しばらく自分だけ剥いて食べていたが、今ではすっかり皮ごと派になった。

むしろ、皮と実の間が美味しいような気もするし、

こちらの人々が皮ごと食べる一番の理由である「歯ざわりがいい」というのもわかる。

なにしろ楽だ。

ただ、この中で柿だけは、剥く。

柿の皮はおいしくない。





ブドウは、巨峰のような大きなものも、以前は爪の間を紫にしながらむいて食べたものだが、

洗ってそのまま口に放り込む。

桃のけばけばも、洗えば気にならない。

いつだったか、お弁当にリンゴを持って行ったとき、日本人の同僚が

それが皮付きであるのを見て驚いた。

彼女のご主人は日系アメリカ人で、やはりなんでも皮ごと食べるのだそうだが

彼女はどうしてもそれに抵抗があるのだという。

「それに農薬とかあるから、オーガニックじゃないと食べられないし」

オーガニックの果物があれば、それを買う時もあるが、たいてい普通のを買って

食べる直前に レイキ をかけてから食べる。

(レイキ(霊気 英:Reiki、Ray-Ki)、レイキヒーリングは民間療法であり、手当て療法・エネルギー療法の一種である。 患者の治癒反応を促進することを目的とし、施術者が患者に軽く手を当てる、もしくは患者の真上に手をかざして、手のひらから「レイキ」というエネルギーを流す。 Wikipedia より)



最近、日本食スーパーでゴールデンキウイをみつけた。

普通のキウイは、どこかえぐい味があるが、ゴールデンキウイはスムーズな味で大好きだ。

私はこれを横半分に切って、スプーンですくって食べる。

夫も最初は私の真似をしていたが、そのうち皮ごと食べてしまうようになった。

さすがに私は、キウイの皮は食べたくない。



みかんやオレンジは、輪切りにして、皮の一部に切り目をいれ

そこから手で広げて食べる。

日本でいう、夏みかんやはっさくといったものも、きっとあれば、そうして食べる。


母は昔、夏みかんを1個ずつ丁寧に剥いて、ホロから中身を取り出し

タッパーに入れてから砂糖をまぶして冷蔵庫に入れていた。

昔の夏みかんはほんとうにすっぱいものもあったが、こうしておくと

ほどよく冷えた頃には砂糖がからまって、なんとも爽やかなデザートになった。



実はグレープフルーツも、この輪切りにして切り目を入れて広げて食べる、という食べ方が一番だ。

なぜかグレープフルーツというと、半分に切ったものをスプーンで食べるものだと思い込んでいた節があるけれど、

このやりかたで、せいせい食べられたことがない。

細かく分かれたホロの中にある果肉をスプーンですくおうにも、

きれいに果肉がとれないどころか、飛んだ果汁が目に入ったりしていらいらする。

食べ終えたあとの様子も美しくない。

グレープフルーツ用のスプーンというのも試したことがあるが、結果は大して変わらなかった。

なんでもっと早くこの食べ方に気づかなかったのか、と思いながら

今朝もグレープフルーツを食べた。







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