太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

カラモンディン

2020-10-04 13:58:48 | 食べ物とか
世の中には、知らないことが大半(私の場合は95%ぐらいだと思う)なのだなあと思う。
なにしろ、シンガポールがフィリピンにあると思っていたアホである。(「ばかまるだし」の記事はコチラ

だから、私がカラモンディンを知らなかったとしても仕方がない。


日曜日に行くカイルアのファーマーズマーケットで、ジャムを買う。
お値段高めなんだけれど、店では買えないようないろんな種類がそろっていて、美味しい。
ジャムはおもにヨーグルトに入れて食べる。
今、食べているのは、リリコイ(パッションフルーツ)+ジンジャー。
生姜の細い繊維が時に混ざっているほどワイルド。

昨年は庭のライムが豊作で、2回もライムマーマレードを作ったのだが(ライムマーマレードの記事はコチラ
今年はジャムにするほどの実がならない。
保存していたライムマーマレードも底をついたので、マーマレードを探しに、そのジャム屋に行った。

年々、マーマレードのあのほろ苦さが好きになる。
私の統計でいくと、男性よりも女性にマーマレード好きは多いように思う。

「どんなマーマレードがある?」

するとジャム屋のお兄さんは、
「ある、ある、いろいろあるよ」
と言っていくつもの瓶を出してきた。
その中で目をひいたのが、柚子。
若い頃には柚子が苦手で、おうどんに入っている柚子を最初に取り除いて食べたものだが、今は好物だ。
ラベルを見ると、Calamondin Yuzu とある。
「か、カラ・・?」
「うん、カラモンディン。柑橘系の果物だよ」
柚子だけのマーマレードはなかったし、柑橘類なら美味しいに決まっているから、それを買った。



ちなみに調べてみたらカラモンディンはこういう果物だった。



実は、キンカンよりも少し大きいぐらいのサイズらしい。

一口食べてみたら・・・・・・・・

これは、困った。
美味しすぎる。
これじゃヨーグルトにばんばん入れすぎてしまう。
柚子の風味と、カラモンディンの風味が絶妙に合う。
見た目どおり、オレンジというよりキンカンぽい。

それにしてもカラモンディン。
不思議な名前。