太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

猫に鈴をつけるのは誰

2022-07-06 08:09:10 | 日記
今日、まる二か月ぶりに義両親がヨーロッパ旅行を終えて戻って来る。
彼らの留守の間、私たちは、自分たちが食べたいものを、自分たちのペースで食べることの快適さに目覚めた。

私たちの住む家を建てた当初、4人で食卓を囲むのは週に1日ほどだったのが、この数年は、外食好きの義両親が出かける日以外はほぼ毎日一緒に食べるようになった。
食事をしているときに、明日の夕食はどうするか話したり、そうでなければ、私が出勤前の支度をしているときに、シュートメが
「今夜のディナー、なにか予定はある?」
と聞きにくる。

シュートメが料理してくれたら楽だし、美味しいし、食べたくないというのでは全然ない。
けれど、私たちが食べたいものと、彼らが食べたいものとそのタイミングは微妙にズレがある。
それでも遠慮があって、シュートメの作るものを食べる。
たとえばシュートメが
「明日はスピナッチキャセロールにしようと思うんだけど、どう?」
と言った時、
「とんかつと味噌汁にしようと思ってたから、いらない」
とは言えず、
「それはいいね、じゃあこっちはサラダを作るよ」
となる。

それがこの2か月は、思うさま食べたいものだけを食べられた。
特に、夫がダイエット生活に突入し(はや、3か月以上!)、義両親との食べ物のズレはさらに広がっている。

そこで夫が提案した。

「彼らが戻ってきても、今までどおり毎日僕らのメニューを料理して、彼らは彼らで好きなものを料理して、持ち寄って食べるってことにしよう」


それってまるで持ち寄りパーティ。
それなら、相手の料理を食べたければ食べればいいし、食べなくてもいい。
なんて良い考え!

しかし、それを義両親に誰が言う?
そりゃ、かわいい息子の夫しかいないけど、夫にそれが言えるのか。
乞うご期待。