人の記憶は、月日がたつにつれて、ほかの記憶とゴッチャになったり
知らずに脚色したりすることがある。
同じ出来事を同時に体験しても、人によって記憶の形が違うことだってよくある。
だから、何かが私の思っていたのと違っていても、
そういうこともあるかもな、と思って素通りすることにしているのだが、
素通りできないことが起きた。
昨日のスターアドバタイザー誌
毎週木曜日に、日本特集がある。
これは昨日の紙面で、東京の写真が載っている。
これを見て、私は非常に違和感をおぼえた。
富士山って東京からこんなに大きく見えたっけ??
静岡市民にとって、富士山は物心ついたときから毎日見慣れてきた山だ。
昔、恵比寿のどこかのビルの上から見えた富士山は、この3分の1ぐらいの大きさだったように思う。
この大きさで見えるのは、新幹線で富士川を渡るときではないだろうか。
清水の日本平から
富士宮市の富士山博物館から
むしろこっちのほうが遠いぐらいに見えないか。
これはほんとうに東京なのか?
それとも私の記憶がクルクルなのか?
姉に写真を送って感想を聞いてみた。
「これは・・・・・・東京からじゃないよねぇ??」
やっぱり。
「てか、今こんなに雪あるかね????」
そういわれてみればそうだ。
姉とのやり取りの末、これは立派な合成写真ということになった。
ハワイだからといっていい加減なことすんなー。
静岡県民を舐めるなよ。